獣人辺境伯と精霊に祝福された王女
第十二王女として生まれたシャーロットは、精霊の祝福を受けていた。
だが、彼女が三歳のある日、精霊の力が暴走した事で、害を与えられないよう、また、与えないように、塔に保護されて暮らす事になる。
それから、十五年。成人を迎えたシャーロットは、成人を祝う夜会で、王国唯一の獣人貴族ヴィンセントに出会い、翌日には、王命で彼の元に嫁ぐ事が決まっていた。
ヴィンセントは何故、「呪われた王女」と呼ばれるシャーロットとの結婚を受け入れたのか。
過去と思惑が入り乱れ、互いの想いを知りえないまま、すれ違っていく…。
だが、彼女が三歳のある日、精霊の力が暴走した事で、害を与えられないよう、また、与えないように、塔に保護されて暮らす事になる。
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とても素敵なお話でした。
ドキドキハラハラもしましたが、最後はほっこりして。
よくある番が題材になってましたが、他の作品よりもきめ細やかな心情が描かれていて、本能だけではないというところが、とても良かったと思いました。
二人のその後が少し見たいと思いました。
時間がありましたら、番外編待ってます。
素敵なお話でした。
文章も綺麗で読みやすく楽しめました。次作も楽しみにしています。
完結おめでとうございます。執筆お疲れ様でした。前作に引き続き堪能させていただきました。時に切なく、時にハラハラ、自分本位な登場者にムカムカしながら読みました。楽しかったです。シャーロットの母君はどうしているのだろうと途中何度か思いましたが、最後に姉様の言葉で家族の気持ちが伝わり安堵しました。幸せになるために前を向くシャーロットやヴィンセントが素敵です。ウィルヘルムもとても良い子で将来が楽しみです。
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