平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜

宮本 宗

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141 サーファス⑥

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「ははは、そっかぁ!可愛い弟なんだね。」

「ええ!ウィルもウィランも、とっても可愛いんです…!
“姉様”と甘えられると…もう、胸がきゅんきゅんして…!」

「ふ、ふふ…!きゅんきゅん…。前から思っていたけれど、サイカは可愛い表現をするよね。」

「え?あ、そ、そうですか?」

「うん。俺も胸がきゅんきゅんしちゃったよ!」

「あはは、もう!」

四ヶ月と十日振りに会った、俺の大好きな女の子。
マティアス陛下とサイカの結婚式以降、お互いに忙しくて会えていなかったけれど、四ヶ月と十日振りにやっと会えた大好きな子は…より一層、その美しさに磨きがかかっていた。

「サーファス様も変わりないようで安心しました…。
いえ、少し変わりましたか…?何だかお顔が…」

「いい顔つきになったって?」

「ですね。何て言っていいか分からないですが…そんな感じがします。」

「君がそう感じるならそれは間違いないよ。気持ちが随分楽になったからだろうね。色々と。」

「…この間マティアスがドライト王国に行った事と関係あったりします…?」

「うん、あるよ。まあ、それだけじゃないけどね。」


サイカと話すのは他愛ない話であっても無駄な会話じゃない。意味がある会話だ。
蔑みや嫌悪を微塵も感じさせない目はとても安心する。
会話だって、言葉の中に刺が含まれていない。
純粋に会話を楽しむという行為は目の前のこの子だから出来る。
それだけで。俺にとってはとても嬉しい、幸せな事だ。

「陛下とは上手くいってる?」

「はい!」

「あはは!その幸せそうな顔を見ればどれだけ仲がいいか想像つくなぁ!
…改めて。結婚おめでとう、サイカ。」

「ありがとうございます、サーファス様!」

幸せそうなこの子を見るだけで、俺も幸せな気持ちになる。
この子の素直な感情が俺に直接伝わって…そのたび、喜びや楽しみ、幸せを分けてくれているみたいだ。
ああ、やっぱりサイカと過ごすのは大好きだ。この子と一緒にいるのはとても楽しい。余計な気を使わないのがまたいい。それに凄く癒される。最高!

「マティアス陛下は相変わらず忙しいみたいだね…。ま、俺はサイカと二人でお茶出来るからいいんだけど!
サイカも大国の王妃になったから色々大変でしょ?体調はどう?顔色はいいみたいだけど…どこか不調はある?」

「ふふ。いいえ、大丈夫です!大変だけど、沢山の人に支えられて…何とかやっています。
サーファス様も忙しいとは思いますが…無理はしないでね。」

「ありがとう。」

疲れた表情をしていたり何処か具合が悪そうであればマティアス陛下に一言物申すつもりでいたけれど…そんな心配はなさそうだ。
そも、マティアス陛下はサイカの体調管理には十分気を付けてもいるだろう。
……そう言えば。マティアス陛下とサイカが結婚して三ヶ月。
序列二位、リュカ殿との結婚は陛下とサイカの婚儀から一年後を予定していると聞いている。この期間は恐らく、陛下とサイカの子作りを設けた期間だと予想しているんだけど……マティアス陛下の事だ。きっと毎晩盛っているに違いない。
いや、気持ちは分かる。色々な事を乗り越え、漸くサイカを娶る事が出来たんだから、枷が外れるのは十分理解出来る。

「…ねえサイカ。」

「はい?」

「…ごめん、不躾な事を聞くけれど…陛下との夜の営みは……毎晩?」

「…ごほっ…!!ごほ、ごほっ、え、あの、ごほ、あの、」

「ああ、ごめんね。ちょっと…医者の立場から…気になっちゃって。
リュカ殿との婚儀までに一年、時間を設けたのは…この一年の間に子供を作る気でいるから、だと思っていいのかな?」

「……は、はい。やっぱり、どうしても先に…マティアスとの子を、という話になって。」

「うん。」

「勿論、一年で子供が出来なかった場合は、マティアス以外の…その、……行為の時は、避妊薬を服用するって、なりまして、……そこは、皆納得しては、います。」

「うん、そっか。……何か不安があるみたいだね。」

「…不安、なんでしょうか…。」

「そう見えるよ。子作りの話になったら…顔色が少し、変わった。
誰かに何か言われた?」

「……いえ、言われた…というのじゃなくて。…ただ、私の気にしすぎな部分もあるかなって。」

「サイカは無意識に自分を追い込む所があるみたいだからね。…俺に言える事なら言ってみて?」

「…んーと、…じゃあ…。
本当に、ただの挨拶なんです。うんと、だけどそこに含みを感じてしまうというか…。
ご機嫌麗しゅう。お身体にお変わりありませんか。と…ただの挨拶だって分かってるんですけど、どうも…それだけじゃないような気もして。」

