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~ダンジョン~ 迷宮ってどんなだろう?
お試しダンジョン、罠の巻
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階段降りて小部屋に出る。そこには最初に聞いた転移石があり、それに触れる。
イケメンがメンバーの状態を確認をしているようだ。俺は白い人にこの石のある部屋は敵出ないのか聞いてみた。
「そうですね。この石がある部屋は基本的に安全地帯となります。ここで休憩や状態を確認するのは正解でしょう。ここで怖いのは盗賊や人さらいでしょうね。」
なんだやっぱり悪いこと狙うやついるのね。気を抜きすぎるとダメって言いたいのかな?
イケメンは俺のところへ近づいてきた。「シンさんは異状はありませんか?」と聞かれたが無問題と答える。全員大丈夫なのを確認できたので先へ進むことにするようだ。
1部屋目の入口前に看板が立っていた。そこには
『この先、罠があります。敵はでませんが気をつけてください。』
と書いてあった。ショート髪は「俺ががんばらなきゃな」と意気込んでいた。まぁがんばれ。一応調べたけどやっぱ敵はいなかったよ。
~B1、1部屋目
中に入ると広目の通路のような部屋だった。3人は横に並べるくらいかな。
ショート髪は先頭のイケメンの横にいくと罠を調べ始めた。俺も同時に探知さんで調べてみた。なるほど… あれが罠か。
「むこうの扉の少し前に糸みたいなのがはってある。あれが罠じゃない?」
ショート髪は言った。なるほど… なら答え合わせといきましょうか。俺はイケメンに先頭に立つ許可を貰い、相棒を収納にしまいあるものを取り出した。
俺が取り出したのは約3メートルほどの木の棒。知る人ぞ知るあの棒だ。薬作りの合間に頂いてきた壊れた木の長机から作っておいたのだ。
俺は通路を隈無く棒でつつきながら進む。すると通路のちょうど中間辺りで地面がへこんだ。それと同時にその上の部分が開き水がザバーっと流れてきた。もちろんこちらの被害はない。
「これも罠ですか… 降ってくるものが別の物だと被害が大きそうですね。」
イケメンはそう呟いた。ショート髪は「そんなのもあんのかよー!」と憤慨してた。
スイッチ周辺を棒で丸く印をつけ、他の場所を調べながら迂回して先へ進む。まぁ探知さんも後は出口付近のワイヤートラップみたいなのしか見つけてなかったけどね。
ちなみにそちらの罠を棒で作動させたら、横から粘った物が飛び出してきた。あれは当たりたくない。とりあえず1部屋クリアだ。
イケメンがメンバーの状態を確認をしているようだ。俺は白い人にこの石のある部屋は敵出ないのか聞いてみた。
「そうですね。この石がある部屋は基本的に安全地帯となります。ここで休憩や状態を確認するのは正解でしょう。ここで怖いのは盗賊や人さらいでしょうね。」
なんだやっぱり悪いこと狙うやついるのね。気を抜きすぎるとダメって言いたいのかな?
イケメンは俺のところへ近づいてきた。「シンさんは異状はありませんか?」と聞かれたが無問題と答える。全員大丈夫なのを確認できたので先へ進むことにするようだ。
1部屋目の入口前に看板が立っていた。そこには
『この先、罠があります。敵はでませんが気をつけてください。』
と書いてあった。ショート髪は「俺ががんばらなきゃな」と意気込んでいた。まぁがんばれ。一応調べたけどやっぱ敵はいなかったよ。
~B1、1部屋目
中に入ると広目の通路のような部屋だった。3人は横に並べるくらいかな。
ショート髪は先頭のイケメンの横にいくと罠を調べ始めた。俺も同時に探知さんで調べてみた。なるほど… あれが罠か。
「むこうの扉の少し前に糸みたいなのがはってある。あれが罠じゃない?」
ショート髪は言った。なるほど… なら答え合わせといきましょうか。俺はイケメンに先頭に立つ許可を貰い、相棒を収納にしまいあるものを取り出した。
俺が取り出したのは約3メートルほどの木の棒。知る人ぞ知るあの棒だ。薬作りの合間に頂いてきた壊れた木の長机から作っておいたのだ。
俺は通路を隈無く棒でつつきながら進む。すると通路のちょうど中間辺りで地面がへこんだ。それと同時にその上の部分が開き水がザバーっと流れてきた。もちろんこちらの被害はない。
「これも罠ですか… 降ってくるものが別の物だと被害が大きそうですね。」
イケメンはそう呟いた。ショート髪は「そんなのもあんのかよー!」と憤慨してた。
スイッチ周辺を棒で丸く印をつけ、他の場所を調べながら迂回して先へ進む。まぁ探知さんも後は出口付近のワイヤートラップみたいなのしか見つけてなかったけどね。
ちなみにそちらの罠を棒で作動させたら、横から粘った物が飛び出してきた。あれは当たりたくない。とりあえず1部屋クリアだ。
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