平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜

宮本 宗

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164 リュカ、自慢して失敗する

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夜遅くまで机に向かい、三、四時間の睡眠を取った後目が覚め着替え、そしてまた僕の一日が始まる。
一日の殆どを執務室で書面を睨み付けながら過ごし、簡単に昼食と夕食を済ませまた机に向かい、暫くペンを持った後シャワーを浴びてベッドに就く。
これが、サイカと結婚する前の僕の日常だった。

「…あー…朝から何て幸せだ…。」

結婚してから寝室を離れがたくなった僕は、目覚めてまず朝の時間を調整し始めた。
昨日の仕事がどの程度終わったか、今日の仕事がどの程度の量だったか思い出し、このくらいまでは眠るサイカの隣にいようと考える。
今朝はいつもより長くいられるな、と結論付けた僕は寝室を出るまで可愛い妻の寝顔を堪能することにした。

「寝顔も可愛い。泣き顔も可愛い、笑顔も可愛い、怒った顔も真顔も可愛い。
いっそ腹立たしい程だ。可愛すぎて腹が立つ。」

小さな鼻を軽く摘まめば、不快だったのかサイカが眉を潜め寝返りを打つ。僕に背を向けるように。

「…全くお前は。何故背を向けるんだ。僕はお前の夫だぞ…っと…、」

「ん、んんぅ…」

背を向けたサイカの寝相を僕の方へ向くよう正し、サイカの愛らしい寝顔と美しい裸体をじっくりと観察した後、気分よく僕は仕事に向かう。
きっと今日も、起きて身支度を整えたサイカは僕の元へ来る。
僕の可愛い妻は、今日はどんな風に甘えてくれるだろうか。
今日も新婚らしく目一杯サイカを甘やかし蜜月を過ごしてやろう。
考えるともう毎日毎日、朝が来るのが楽しみで仕方ない。
なのに、だ。なのに。

「何故お前たちがいる!帰れ!今すぐ帰れ!呼んでないぞ!」

「呼ばれてないがこれでも十日、気を使って二人きりにさせたんだが。」

「こっちは新婚十日だ!」

「…十日も、待ったよ…?」

「すみません、リュカ殿。どうしてもサイカの顔が見たくて…。」

執務室の椅子に座った途端、ルドルフと共に部屋に入ってきたマティアスたちに朝から良かった機嫌は一瞬で下降した。
眉を下げたルドルフの顔には『申し訳ありません。止められませんでした。』と書いてあるのがハッキリ見える。お前は悪くない。この我の強い三人を止める事はお前一人では不可能だ。
マティアスは言うまでもない。
カイルは自由人。
普段は気が優しく他人を気遣うヴァレリアもサイカが関わると他人より自分の感情を優先する男だ。
すみませんと僕に言ったが恐らく申し訳ない気持ちはほんの少ししかないだろう。申し訳ない、が一割あるかどうか。でもどうしてもサイカに会いたい、我慢出来ない、が残りだ。

「全く、最悪だ。せっかくいい気分だったのに今は気分が悪い。一瞬ですこぶる悪くなった。」

「そうか。それは大変だ。」

「思ってないなら口にするべきではないぞ、マティアス。」

「はは、すまんな。
…所でリュカ。そなたとサイカが夫婦になって十日になるが…どうだ?少しは実感が出て来たか?」

ムッとした僕を見たマティアスは口許を緩め、僕に問う。
その問い掛けに少しだけ、下降していた気分が上向いた。

「ああ。……毎日、実感している所だ。」

「そうだろうとも。何せリュカ、そなたはサイカを妻にしたのだから。」

「…まぁな。サイカという女の素晴らしさと恐ろしさを思い知る日々さ。お陰で心臓が持たん。」

自分の頬が自然と緩むのが分かる。
そんな僕を見て、マティアスも口許を緩めた。
サイカを妻にした者しか分からない感情がある。
恋人だった時とはまた違う感情が結婚後に生まれたのだ。
この感情はまだ僕とマティアスしか分からないだろう。
恐怖、不安、自分でもどうにも出来ない暗い感情。
サイカはそういった僕の闇を知り、感じ取り、理解しようと自分のなかへ取り込む。
僕の心を自分のなかへ。僕の闇を自分のものへと置き換えてみて、そして自分であればどう思うか、どうして欲しいか、どうすれば少しでも傷を和らげる事が出来るか考え、動く。

