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~クラン~ ニューメンバー続々! まとめないとわからなくなってきた!

部屋に来たのは?

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 扉が開いて中に入ってきたのはいつぞや試験担当をしてくれた白い人だった。

ほう…  まさかこの人が本当のギルドマスターってやつだったか?  これはあのおっちゃんには騙されちまったなぁ。

そんなことを考えていたら白い人はツカツカとこちらへ近づいてくる、そして机を両手でバンッと叩きこう言ってきた。

「私にも精霊様に会わせてくれないか!」


あれ?



その後、おっちゃんが申し訳なさそうに部屋の中に入ってきた。

「…すまねぇな、コイツのこんな興奮気味のところ初めて見たわ。とんでもねぇ勢いでこの部屋に向かうもんで止めれなかったわ」

んー、何て言うかこのギルド情報がダダ漏れじゃね?  あっさりバラすやつとかいるしさぁ…  俺がそう言うとおっちゃんはチッと舌打ちして

「あのバカ受付また情報漏らしたのか…  仕事はそこのアヤナレベルでできるんだが口が軽いのが玉にキズでなぁ…  あと、コイツに関しては何も情報は落としてないはずだったんだが」

俺たちは白い人改め、メルティナさんを注目する

「ん、ギルマスを問い詰めてるときに緑の匂いと草樹の力を強く感じたのさ、そしたら君たちが入ってきた。

それで君たちの事を聞こうとしたらギルマスも知らないの一点ばりだったからこうして直接聞きに来たと言うわけだよ」

…もしかしてこの人脳筋タイプなのか?  自分の思うがままに行動してるじゃねぇか。俺はアヤナに目線を向ける、どうやら俺が聞きたいことをすぐ把握したようだ。

「彼女は仕事や戦闘などの時は冷静で判断力など優れたものを発揮するのですが…  普段はこんな感じで結構思うがままに行動するタイプです」

何それ?  どっかにやる気スイッチでもついてんのかよ、当の本人は理解してないのか首を傾げている。


そんでだ、この部屋に乗り込んだ理由と俺たちが関係者と判断した理由もわかった。でもなんでそこまでして会いたいの?  俺は聞いてみるとメルティナさんは「なにいってるんだコイツは」という感じ全開の顔でこちらを見ていた。

「メルティナの種族はエルフ、エルフってのは草木の多い所を得意とする種族。そうなると信仰の対象も草木に司るもんになるだろ?」

おっちゃんはそう言った。まぁ、それはイメージ通りなんだが…  あっ! わかったわ。

俺は既にあの緑を見ているからそうなると思えるんだよな。俺のイメージは木から落ちてきた緑マッチョだけど、見たことのない人でそれを信仰してるならそりゃ会いたくもなるか…

まぁ、会いたければ会わせてあげましょ、でもとりあえずクラン作りの話を詰めていいかな?  俺がそう言うとメルティナさんの目がキラリと光ったように思えた。何、詳しい話を聞かせろってか?



まぁ、皆様予想通りだと思いますが、俺がてきとうにあることないこと混ぜて説明をすると

「よし、私もそのクランに入れてくれ」

こうなりました。(笑)

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