平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜

宮本 宗

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128 前々夜

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ウィルとウィランがクライス家の一員となり、私は出来るだけ彼ら…ウィルの側に居るように心掛けた。                   マティアスと結婚すれば私はクライス家を出て、帝都の王宮で生活をしなくてはならない。          
ヴァレやカイル、リュカに嫁いでもそう。毎日クライス家に顔を見せる…という事は出来ないし特にリュカの領地からクライス領までは片道五日はかかってしまう。
私に会えなくて寂しかったと言ったウィル。    
家族に迎えてすぐ離れてしまうのは心苦しいけれど、正直に話してみるとウィルは小さな頭で精一杯考え、理解してくれた。


『……また、会えなくなっちゃうの…?』

『うん。だけどね、ウィルはもう私の家族だから。だからお城に来てくれれば会えるし、私も月に一度はお義父様やお義母様、ウィルやウィランに会えるように、この家に帰って来れるようにお願いしてみるつもり。』

『…ほんと?』

『本当。あ、でも一人でお城に来るのは駄目だよ?お義父様と一緒にね。お義父様か、お義父様とお義母様と一緒じゃないと危ないし、心配しちゃうからね?約束してくれる?』

『うん。約束する。』


私の話をちゃんと理解してくれたのか…それからのウィルは甘えん坊だった。            私の後を着いてきたりずっと引っ付いていたり。毎回頬が緩む程可愛かった。            クライス領からお城がある帝都までは片道二日だけど、万が一何かがあった場合を考えて結婚式の一週間前に出発する事になっている。                
お義父様とお義母様、ウィルにウィラン、家族五人とリリアナ、レジーヌら数人の使用人、それから護衛の皆。                   護衛はいつも五人一組だったけれど、今回は総勢三十人が帝都までの護衛に就いた。良からぬ事を企む人たちは沢山いるそうなので。

そしていよいよ出発の日。
朝食を食べ終え、仕度を済ませた私は自分の部屋を見渡す。
何年、何十年と居たわけじゃない。
だけど、この部屋には沢山思い出がある。
この部屋だけじゃない。この屋敷の全てに楽しくて、幸せな思い出が沢山ある。                   
最初は誰でも使えるような客室だった。
私の為に改装したこの部屋はもう“誰でも”使えるような部屋じゃない。
随分可愛らしくなったこの部屋は男性が使うには抵抗があるだろう。
この部屋は私の部屋。私が死ぬまで、ずっと。

「お嬢様、皆様がお待ちです。」

「今行きます。」

自室を出て、廊下に出る。
ただの廊下も階段も、ここでこんな話をしたな、と何かしらの思い出が甦る。
キッチンに近付くと美味しそうな匂いがして、中に入ると料理長のデビットが笑顔で出迎えてくれた。
厩舎では馬の世話をさせてもらった事沢山もある。
日本にいればそういう施設とかに行かないと馬と触れ合えないしで最初は少し怖かったけれど、厩舎で仕事をしているジーノとジェネに色々アドバイスを貰い、今では馬=可愛い、癒される!までになった。
ダイニングではお義父様と、そしてお義母様が来てからは三人で、ウィルとウィランが来てから五人で、後給仕してくれる使用人の皆と笑いながら食事をした。
あんな事があった。こんな事があった。
あれはこう、これはこう。
食事が終わっても話は尽きなくて、楽しい時間だった。
風が吹かなくとも息を吸い込めば鼻いっぱいに自然の香りが広がる庭は私の一番好きな場所。
イヴァーノとメディが丹精込めて世話をしている庭は何度歩いても飽きなかった。
大好きなお義父様と沢山歩いて、話をして、絆を深めていった場所。

「…どれもこれも、愛しいなぁ。」

沢山の思い出が詰まったクライス家。
大好きな人たちがいる、大好きな我が家。
使用人が玄関のドアを開けると、クライス家でお世話になった殆どの人たちが並び、優しく微笑みながら私を待ってくれていた。

どうしてだろう。
これが最後なわけでもないし、二度と会えないわけでもない。
帰っても来るし、嫁いでも、ここは私の家に変わりないのに。
なのに、酷く切なくて、寂しい。
けれどそれ以上に、この家が、この家にいる人たち皆が愛しい。
初めてこの家に来た時、誰とも分からない私を受け入れてくれた。
優しくしてくれた。心を砕いてくれた。
皆に感謝を。出会いに感謝を。運命に、感謝を。

「…この家が、大好きです。
この家の皆が、大好きです。
すごく寂しいと思うくらい、ずっと、居たいと思うくらい。
大好きで、愛しい。」

『……っ、』

「本当に、寂しい。」

「…サイカ…」

「このお屋敷で過ごした日々全部、大切で、大好きで、幸せなものばかり。
皆私の大好きな家族。優しくしてくれて、ありがとうございました。
本当に、ありがとうございました…!」