初夜の時。
サイカは僕に、自分が僕をどれだけ愛しているか、分からせてやると言った。
何度でも実感出来るようにしてあげると、そう言ってくれた。
僕の恐怖を、不安を、サイカは理解してくれた。
理解し、臆す事なく受け入れただけでなく、僕のこの、重たい愛を喜んでくれたのだ。
僕に甘えてくるあの可愛いサイカは全部、自分の愛を僕に実感させる為。
僕がサイカにどれだけ愛されているか、僕へ知らしめる為だ。
お陰で僕はこの十日、サイカの愛で満たされた日々を送っている。マティアスたちさえ来なければ今日だって新妻になったサイカと新婚生活を満喫出来た筈だ。
あの可愛いサイカの可愛い可愛い甘える姿が…。
甘えるサイカの暴力的な可愛さ…。
いっそ殺せと何度心臓を抑える羽目になるか…。

「…可愛いんだ。毎日毎日、本当に可愛いんだ、僕の妻は…。
甘えてくるサイカに毎日殺されそうなんだ…。毎日胸が苦しい。僕の妻が可愛すぎて。いっそ腹立たしいくらい可愛くて、健気で。もう滅茶苦茶にしてやりたいくらいに可愛くて堪らないんだ…。」

僕は無意識の内にサイカへの惚気を口にしていた。
いつか自慢してやろうと思っていたが、この時は本当に無意識だったのだ。
本当に。自慢だとかそんな事は考えてもおらず勝手に口からスラスラと惚気が出ていた。
マティアスたちがポカンとした表情になっている事にも気付いていなかった。

「サイカは毎日、仕事をする僕の元へ来てくれるようになって…僕の膝の上で過ごすんだ。」

「……は?まさか。普段遠慮の塊みたいなサイカがか?あの恥ずかしがり屋のサイカが?本当か?」

「…それは…リュカ殿の願望…ではなくて、ですか…?人前では滅多に甘えない…あの恥ずかしがり屋なサイカが…ですか?
私たちの邪魔にならないよう、いつも気を使うサイカが仕事中ずっと、ですか…?まさか…。」

「……本当?…本当の本当に、あった出来事…?
…普段は、あんまり甘えてくれない…恥ずかしがり屋なサイカ、が…?」

「願望でも何でもない。現実だし事実だ。
“抱っこして膝にのせて”と言われた時は死んだかと思った…本当に…可愛すぎて。否、あれは一瞬死んでたと思う…あの一瞬、記憶が飛んでいるんだ。」

この十日間の、あの可愛いサイカを思い出すだけで幸せで胸が苦しくて、高鳴る。
恐らく。僕の表情はうっとりとしたものになっていたのだと思う。対してマティアスたちの表情は驚愕のそれだった。

『はあぁぁぁぁ!?』

ソファーに座っていた三人が前のめりになって僕に詰め寄り、そこで漸く自分が惚気ていた事に気付いた。この時までの僕は、本当に無意識でサイカとの新婚生活を惚気ていた。

気付けば焦った様子の三人。
それが何とも愉快で、奴らの滅多と見られない姿に思わず笑みが漏れた。
自分が一番サイカに愛されている、なんて言わないがこの時ばかりは優越感を感じてしまった。

「…俺がどれだけ言っても“マティアスの邪魔になりたくない”と遠慮するサイカが…。
一体どんなやり取りをしてそんな可愛い事をするようになったんだ。」

「リュカ殿、サイカにどんな言葉を言ったのですか!?
私の時も同じ事をして欲しいです…!」

「…いいな……そんな、可愛いサイカ…俺も…。
ね、他には…?他には、どんな可愛い姿、見せてる…?」

「ふは、羨ましいだろう?
結婚してから、僕とサイカが離れている時間は少ない。」

そこから、僕の惚気自慢が始まる。

「もう兎に角可愛いんだ。
ずっと書類を見ていると疲れるだろう?
それで、サイカに視線を移すんだが…目が合うとキスしてくれるようになった。
でもやはり羞恥心があるんだろうな…キスした後、誤魔化すように僕の肩に顔を埋めて…いや、擦り付けてくる。それがまた凶悪なくらいに可愛いんだが…多分、一切気付いてないんだ、サイカは。」

「気付いてないだろうな…。全く、サイカは男心を無意識に擽ってくる。そこも堪らないところなんだが。」

「分かります。あの恥ずかしそうにしている所が堪らないんですよね…。
こう、心臓をぎゅっと掴まれる…と言いますか。」

「…サイカ可愛い…。」

「もう、あんなに億劫だった仕事が楽しくて仕方ない。
仕事をしつつサイカを構うと全く疲れないんだ。本当に。寧ろ調子がいい。やる気しかない。
サラサラの髪を弄ったり柔らかい頬を摘まんだり擽ったいと笑う声も可愛い。仕事をしながら癒される…。いいぞ、あれは。」

