400 / 628
第四百話 確かに自分はふざけている。勇者にしてはやはりふざけていると勇は思った
しおりを挟む確かに自分はふざけている。勇者にしてはやはりふざけていると勇は思った。
「んっん、ここは近づいて一斉に交換と行こうか」
勇はすぐ本題に切り替えた。
同時に四人で両側から歩き近づき、両足の長さほどの距離になると勇はヘヴィメタルデーモンを押し出す。デスメタルデーモンも同様に春愛を押し出した。
「ほら、ラスト!」
「いけよ」
さらにすぐさま春愛の手を取り連れていく。
「こっち」
「すまねえ兄貴、不甲斐な弟で」
引き取られたヘヴィメタルデーモンはデスメタルデーモンに謝った。
「いい子だ。よく生きてた」
デスメタルデーモンはそんな彼に安堵した顔を見せる。
「ふぃー」
人質を奪還したことでクリム王女は息を漏らした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
11
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる