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第四百三十九話 そうなんだけど、ほんとは待たなきゃだめだ。こういうのは多分信頼に関わる

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「場所は三箇所、大きいのが一箇所に二つあるわね」



    リンネはレーダーを詳しく観察する。



「やっぱり分散したわね。行く?」



「派手に行っちゃう?」



    それを見るとリンネとアステリア王女はせかせかと言った。



「やめた方がいいんじゃないかな。連絡係の忍者の人とすれ違うかもしらないし」



    そんな二人にケイネスは注意する。



「そうね。やめておきましょう」



「でも、すぐくるかなー」



    リンネは納得するもアステリア王女は眉を潜めた。



「それはあるな。待つのもやってらんないよ」



    クリム王女がアステリア王女に同意する。



「そうなんだけど、ほんとは待たなきゃだめだ。こういうのは多分信頼に関わる」



    勇はきっぱりと居座ると言った。







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