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第三百三十六話 いやつか誰だよ!俺様の弟分もギターもぶち壊したやつー! 本文編集
しおりを挟む「うっ…………」
ケイネスは一瞬にて闇の力を失い倒れる。
勇はすかさず駆け寄り彼を抱きかかえて離れた。
「てんめえ……………いやつか誰だよ!俺様の弟分もギターもぶち壊したやつー!」
ヘヴィメタルデーモンは激昂して何者かと周りに叫ぶ。
わけがわからない、怒りのぶつけようもわからないのだ。
「ふふふ、こちらですよ。魔王軍、勇者パーティ殿!」
すると上から声がして当の人間が現れる。
「忍者!?あ、さっきのってもしかして、クナイ!?」
勇は丈の短い緑の和装を見て言う。
一瞬とはいえ先ほどの菱形の立体刃物を見逃さなかったのだ。
「ご明察!」
その茶髪をポニーテールにした緑忍者はニカーと人差し指を立てながら爽やかに笑う。
その顔を勇は可愛いというよりかっこいいと感じた。
「てめえかよぉ!でてこいてめえらぁ!」
ヘヴィメタルデーモンは標的を見つけると悪鬼の顔になり弟分達をさらに呼ぶ。
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