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第百九十二話ローゼルト国王到着
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「うむ、よくやった。君がもしや…………」
国王は勇の方を見た。
「はい、わたしがクリム様と婚約させてもらってるイサミ・ユーディラドと申します」
イサミはガチガチに緊張しながら答える。
国王と言ってもハーデルト王国の国王には慣れているが初対面ともなると緊張するものだ。その上今回は王ではなく婚約者の父親として見てしまっていた。
「ふっ、そうかしこまらなくてよい」
「は、はあ……………」
勇は言われてもどう接していいか分からない。
「お初にお目にかかります。同じくイサミの婚約者のリンネ・キカイニストであります」
リンネもローゼルト国王に挨拶した。
「ほう、キカイニストの者もいたのか。いや、君もクリムをよろしく頼む」
国王は驚くもすぐ落ち着いて言葉を返す。
「ええ、最近知り合ったばかりですが仲良くしてもらっています」
「あたしら、マブダチだぜ!」
クリム王女はリンネの肩を寄せて親指を立てた。
「ふっ、それはよいな。素晴らしい」
国王はふっふっふと愉快に笑う。
国王は勇の方を見た。
「はい、わたしがクリム様と婚約させてもらってるイサミ・ユーディラドと申します」
イサミはガチガチに緊張しながら答える。
国王と言ってもハーデルト王国の国王には慣れているが初対面ともなると緊張するものだ。その上今回は王ではなく婚約者の父親として見てしまっていた。
「ふっ、そうかしこまらなくてよい」
「は、はあ……………」
勇は言われてもどう接していいか分からない。
「お初にお目にかかります。同じくイサミの婚約者のリンネ・キカイニストであります」
リンネもローゼルト国王に挨拶した。
「ほう、キカイニストの者もいたのか。いや、君もクリムをよろしく頼む」
国王は驚くもすぐ落ち着いて言葉を返す。
「ええ、最近知り合ったばかりですが仲良くしてもらっています」
「あたしら、マブダチだぜ!」
クリム王女はリンネの肩を寄せて親指を立てた。
「ふっ、それはよいな。素晴らしい」
国王はふっふっふと愉快に笑う。
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