「ああ……うん、多分気のせいじゃないと思うな。」

「……やっぱりそう…ですかね?」

「貴族っていうのはさ、言葉通りじゃないのが大半なんだ。
必ずと言っていい程言葉に裏がある。
なまじ権力を持つと駄目な人間っているよね。そういう奴らが多いんだよ。」

前皇帝夫妻がマティアス陛下を授かるまで六年かかったと聞く。
六年かかって漸く授かった未来の皇帝陛下の容姿は醜く、臣下たちを落胆させただろう。
そしてこれまで自分たちが馬鹿にし、見下していた王が見目麗しい令嬢を妻に娶った。しかもどう見ても相思相愛。見下していたから余計に悔しい思いをしているのかも知れない。
だとしても、サイカに矛先を向けるのは間違っているし、許しがたいことだ。
貴族たちの言葉の裏に含まれている嫌な感情。そういうものをサイカは感じ取ったに違いない。

「サイカは…陛下との子供は義務だと思うかい?」

「…ううん。義務とかで…欲しくない。
純粋に、純粋な気持ちで…マティアスとの、皆との子供が欲しい…。産みたいって、思うもの。」

「うん。それでいいんだよ。
早く子供を生めだとか、まだ子供が出来ないだとか。…そんな事を言ってるのは大概、男とぽんぽん子供を生む事が出来た女だけだよ。
世の中にどれだけ、不妊で悩んでいる女性がいると思う?サイカの想像以上に多いよ?」

「…うん。」

「君の側には君を理解してくれる陛下や婚約者たちがいる。それに、一番心強いのは…君の、二人の義母親さ。皇太后様もクライス侯爵夫人もずっと苦しんできた。
君にとって、彼女たちは一番の味方だ。何でも相談するといい。きっと親身になってくれるはずだから。」

「…そう思うと、私って本当に恵まれてますね…。」

「そうだよ。…男はね、どうしたって生む側じゃないから…本当の所までサイカの気持ちを分かってあげられない。
だけど君の不安な気持ちを誰よりも理解してくれるひとが二人も側にいるんだから。何かあれば思いっきり胸を借りるんだよ?」

「…ふふ、はい…!」

「ああ、それと。毎晩している営みにも多少原因はあるからね。」

「え。」

「毎晩、それも何回もだとね…うん。
薄くなるから。何がとは言わないけど。一回や二回じゃないでしょ?」

「あ、う、…その、…あの、」

「うん。その反応で十分察した。
俺の方からマティアス陛下に助言しておくよ。その後は夫婦で話し合えばいい。
いいかいサイカ。君を思う人たちは君が幸せなのが一番なんだ。心ない誰かの言葉に惑わされないで。俺たちは皆、いつだって君らしくいて欲しいと思ってるんだから。ね?」

「…サーファス様…」

ありがとう、と嬉しそうに目を細めてサイカが笑う。
大国の王妃。その身分は決して軽くない。
サイカらしくいて欲しいと思うけれど、きっと、心ない人間たち…貴族たちの言葉や態度で塞ぎ込むこともあるだろう。大国の王妃という重い責任に苦しむこともあるだろう。
同じく大国の王族として、似た苦しみを分かち合い、俺の大切なひとを少しでも支えることが出来たら…と思う。

「あの時もすごく気持ちが楽になった。
今日も、サーファス様に話すと…不思議と気持ちが楽…。やっぱり、自分で気付かない内に溜め込む事があるみたいですね…。」

「サイカは頑張り屋さんだから。
楽天的に見えて真面目。真面目に見えて楽天的。いい感じにバランスが取れてるんだけど、きっとどちらかに強く片寄る時があるんだ。真面目な方に片寄っている時、君は色んな事に一生懸命だから負の感情を気付かない内に溜め込む癖がある。…と、俺は思うな。」

「…はあ…何か、前にも思いましたけど…やっぱりサーファス様、凄いですね…。
観察眼が凄いっていうか、人をよく見ていて…」

「そう?でも俺はサイカの方が凄いと思うけど。」

「?」

「あはは。自分の事は案外、自分で分からないものだよね。」

君が意識せず、何気無くしている事はすごい事なんだけれど。
きっとサイカには“当たり前な事”だから。
…本当、一体どんな生活をして来たんだろうと疑問に思う。
サイカの話から分かる事もあれば分からない事もある。
…いや、話をすればする程分からない事が増える。
例えば。老夫婦に薬を盛られ娼館へ売られる前。サイカは貴族でもなんでもないと言っていたけれど、彼女の話は有意義な話ばかりだった。話をしていても退屈なんてしない。
それは俺が彼女に特別な好意を抱いているからという贔屓目を除いても。
友人の令嬢たちは会うと流行の話や買った物の話、自慢話や誰かの噂話、誰かの陰口をよく話している。
そんな彼女たちの話を笑顔で聞きつつ、心の中では何て中身のない、退屈な話なんだと思いながら適当な相槌を打つ。
否定はせず肯定だけしていれば彼女たちは満足するからある意味凄く楽ではあるけれども。