頭を下げ、深く下げ、心からの感謝を。
溢れそうになる涙。その涙がじわりと今にも落ちそうになると同時に、レジーヌの泣きじゃくる声と、鼻を啜る音がいくつも聞こえた。

「サイカお嬢様ぁ…!うああああん…!!行っちゃ嫌ですっ!嫌ですぅぅぅっ!!」

「ぐすっ…。レジーヌ。笑顔で送り出すと決めたでしょう!
貴女が泣くから、……、私まで、」

「お嬢様!帰って来た時はうんと美味しい料理を作りますよ!王宮の料理より、美味しいと言ってくれるくらいの!
楽しみにしてて下さいね!!」

「…帰ってきたら、是非厩舎にもお立ち寄り下さい。
俺たちは勿論、馬もサイカお嬢様を好いていますから。」

「旦那様とお嬢様、親子二人…並んで歩く姿を見るのが私たちの楽しみでした。お嬢様が大好きだと言って下さった庭で、いつまでもお待ちしています。
どうか、お体に気を付けて。」

使用人一人一人と挨拶をして、涙を止める事なく馬車へ足を進める。

「サイカ様っ!帝都まで、我々が必ずお守り致します…!!
何があろうと、サイカ様を!無事に陛下の元まで送り届けます!!」

「レナード…ありがとう。
今日も、宜しくお願いしますね。
皆も、宜しくお願いします…!」

『命尽きようとも!!』

「もう。命は大切にしてって言ってるじゃないですか。」

『はっ!!』

馬車に乗り込む前。
最後に振り返る。
大きなクライス邸と、並ぶ家族たちに向かって改めて頭を下げる。

「今までありがとう。それから…お嫁に行っても、行った後も、これからも宜しくお願いします。」

小さく呟いた後、お義父様に手を引かれ馬車に乗り込んだ。
お別れじゃないのに、どうして泣いているの?と同じく泣いているお義母様の膝に座っているウィルが尋ねる。

「ふふ、何でだろうね。」

悲しいのは、寂しいのは、切ないのは、それだけ幸せだったからだ。
楽しくて、嬉しくて、幸せで大好きな日々ばかりだったからだ。

「サイカ、外を見てみろ。」

「外…?」

馬車の外を見れば沢山の人たちが手を振っている。
私たちの乗っている馬車に向かって、沢山の人が。

「皆、お前を祝福してくれている。」

「…あんなに沢山…嬉しいことですね…。」

「サイカ。お前はずっと俺の娘だ。
大事な、愛しい娘だ。」

「はいっ。」

「悲しい事、苦しい事、辛い事。
何かあれば帰って来なさい。
そうでなくとも。…あの家はお前の家だ。ずっと、いつまでも。」

「はい、…はいっ。」

「俺もルイーザもウィルもウィランも、皆も。お前が帰って来るのをあの家で待っている。楽しみにしながら。
先触れも出さなくてもいい。いつでもいいから俺たちに顔を見せてくれ。
…俺も、お前がいないのは寂しいからな。」

「はい…!」

お城へ着くまでの二日。
私はお義父様に甘えた。子供のように。お義母様とも沢山話をして、ウィルと沢山触れ合った。
帝都へ着くとそこは既にお祭り状態。
私たちの馬車がクライス侯爵家の馬車と分かると馬車の周辺は大勢の人に囲まれ、“サイカ様ー!”と沢山の声が聞こえる。
馬車の中から小さく手を振れば更に賑やかに。
結婚式は五日後だというのに、町中では沢山の人たちが躍り、騒ぎ、賑わっていた。

「ディーノ!サイカ!無事着いたか!」

「マティアス!」

「二日、特に何もなかったか?」

「はい!」

「そうか。それを聞いて安心した。
…そなたらはあの時の…ディアゴ村の子らだな。元気そうで何よりだ。」

「ウィル、陛下に挨拶出来るか?」

「は、はい!…ウィル、クライスです。…へいか、あの、ありがとうございました…!」

「うん?」

「おばさんたちが、言ってた…ました。村のこと、へいかと、お姉ちゃ…姉さまのおかげなんだよって。皆、笑えるようになったのは、二人のおかげなんだから、かんしゃしないと駄目よって。」

「感謝など…。王として当然の事をしているだけだ。村の者たちに笑顔が戻ったのもそなたらが“生きる希望”を捨てないでいたから。俺のお陰というよりはサイカの…そなたの姉のお陰か。
…ウィル、サイカは優しいだろう?」

「うん!僕、お姉ちゃん大好き…!」

「はは、俺も好きだ。大好きだ。
一緒だな。」

「はいっ!」

「そなたの姉を貰うこと…許せ。
俺も、サイカがいないと寂しいんだ。
とても寂しくて堪らない。俺の我が儘でそなたの大好きな姉と離れ離れにさせてしまう。
許してくれるか?」