「…なんだその状況…癒ししかないな。」

「羨ましいです。仕事中もそうでなくとも…普段からもっと甘えて欲しい…。」

「サイカ、ほんと可愛い…。」

マティアス、ヴァレリア、カイル。
三人の反応は三者三様だった。
マティアスは不機嫌な様子で僕の惚気を聞き、ヴァレリアは素直な感想を述べる。
カイルは相変わらず自由だ。サイカ可愛いしか言っていない。
サイカの話だけで時間が過ぎていって暫く。
ドアの外から僕を呼ぶ使用人の声がして、起きたサイカが支度を整え僕に会いに来たのだと察した。
直ぐ様、僕はソファーから立ち上がりドアの前へ。
ちらりと一瞬後ろにいるマティアスたちを見やり、“見てろよ”と視線で伝えた僕はドアの前でサイカの姿が見えるのを待った。

「おはよう、サイカ。」

「おはようリュカ。……ん。」

ドアが開いた瞬間、まだ少し眠たげなサイカは僕を見てふにゃりと笑いながらおはようと言い、そして両手を広げる。
僕はサイカを直ぐ様抱え、愛らしい顔にキスを何度も繰り返す。これが、執務室での僕たち夫婦のここ最近の常となっている。

「ん…ふふ、くすぐったいよ…。」

「毎日してるだろう?ほら、お前からもしてくれ。疲れた夫を癒すのが新妻の仕事だろう?」

「んー…、お疲れ様。今日も頑張ってね、リュカ…。」

ちゅちゅちゅ、と降ってくる可愛い妻からのこれまた可愛らしいキスに幸せを感じていると、突然邪魔が入る。そう、奴らだ。同じくサイカを溺愛している奴らが大人しく見ているだけな訳がなかった。
あっという間に僕とサイカの側に三人が集まる。
僕とサイカ…ではなかったな。僕に抱えられたサイカに、か。

「んん~~~…!サイカ、可愛い…!可愛い、サイカ…!俺も、俺も、ちゅちゅってして…サイカにちゅっちゅってされたい…。ね、して?」

「カ、カイル!?」

「うん。カイルだよ。…サイカのカイル。
ね、俺にも。俺にもちゅーって、ほら。…してくれないの…?…リュカだけ…?俺、寂しいよ…」

「私にも…私にもお願いします、サイカ…。私にもお疲れ様ですと、ちゅっちゅとして欲しいです…。」

「え!?ヴァレ…な、どし…んぅう!!?」

「あ、おいこら!マティアス…!!」

僕とサイカがしていた可愛らしいキスではなく、マティアスは此方が赤面してしまう程の濃厚なキスをサイカへ送る。
くちゅくちゅと昼間には似つかわしくない水音がすぐ近くで響き、引き離そうにもマティアスの両手ががっちりとサイカの頬を掴んでいる為出来ない。
マティアスこいつマティアスこいつで自由な男だ。カイルと同じ。いや、マティアスの方が質が悪い。カイルよりもずっと。
マティアスからの口付けに解放されたサイカは息も絶え絶えで、しかし顔を赤らめながらぽーっと定まらず潤んだ視線で呆けている様子は堪らなく情緒的だった。
この表情をマティアスが引き出したのは非常に気に入らないが、とんでもなく色っぽい。
そしてマティアスからの激しい口付けの余韻から覚めたサイカは当然、羞恥に耐えられず顔を隠した。


「な、何でマティアスたちが来てるって言ってくれなかったの…!?」

「いや、突然来たんだ。僕も来るとは聞いてなかったし知らなかった。」

「うう…ああぁもう…恥ずかしいぃ…!」

「…使用人の時はそんなに恥ずかしがってないじゃないか。」

「だって、使用人の皆は気にしてないじゃない…!リュカと一緒にいても気にしてないみたいだからまだ平気なだけで…!」

両手で顔を覆うサイカは耳や首まで真っ赤にしているがそんな所も可愛い。
そんな可愛いサイカを大の男四人が囲み甘い顔をしながらよしよし大丈夫、恥ずかしくない可愛かったと慰めている姿はきっと異様に映っているに違いない。

「こんな可愛いサイカ…独り占めするなんて…リュカ、ずるい。酷い。馬鹿。サイカ可愛い…可愛すぎる…。どうして?旦那さんと奥さんになったら、やっぱり違うの?どうしてサイカ、こんな可愛い事になってる…?」

