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第486話実はシュタイナーが貸してくれた収納屋敷
しおりを挟む『はあ、はあ…………』
疾風は息を切らし始めた。
勇はこれが外に漏れないかと不思議になるが合体中のものは制御可能なものだった。
「なるほど。よく分かってるじゃない、やってみなさい」
「ははっ」
パンドラドは満足し通信を終わらせる。
もはや用はない、勇は即座に屋敷から離れた。
ハードロックデーモンはなにか外に動いたと気づいたがねずみか猫かと思う。
わざわざ建物の二階に登るとは変わった生き物がいたものだ。巣でも作ってるのか。
どうせ戦いが終わったら建物ごとしまうのであまり気にはならない。
シュタイナーが貸してくれたものだが小型に収納して持ち歩きができるのでかなり便利である。
ハードロックデーモンもさてと、用は済んだと部屋を移動して弟分達のところにいった。
「聞け、野郎共!俺たちの作戦を伝える!」
『うおー!』
その声に弟分達は興奮して拳を上げる。
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