「…えと、はい、…大丈夫です!
お姉ちゃんと、もう、家族だから。会いに来て、いいよって言ってくれたから!」

「そうか。…ありがとう。
…さて。部屋だがどうする?ディーノと奥方は一緒にして…子らは別の部屋を与えるか?」

「いや、一緒にしてくれ。
…ウィルもウィランも、まだ親の愛情が必要な子供だ。俺たちで見てやりたい。」

「分かった。サイカの部屋はそなたらの隣に部屋を用意するよう伝えておく。」

「何だ。てっきり俺は、サイカはお前の部屋の隣かお前の部屋に…とでも言うのかと思ったぞ。」

「式が終われば夫婦だ。今まで我慢して来た。あと少しくらい我慢出来る。
…それに。惜しむ時間はあるべきだろう?
俺とてそのくらいは気遣えるさ。」

「…マティアス…。
心遣い、感謝する。ありがとう。」

“また後でな”とマティアスは私の耳元で囁き立ち去る。
きっと忙しい中、出迎えだけはと態々時間を割いて来てくれたのだろう。
そういう人だ。マティアスは。
いつだって私を大切にしてくれる。

案内された部屋へ着いた私はベッドに腰掛けほっと一息。
あと五日でマティアスとの結婚か、と一人ごちる。
長かったような、短かったような。
だけど色んな事があった。
たった二年余り。だけど日本にいた頃より濃い経験をしている。
凄く濃い日々を過ごしている。
生きていると毎日実感する。今、私は生きているんだと。
五日の間は家族で一緒に過ごした。
時々マティアスも交じって話をしたり、食事をしたり。
上皇両陛下にも挨拶して、話をして、食事もした。
お城に勤めているヴァレやカイルとも話をした。
あっという間に一日一日が過ぎていく。
一日が終わるたび、何とも言えない気持ちになる。

「…明日で最後…。」

明日が終われば…いよいよマティアスとの結婚式。
中々寝付けない私はベッドの中で寝返りを繰り返していた。
待ち遠しいと思うのに、まだ来ないでとも思っている。
マティアスとの結婚生活を楽しみにしているのに、まだ、と思っている。
悲しくもないのに鼻がつんとして、涙が滲んできた。

「サイカ、起きているか?」

「…お義父様…?」

ノックの後の声はお義父様だった。
ガウンを羽織って“どうぞ”と声を掛ければドアが開く。

「…散歩に行こう、サイカ。」

「…?」

お義父様に抱えられ、部屋を出る。
私の部屋の前で夜警をしている騎士は何も言わず私たちの少し後ろを着いて来ていた。気にならない距離を保って。

「…あの時も、お前をこうして抱いて…散歩に連れ出した。」

「……。」

「流石に供寝はまずいからな…許せよ。
…お前が、不安でいるような気がした。
泣いているような気がしたんだ。
…当たっていたな。」

「……。」

「サイカ、不安か?マティアスとの結婚が嫌になったか?城に着いてから…お前の表情がいつもと違うのが気に掛かっていたんだ。落ち込んでいるような…。
…嫌であれば、俺がマティアスに話をしてやるぞ。」

「…違う…嫌じゃない…。嫌じゃないの。」

「そうか。…なら、寂しい方なのだな。
俺と、俺たちと離れるのが、もうあの家ではなくマティアスと共にこの城で暮らすのが寂しいか。」

「……多分、そうなんだと思います…。
二度と会えないわけじゃないって、分かってるんです。
私が帰りたいと言えば、マティアスは望みを叶えてくれるって…それも。
寂しいのは、悲しいのは、大好きだから。」

「ああ。よく分かる。
お前はあの家を大切に思ってくれている。お前があの家を大好きな事も知っている。
家だけじゃない。あの家にいる全ての者を大切にして、好いてくれている。
よく分かるぞ、サイカ。」

「……。」

ああ、まただ。つんと鼻が痛い。胸が苦しい。息が詰まる。

「あの時お前は感謝の言葉しか言わなかった。
…サイカ、今は俺しかいない。
思っている事を吐き出しなさい。全部。
みっともなくとも構わないから。」

瞬間、色んな思い出が頭を過る。
色んなこと、沢山の出来事。
濃く、幸せな日々の事。

「ずっと一緒にいたい…!
お義父様、離れるのが寂しいよぉ…!
リリアナ、レジーヌ、もう、側にいない、いなくなるのが、寂しい…!
お義父様と、毎日じゃなくても、散歩したり、食事をしたり、話をしたり、それが、それが、これから無くなるって思うと、寂しくて、堪らない…!」

