上 下
27 / 139
~ギルド~ 新しい世界でも働かなきゃ!

結局どこでも同じだよね。

しおりを挟む
 俺たちは歩きながらこれからのことを考えていた。

「んで、これからどうしましょ?。」

と聞くと、

「取り敢えずしばらく一緒に行動させていただいていいですか?。」

との事。まぁ、同じ巻き込まれ組だしな、何があるかわかんないし。そう思った俺は了承する。すると、

「取り敢えずお互いの能力を簡単に把握しときません?。」

との事。確かにお互い何ができるかわかってた方ががいいかも知れんね。





と言うわけで確認し、比較したものがこちらです。

能力      :シン/あやめ
得意属性:土/光闇
生命力:C  /C
精神力:C  /A
力        :C  /C
魔力    :C  /A
体力    :C  /C
器用    :S  /C
速さ    :C  /C
精神    :C  /A
運        :D  /A




「俺より強くね?。」

偽装した能力ではあったが、色々と上回ってるその能力を見て思わず俺はつぶやいた。

「と言っても、ほぼ魔法についての能力じゃないですか?。なので街に行ったら魔法の練習したいですね。」

あやめさんはそう言った。確かに魔法の練習はしたいな。城では教えてくんなかったし。予定の1つに組み込んでおこう。

「真面目だな(笑)。俺なんてあそこから出たら何か旨いもの食べたい位しか考えてなかったわ。」

俺はそう言った。あやめさんも笑いながら、

「確かに。あのレベルの食事がこの世界の標準だとは思いたくないですしね。

後、お互い着ている物も気になりません?。」

確かに。俺が今着ているのは作業用品店で買ったジャンパーとズボンに安全靴。あやめさんはパンツタイプのスーツにパンプスのお固めな格好だ。確かにこれから何やることになるかわからんが適した格好ではないかもな。

「やはり最初は衣食住の確保だな。貰ったお金で間に合うのかね?。」

「そうですね、後は仕事の確保ですかね。異世界に来てもやる事は仕事。先立つのはお金って事ですね。」




衣類や食事には俺の隠してる能力で補えるかもしれない。ただなぁ…、どこまで他人にばらしちゃっていいものやら。下手にばれるとめんどくさそうだしなぁ、どうしようかなぁ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

性転換マッサージ2

廣瀬純一
ファンタジー
性転換マッサージに通う夫婦の話

戦犯勇者の弟妹~追放された弟妹の方が才能あるけど、人類がいらないなら魔王軍がもらいます~

アニッキーブラッザー
ファンタジー
「お前たちの兄の所為で魔王軍に負けた」、「償え」、「王国の恥さらしは追放だ」。人類と魔王軍の争い続く戦乱の世で、人類の希望といわれた勇者の一人が戦死し、人類の連合軍は多大な被害を受けた。勇者の弟である『エルセ』は故郷の民やそれまで共に過ごしてきた友たちから激しい罵詈雑言を浴びせられ、妹と共に故郷を追放された。 財を失い、身寄りもなく、野垂れ死ぬかと思った自分たちを保護したのは、兄の仇である魔王軍の将だった。 「貴様等の兄は強く勇敢な素晴らしき武人であった。貴様らの兄と戦えたことを吾輩は誇りに思う。生きたくば、吾輩たちと共に来い」 そして、人類は知らなかった。偉大な兄にばかり注目が集まっていたが、エルセと妹は、兄以上の才能と力を秘めた天賦の超人であることを。本来であれば、亡き兄以上の人類の希望となるはずの者たちを自分たちの手で追放したどころか、敵にしてしまったことを。

異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~

ぱつきんすきー
ファンタジー
突然「神」により異世界転移させられたワタシ 以前の記憶と知識をなくし、右も左も分からないワタシ 唯一の武器【買い物履歴】スキルを利用して異世界でぼちぼち生活 かつてオッサンだった少女による、異世界生活のおはなし

異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~

ぱつきんすきー
ファンタジー
突然「神」により異世界転移させられたワタシ 以前の記憶と知識をなくし、右も左も分からないワタシ 唯一の武器【買い物履歴】スキルを利用して異世界でぼちぼち生活 かつてオッサンだった少女による、異世界生活のおはなし

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!

七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」 その天使の言葉は善意からなのか? 異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか? そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。 ただし、その扱いが難しいものだった。 転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。 基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。 ○○○「これは私とのラブストーリーなの!」 主人公「いや、それは違うな」

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした

宮富タマジ
ファンタジー
アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。 聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。 「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」 イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。 「……どうしたんだ、イリス?」 アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。 だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。 そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。 「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」 女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。

処理中です...