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第百八十五話アステリア、お前は訓練続行だ。あたし達だけで行く
しおりを挟む午後になり再び警報が鳴って出撃となる。
「アステリア、お前は訓練続行だ。あたし達だけで行く」
がクリム王女はアステリア王女に言った。
「置いてくってこと?ひどくない?大丈夫?」
アステリア王女は不安になってしまう。
「心配すんな。一人いないくらい今回はどうにかなる。問題はこの後やばい敵が出た時だしな」
「はーい」
アステリア王女は言い返せないが寂しくなり口を尖らせた。
出撃準備が終わり勇は昨日同様クリム王女と合体し武装させた馬に乗る。
「勇、今回はわたしも行くわ。多分対策されてるかもしれないし」
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「二体合体か。でもあれって消耗激しいしな…………」
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「なら、合体せず馬に一緒に乗って近くで合体するというのはどうだい?」
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「ええ」
勇はケイネスの提案に乗るとリンネに手を差し伸べて彼女を馬に乗せた。
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勇の腰に手を回すと頬を赤く染める。
勇は後ろに人を乗せたことはないがバイクに二人乗りする時をイメージした。
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