「…俺もだ。」

「マティアスと、夫婦になるの、…楽しみなのも、本当でっ、早く、夫婦になりたいって、気持ちもほんと、で…!
だけど、お義父様たちと、離れて暮らす、のも、寂しいっ…!
だって、だって大好きだから、」

「ああ。」

「なんて事ない日常が、些細な日常が、とても、すごくっ…大好きだったから…!!」

「ああ。…ああ、サイカ、……お前は…本当に可愛い…愛おしい娘だな…。
あの時、お前のご両親に向ける深い愛情を知って…羨ましく感じた。
…今、その愛情と同じものを俺に向けてくれている…。
俺の娘、大切で、愛しい俺の、娘。」

生まれた頃から一緒にいたわけじゃない。
血も繋がっていない、赤の他人。
だけど、大好きなお義父様。
両親と同じく、私を愛してくれているお義父様。
まだお義母様と再会する前、私がいなくなったらお義父様はどうなるのだろう…そう思った。
きっと寂しい思いをさせるんだと。
お義母様と結ばれて、安心もした。
私が居なくても、お義母様がいれば安心だ。愛する人と、ずっと想っていた人と一緒になったお義父様は、きっと幸せだと。
だけど、いざ本当に離れるとなれば…私の方が寂しい。辛い。
私は自分が思っていた以上にお義父様が好きで、大好きで堪らなかったんだと結婚式が近付いて気付いた。

「離れたくない、ずっと一緒にいたい…!大好き、大好きです、お義父様…!
あの家で、お義父様と、皆と過ごした日々が幸せで、大好きだから、…もう、それが、日常じゃ、なくなるって思うと、…寂しいよ、」

「俺もだ。俺も、寂しくて堪らない。
お前のいない日々はさぞ寂しいだろう。
もう、既に寂しいんだ。
喜ばしいことなのに、辛い。」

「お義父様、」

「ルイーザがいて幸せだ。
ウィルとウィラン、二人の可愛い子らも出来て…賑やかになった。
だが、そこにお前がいない。
寂しくないものか。お前がいるといないでは全く違う。」

「…お、とうさま、も…?」

「ああ。俺もサイカ、お前が大好きだからな。お前は俺に幸せを運んでくれた。
ルイーザの事だけじゃない。
親としての幸せを、あの日から毎日くれた。
お前の、俺に向ける父親への愛情は…心地良く、嬉しく、俺を幸せな気持ちにしてくれた。
お前がいなければ俺は…こんな。心からの幸せを知る事もなかったんだろうな。」

「……。」

ぎゅう、と。お義父様が私を抱き締める。
苦しいくらい、力を込めて。

「……いくな、サイカ。
嫁になんか、いくな。いかなくていい。
いつまでも俺の側にいればいい。」

小さく、掠れる声でお義父様が呟く。
震え、泣いているようにも感じた。

「お前が笑うだけで、俺は嬉しかった。
お前が俺をお義父様と呼ぶだけで、幸せになった。
叶うのなら、いつまでも側にいさせたい。
あの家で、側で、お義父様と呼んで、笑っていて欲しい。」

だけどな、とお義父様は言う。
涙の膜が張った瞳で、私をじっと見つめて。

「お前の幸せは、マティアスらの側にある。親でもなく、友でもない。生涯を共にする、愛する者の側にある。
親の俺では与えてやれないお前の幸せをマティアスは、皆は、お前に与えてやれる。
女としての幸せ、母としての幸せ、共に過ごし、共に老いる幸せを。」

「……。」

「俺の幸せはお前の幸せなんだ。
可愛い娘の幸せが、お前の父である俺の幸せなんだ。
お前の未来が幸せであるよう願うのが、父である俺の幸せだ。
マティアスたちと喧嘩したら帰って来い。嫌な事があれば帰って来い。その時はお前の父である俺が守ってやる。どんなことからも。」

「…私が悪い時も、あるかも。」

「だとしても。俺はお前の味方だ。
あの家に俺はいる。お前が顔を見せてくれるのを楽しみに待ち続ける。
いつでも帰って来い。あの家は…お前の家だ。
それに、俺からもお前に会いに行く。家族皆で。」

「…うん、…うんっ。…大好き、お義父様…会いに、来て下さいね、…私も、お義父様が寂しくないように、お義父様たちがいるあの家に、顔を見せに帰るから…。」

「ああ。楽しみに待っている。
サイカ、お前を愛している。…サイカ、俺の大切な娘。いつまでも。」

この日の夜はお義父様と長い間おしゃべりをした。
出会った頃の思い出を交えつつ…夜警の騎士には聞こえないように小声で気を付けながらだけど。
あの家でも、こうやって沢山話をして私たちは親子になったんだなと思い出しながら。
これからもずっとずっと、離れてもずっと、変わらず親子なんだと噛み締めながら。
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