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~ノーブル~ 偉い人?そんなんしらね
面倒くさいことは続けておきる
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俺は呑気に教会へ戻る。その雰囲気は何事もなかったかのようだ、見習いたちは走り込みを行っていて、その後ろをちびっ子たちが追いかけている。
でだ、喧嘩を売ってきた馬鹿どもは何処だろう… そう考えているとどこからともなく汚ない叫び声が聞こえる。多分そっちだな、俺はその方向へ歩いていった。
歩いた先には何故か投石機の様なものが出来上がっていた。まぁ、緑コンビの力にアヤメ辺りの入れ知恵で作ったんだろ…
やはりそこには緑コンビと雇われ2組がいた。ただいま戻りましたよ~。んでこれはどこに飛ばしてんの?
「面倒くさいからギルド前に飛ばすように調整してもらったわ。あっちも回収の手間が省けて楽でしょ。」
確かに目の前に飛んできてくれるなら楽だろね。これ最後になる? 俺はそう言いながら草でぐるぐる巻きにされたパンツ1枚の男を指さしながら聞いた。
「そうねえ… 何人いたか忘れたけど多分これで最後かな? 詳しく数知りたいならそこに装備剥ぎ取ってるから数えてみたら?」
アヤメが指さした先には様々な装備が山になっている。これ全部ぶんどったのかよ(笑) あとでギルドしゃべっておいた方いいと思うぞ。
あ、ちょっと最後の飛ばす前にコイツらの悪事を説明したお手紙つけてやりましょう。俺がそう言うとアヤメは何処からか木の板を取り出した。え、もう書いてあるって? 準備万端じゃないですか。
書かれている内容はこちら
・コイツらは1度手放した教会周辺の土地を奪おうとした馬鹿どもである。
・以前から奪おうと嫌がらせをしていた。
・寄付と言いながらまともに使えそうもない物を押し付けごみ置き場の用にしていた。
・たまに使えるものもあったが壊れやすいよう細工をして渡す嫌がらせをしていた。
・孤児やシスターは売り飛ばそうとしていた。
色々しゃべったんだろうな馬鹿貴族… ついでにこれも書き加えてくれない?
・貴族自宅地下に不当に入手した人を軟禁する施設がある。
・その施設は若い男女を慰みものにしたり暴力をふるうため作られた物。
こんなもんでいいかな、んじゃサヨナラ。木の板を取り付けられたパン1は放物線を描きながら飛んでいった。
さてこれでこの件はしばらく様子見かな? そんな事を考えているとアヤナがこちらへ走ってくる。遅い… アヤナも少し鍛えた方いいと思う。
「ギルドからギルド所属者全てに緊急依頼です! 魔獣の大群がこの街へ接近している模様、防衛に即動いてもらいたいそうです!」
なんだよ… ゆっくりしてる暇もないのかよめんどくさい…
でだ、喧嘩を売ってきた馬鹿どもは何処だろう… そう考えているとどこからともなく汚ない叫び声が聞こえる。多分そっちだな、俺はその方向へ歩いていった。
歩いた先には何故か投石機の様なものが出来上がっていた。まぁ、緑コンビの力にアヤメ辺りの入れ知恵で作ったんだろ…
やはりそこには緑コンビと雇われ2組がいた。ただいま戻りましたよ~。んでこれはどこに飛ばしてんの?
「面倒くさいからギルド前に飛ばすように調整してもらったわ。あっちも回収の手間が省けて楽でしょ。」
確かに目の前に飛んできてくれるなら楽だろね。これ最後になる? 俺はそう言いながら草でぐるぐる巻きにされたパンツ1枚の男を指さしながら聞いた。
「そうねえ… 何人いたか忘れたけど多分これで最後かな? 詳しく数知りたいならそこに装備剥ぎ取ってるから数えてみたら?」
アヤメが指さした先には様々な装備が山になっている。これ全部ぶんどったのかよ(笑) あとでギルドしゃべっておいた方いいと思うぞ。
あ、ちょっと最後の飛ばす前にコイツらの悪事を説明したお手紙つけてやりましょう。俺がそう言うとアヤメは何処からか木の板を取り出した。え、もう書いてあるって? 準備万端じゃないですか。
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・コイツらは1度手放した教会周辺の土地を奪おうとした馬鹿どもである。
・以前から奪おうと嫌がらせをしていた。
・寄付と言いながらまともに使えそうもない物を押し付けごみ置き場の用にしていた。
・たまに使えるものもあったが壊れやすいよう細工をして渡す嫌がらせをしていた。
・孤児やシスターは売り飛ばそうとしていた。
色々しゃべったんだろうな馬鹿貴族… ついでにこれも書き加えてくれない?
・貴族自宅地下に不当に入手した人を軟禁する施設がある。
・その施設は若い男女を慰みものにしたり暴力をふるうため作られた物。
こんなもんでいいかな、んじゃサヨナラ。木の板を取り付けられたパン1は放物線を描きながら飛んでいった。
さてこれでこの件はしばらく様子見かな? そんな事を考えているとアヤナがこちらへ走ってくる。遅い… アヤナも少し鍛えた方いいと思う。
「ギルドからギルド所属者全てに緊急依頼です! 魔獣の大群がこの街へ接近している模様、防衛に即動いてもらいたいそうです!」
なんだよ… ゆっくりしてる暇もないのかよめんどくさい…
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