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第三百五十話 下手に殺せば兄の方が逆上するっていうのはどうかしら
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「ふむ。下手に殺せば兄の方が逆上するっていうのはどうかしら」
「なるほど、さすが先輩」
エルハの推測に勇は関心する。
クリム王女は最初は自分の出した案なのにと口を尖らせた。
「さて、作戦もまとまったことだ。疾風、お客人に里を案内してやりなさい」
「はい。では行きますか」
長老に言われ疾風は勇達に片手を差し出す。
「行きますか」
勇はケイネスと共にすぐ立ち上がる。
「おわっ、とと…………あで!」
「大丈夫ですか!」
クリム王女は慣れない正座から立ちあがろうとしてよろけて膝をついて疾風がかけよった。
「これ、意外ときついな…………」
クリム王女は眉を潜める。
「イサミくん、手貸してくれるかしら」
「はい」
エルハは手を出して勇に支えてもらい立ちあがった。
「なるほど、さすが先輩」
エルハの推測に勇は関心する。
クリム王女は最初は自分の出した案なのにと口を尖らせた。
「さて、作戦もまとまったことだ。疾風、お客人に里を案内してやりなさい」
「はい。では行きますか」
長老に言われ疾風は勇達に片手を差し出す。
「行きますか」
勇はケイネスと共にすぐ立ち上がる。
「おわっ、とと…………あで!」
「大丈夫ですか!」
クリム王女は慣れない正座から立ちあがろうとしてよろけて膝をついて疾風がかけよった。
「これ、意外ときついな…………」
クリム王女は眉を潜める。
「イサミくん、手貸してくれるかしら」
「はい」
エルハは手を出して勇に支えてもらい立ちあがった。
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