サイカは元々貴族の出じゃないと聞いた。
高級娼婦が貴族令嬢と同じ教養を学ぶものだとしても疑問はある。
彼女がまだ娼婦だった頃に話した何気無い会話の中で、ドライト王国とレスト帝国の医療体制、制度について話した事があった。
医師を確保する事の難しさと重要性。
他の国ではまだまだ、医師の負担ばかりがかなり大きくて。人の命を救うという誇りある仕事を辞めざるを得ない状況の国が多い中、この国の医療に対する制度は本当に素晴らしいものなんだよと、本当に何気無い会話だったんだ。
サイカに専門的な返事や政治的な返事は勿論求めていなかったし、返ってくるとも思わなかった。
けれど、サイカは何て事ないように俺に言った。

『生きていれば絶対に怪我や病気はしますから、お医者様は絶対に必要な存在ですよね?
なのに、全ての費用をお医者様自身が負担するのはおかしいです。“診察や診断、治療”は“物”ではないから、価格を決めるのはお医者様各々の判断に委ねられる。』

『…う、ん。…そうだね。』

『適切な診察や治療を受けたとしても、診察や治療に見合う料金を求められているかが患者側には分からない…だから支払わない人もいて…信用問題に関わるから、お医者様側は強くも言えない。』

『…その通りだよ。まあ、払いたくないだけの人もいるけどね。』

『だけどそういう人たちが多いから…一生懸命勉強して、苦労して医師になった方たちが職務を継続出来なくなった。
…でも一方で。そういう人たちが多いと分かりきっているなら、何らかの規則や規制を設ける事、若しくは医師の負担を国が一部でも負うのは当然必要な事だと思います。』

『……。』

話して気付くたび、背筋が粟立った。
不思議で不思議で堪らなかった。
貴族の出でもない、特別な身分で生まれたわけでもない。普通の人と同じように普通に生きてきたとサイカは言うけれど、こういった話を彼女の口から聞くたび、その異質さが際立つ。
普通じゃない容姿を持ってはいるけれど普通の女の子だ。泣いたり笑ったり、傷ついたり傷付けられたり…それは普通の人と変わらない。
人間特有の醜さや浅ましさを彼女だって持っている。
けれど、そんな醜く浅ましい部分以上に魅力的な所が多いんだ、この子は。
いつか、サイカの秘密を教えてくれたらいいなと思う。
この子の大事な秘密を俺も共有出来たらとても嬉しい。

「サイカ。」

「はい?」

「大好きだよ。」

「サ、サーファス様、」

「俺は俺の幸せを掴む為に、俺の好きなようにする。今は大切な友人として…この関係も心から嬉しいし、心から楽しんでるよ。それは本当。無理もしてない。」

「……私だって、お友だちとしてなら嬉しいです。それに、サーファス様とのお話は凄く楽しくもあるから…。」

「良かった。こうやって、何度も思いを伝える事があると思う。
だってサイカ、人生は一度きりだもの。人はいつ死ぬか分からない。死ななくとも、何かの事情で大切な人と離れてしまう事もある。後悔したくないんだ。もう二度と。」

「……う、ん…。よく、分かります…本当に、よく、…サーファス様のその言葉の意味は、本当に…。」

「だけど本当に嫌ならちゃんと言ってね。…ま、言い辛いだろうけど!そこは遠慮しなくていいんだ。
本気で嫌だって言ってくれたら…うん、ちょっと考えて控えるよ。」

「ぷっ…!控えるんですね!」

「そう。控えるだけ~。」


サイカが自分の醜い部分を俺に懺悔したあの日、俺は同じひとに二度、恋をしたんだ。
サイカが悩み、葛藤し、勇気を出して伝えた言葉の数々。
そこには“良心”が、“誠実さ”があった。
正直に話す事が正しいかそうでないかは状況によるし、相手が違えば結果も違う。
けれど俺には。俺には彼女の、その良心に基づいた誠実な心がとても愛しく、尊いものに感じたんだ。
自分の悪い所なんて…態々言わなくても良かったのに。
それでも言わずにいられなかったのは罪悪感からくる良心の呵責があったから。
そして、“不誠実”だとサイカ自身が思ったからだ。
ああ、馬鹿だなぁ。素直で、正直で。愚かで。
だけどなんて愛しさだろうか。
自分の為に、誰かの為に誠実であろうとする彼女に惚れ直した。

やっぱりサイカ、君がいい。
俺が生涯愛するひとはきっと君だけ。
年を取って、老いても。君はずっと俺の初恋だ。永遠のひとだ。
何年かかってもいい。何十年かかってもいい。
君の優しい心、情に厚い性格を利用してでも俺は俺の幸せを掴んでみせる。
君の中でいなくてはならない、必ずいて欲しい存在になった時、その時が俺の運命の日だ。
君が俺を受け入れてくれるその運命を、ずっとずっと、待っている。
例え、どれ程月日がかかっても。
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