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~スタート~ セカイノハザマから異世界へ
早々にこれからのお話
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「「何言ってんだ、テメェ!」」
思い切り凄みをつけた所までシンクロさせながらツッコミをいれる我ら巻き込まれ組。
「こういう奴、マジ嫌い。殴っていい?」
と俺。
「こういうバカ、生徒にもいた。うざい。」
と先生。
俺はハヤシュさんをの方を見て、
「んで、俺ら巻き込まれ組の扱いはどうなるんですかね?。王様は完全にこちらには興味ないようでしたけれども。」
多少の嫌味を効かせて聞いてみた。後ろでは土下座人物がまだ何か言っていたが無視する。
「あ、はい。
それではお二人のこれからについてお話させていただきます。ちょうど話そうと思っていましたので。」
そうハヤシュさんは言った。ん?何だか説明回が始まる気がするな。
「お二人は20歳との事でしたが、この年齢ですと、もう能力値の上昇が見込まれないとこの世界では言われております。
先ほどの者たちは、元々から高い能力を持ちあわせているうえに、まだ上を目指せる年齢。その上あの人数ですから、あなた方に興味持つ必要もなかったのでしょう。
巻き込んでおいてこんなことを言うのは申し訳ないのですが、あなた方は完全に巻き込まれただけの異物と王や周りの重鎮たちは思っているでしょう。」
自分の顔がひきつった。しかしここでもめ事を起こしても何もいいことはないと思い平静を装う。 隣の先生は、目を閉じ腕を組んだまま何の反応も見せなかった。コヤツなかなかやるな…。
「それで、あなた方のこれからなんですが…。簡単に述べると2つです。
城を出て暮らして頂くか、このまま城で働いてもらうかです。」
ハヤシュさんは告げると話を続ける。
「多分無いと思いますので、城で働く方から説明を。
これはまぁ字のごとく、この城で働いて貰うことになります。どこの部署につくことになるかはわかりませんが、一応すむ場所と食に関しては保証いたします。
うちの鑑定班に来ていただければ仕事の方も多少の優遇させてもらいますよ。」
ハヤシュさんは笑いながら言う。土下座からは「うちの魔法班だって優遇しますから!。」と言っているかが気にしない。
「2つ目もそのままですね。1ヶ月は暮らせるお金を渡しますので、このまま城を出て暮らしてもらいます。 まぁ、あなた方位の能力があればギルドに行けばお仕事はいくらでも見つかると思いますよ。
さて、大変急ではございますが、どうなさりますか?」
思い切り凄みをつけた所までシンクロさせながらツッコミをいれる我ら巻き込まれ組。
「こういう奴、マジ嫌い。殴っていい?」
と俺。
「こういうバカ、生徒にもいた。うざい。」
と先生。
俺はハヤシュさんをの方を見て、
「んで、俺ら巻き込まれ組の扱いはどうなるんですかね?。王様は完全にこちらには興味ないようでしたけれども。」
多少の嫌味を効かせて聞いてみた。後ろでは土下座人物がまだ何か言っていたが無視する。
「あ、はい。
それではお二人のこれからについてお話させていただきます。ちょうど話そうと思っていましたので。」
そうハヤシュさんは言った。ん?何だか説明回が始まる気がするな。
「お二人は20歳との事でしたが、この年齢ですと、もう能力値の上昇が見込まれないとこの世界では言われております。
先ほどの者たちは、元々から高い能力を持ちあわせているうえに、まだ上を目指せる年齢。その上あの人数ですから、あなた方に興味持つ必要もなかったのでしょう。
巻き込んでおいてこんなことを言うのは申し訳ないのですが、あなた方は完全に巻き込まれただけの異物と王や周りの重鎮たちは思っているでしょう。」
自分の顔がひきつった。しかしここでもめ事を起こしても何もいいことはないと思い平静を装う。 隣の先生は、目を閉じ腕を組んだまま何の反応も見せなかった。コヤツなかなかやるな…。
「それで、あなた方のこれからなんですが…。簡単に述べると2つです。
城を出て暮らして頂くか、このまま城で働いてもらうかです。」
ハヤシュさんは告げると話を続ける。
「多分無いと思いますので、城で働く方から説明を。
これはまぁ字のごとく、この城で働いて貰うことになります。どこの部署につくことになるかはわかりませんが、一応すむ場所と食に関しては保証いたします。
うちの鑑定班に来ていただければ仕事の方も多少の優遇させてもらいますよ。」
ハヤシュさんは笑いながら言う。土下座からは「うちの魔法班だって優遇しますから!。」と言っているかが気にしない。
「2つ目もそのままですね。1ヶ月は暮らせるお金を渡しますので、このまま城を出て暮らしてもらいます。 まぁ、あなた方位の能力があればギルドに行けばお仕事はいくらでも見つかると思いますよ。
さて、大変急ではございますが、どうなさりますか?」
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