「知らないのか?」

『???』

「新婚の心得というものがある。世間一般の新婚夫婦の常識だそうだ。」

『???』

何だそれ。とマティアスたちの表情が雄弁に語っているのが分かる。
僕だって知らなかった。何だそれ。とも思った。聞けば聞くほど下らない。意味が分からないそんな心得。しかし相手がサイカであるなら、こんなに素晴らしいものが世の常識としてあったのかと感心せずにいられないそんな心得があるのを僕は知った。

「心得一。夫婦は長く離れてはならない。
心得二。思いっきりいちゃいちゃする。
心得三。人の目を気にする事なく妻は夫に甘えるもの。
どれもこれも、先の夫婦仲に繋がってくるのだそうだ。僕も深く納得した。
人前でイチャついていようと、周りも新婚だからと理解してくれるんだ。」

ふふん、とマティアスたちを見やれば三人が三人とも衝撃を受けたような顔。
目を見開き、ぽかんと口を開けて呆けているその表情に僕は笑った。

「…知りませんでした…。まさか、そんな素晴らしい心得があるなんて…!」

「…なに、その素敵な心得…俺、俺…俄然、サイカと結婚するの…楽しみになった……ううん、もう、明日にでも結婚したくなった…!」

「…リュカ。その心得は新婚期間だけが適用なのか?新婚期間を過ぎたらどうなる?永久的に継続させたいんだが。」

「構わないんじゃないか?どれもこれも、先の夫婦生活を円満にする為の心得と聞いた。
新婚期間中に習慣付けておくものなんじゃないだろうか。と、僕は考えた。」

「成る程、意図を理解した。
習慣付け、継続する事でいつまでも夫婦仲睦まじい状況が保てるわけだな。
勿体無い事をした。もっと早くにその情報を得ていれば…。」

「僕もルドルフが知らせてくれなければ恐らくずっと知らなかった事だろう。」

これから先、こういった情報は何よりも優先して積極的に集めていきたい。
そう思いながらマティアスと共に頷いていると“ブフっ”と離れた所で音がした。

「……陛下…旦那様……真剣な顔………納得してる……嘘だって言って…」

俯いて肩を震わせているルドルフに声を掛ければ慌てたように顔を上げるが、その目には涙が溜まっているように見えた。

「…いえ、何でもありません。
こほん。新婚の心得は陛下や旦那様たちのように立場ある方々の為にあるようなものです。
すれ違いの生活は夫婦の危機に直結すると聞き及んでおります。そんな危機を迎えない為の心得なのです。」

「…確かに、意図的に時間、作らないと…サイカと、ゆっくり出来ない…。夫婦の危機…俺、やだ…困る…。」

「いくら互いを信じていても、愛していても、不安は尽きないものですからね。いつもちゃんと向き合って会話して、が出来るのであればいいですがそうは出来ない方もいらっしゃいます。
会えない時間が長い程、言いたい事が言えない場合もあるのです。相手を思うからこそ生まれる遠慮や気遣いですね。」

ルドルフの言葉に、全員がサイカを見た。
サイカ本人はまだ恥ずかしいのか手で顔を覆ったままだった。

「この心得は奥様の可愛い姿が見たい我々のご褒美の為に…いえ、奥様の愛らしい姿に癒され……いえいえ、この心得は互いの愛を確かめ合い深める心得なのです。
互いにお忙しい夫婦の為にある心得と言っても過言ありませんね。」

「素晴らしい考えです!
是非とも、サイカと結婚したあかつきには活用させて頂きます!」

「………信じた……こほん!いえ、それが宜しいかと存じます。
お仕えする使用人たちの為にも、是非ともご活用下さい。限界突破すらしている奥様の可愛さの破壊力…いえ仲睦まじい夫婦のお姿が見れて…きっと使用人たちも喜ぶ事でしょう。」

ルドルフがいい笑顔で話終える頃にはサイカの羞恥も少し引いたのか、恐る恐るといった様子で両手からくりっとした大きな瞳だけを出し此方を伺う。

「…何だその可愛い仕草…!もういっそ態とだと言ってくれ…!!」

胸を抑え思わず叫ぶとまた離れた所…ルドルフがいる所から“ブフっ”と音がしたが今はそれどころではない。

「…はー、もう心臓が何個あっても足りん。僕はいつかサイカに殺される。それも近い内に。」

「…ええ…私も自身の末路が見えました…。
結婚生活がとても楽しみですけど恐くもあります…。」

「…これは…覚悟、した方がいい…?」

「いや。サイカの事に関しては覚悟した所でどうにもならんだろうよ。」

僕はもう少し自重するべきだった。
この可愛いサイカを自慢し披露してしまったが為に、貴重な新婚生活に何度も奴らという邪魔が入る事になるのだ。
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