平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜

宮本 宗

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50 サイカと四人の男たち&お義父様 終

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「自己紹介など今更だろうが…一応しておく。
僕はリュカ・シルフィード・クラフ。少し前に公爵を継いだ。
そしてマティアスの従兄弟でもある。」

「ヴァレリア・ウォルトと申します。
宮中伯の父の跡目を継ぐ為、王宮に勤めてもいます。
今後ともどうぞ、宜しくお願い致します。」

「マティアス・ベルフォーレ・レストだ。…まあ、これ以上は言わずとも知っていよう。」

「ディーノ・クライスだ。」

「俺はカイル「お前はもういい!十分だ!」…む。」

「…ええと、サイカで「お前も態々流れにのらなくてもいい!」…あ、はい…。」

一応…乗った方がいいかなと思ったのだけど…リュカ様に怒られてしまいしょんぼりしているとマティアス様がよしよしと頭を撫でる。

「リュカ。」

「…べ、別に怒っているわけではないぞ!…だからサイカ、そんな顔をするな。」

「は、はい…」

「…それで。俺を含め…今集まっている者たちはサイカに好意を持っている者たちと思っていいな?
それぞれがサイカと面識があり……同じ思いを抱いていると。」

「その通りです、陛下。私はサイカを好いています。嘘偽りはありません。」

「…ん。俺、サイカが好き。大好き…。」

「…まあ、………そ、そうなるな。……僕も、その……好きだ。」

「……そうか。だが、負けるつもりはない。俺とてサイカを好いている…いや、愛している。」


皆からの好意の言葉を聞いて恥ずかしいやら何やら。
一瞬で全身がカッと熱くなる。


「…サイカ。」

「は、はい!」

「…これから大事な話をする。お前は部屋へ戻っていなさい。」

「え…あ、はい…!」


ディーノ様に言われ、私は部屋へ戻る。
どんな話をするのかとても気になるけれど…私がいては進まない話もあるのだろう。
大人しく部屋へ戻り、リリアナさんとレジーヌさんと過ごすことにした。


「はう……何か…凄い光景でしたねぇ…!」

「ええ。旦那様を含め陛下に公爵様、宮中伯様のご子息に騎士団の副団長様…副団長様はディアストロと名乗ってもおりましたし…伯爵家の出でもありますもの…この国の中心に立つお方たちが集まって……とても圧巻でした…」

「それも全員、サイカ様に好意を…!!いやああん!もう、どんな話をされてるか気になりますううう!!」

「こら、レジーヌ。盗み聞きは許しませんよ!?」

「しませんよぉ!でも、流石サイカ様…!その美しさは権力者も虜に…!!あああ、気になるううう!!」

「…全く。…ですが…ふふ。サイカ様であれば…当然ですね。
皆様のあの眼差し…サイカ様しか見ておりませんでしたわ…。」

「…あ、いえ、…えと、」

「はあああん!!恥じらうサイカ様、超絶可愛い…!超絶美しい…!!
こーんな可愛くて美しいんですから、そりゃもう惚れちゃいますよぅ!しかも皆様の容姿に嫌悪がないんですから!」

「ええ、皆様…とてもいいお顔をなさっていました。
…何と申しますか…そう、強い意思といいますか…男の顔でしたね…。
どなた様もサイカ様を真実、思っていらっしゃると伝わりました…。」

「サイカ様はあの中で誰が一番好きなのですか!?」

「え、ええ!?」

誰…と言われても…皆一番に好きだ。
そう。そこに序列が、大きな差がない程。
誰も彼も、私の中では大きくて大切な存在。

「……変…に思われるかも知れないけど……皆、好きになってしまったんです…、」

「!!……はああ…!て、照れて……!可愛い…ああ可愛いぃ…!…私がきゅんきゅんしちゃいます…!」

「ふふ。おかしなことではありませんよ。
サイカ様、ご安心下さい。誰かを好きになる事に、それが四人であろうとも、何もおかしい事は御座いません。
この屋敷にいる使用人の中にも、複数とお付き合いして…結婚している者もおりますからね。」

「え!?」

「私の母がそうでーす!
お母さん、すごくモテたんですよ!買い物に行けば必ず声を掛けられて…!今もそうなんですけどね!
私のお父さんはこの家の第二執事です!」

「ええ!?マルチェロさんがレジーヌさんのお父さんだったの!?」

「はいっ!お母さんにはあと二人の旦那さんがいます!
だから私のお父さんは三人ですね!」

初めて知った事実に驚いた……でも、そう言われると二人は確かに似ている…。
ディーノ様付きの執事は三人いて、マルチェロさんはその内の一人。
執事というより…補佐をしている。勿論身の回りの世話もしているのだけど、ディーノ様の書斎へ行くといつも必ず三人の執事が書類を持って側に立っているのだ。

「…あの、…お母様には…三人、旦那様がいるんですよね…?
レジーヌさんがマルチェロさんの子供だって、判断は…」

「それは私がお父さんに似ているからですね!
髪や目の色までそっくりですから!それに、重婚家庭では誰の子が生まれても皆等しく自分たちの子として育てるんですよ!
私には兄が二人、姉が一人、弟が三人、妹が二人いますけど、みーんな、三人のお父さんに可愛がってもらってます!」

「だ…大家族…!!お、お母様は大丈夫…!?」

「もう至って元気です!あれですかね…三人のお父さんに愛されてるからか…ぜんっぜん年を取らないんですよぅ…!この間お母さんと二人で買い物の行ったら、“仲のいい姉妹ね~”って!嬉しいですけど何か失礼じゃないですか!?」

「でも実際、メリンダ様は若々しいわよ?少し前にマルチェロ様の忘れ物を届けに来たけれど…驚いたわ…。
だってもう四十八になるはずなのに…三十と言われても納得してしまう若々しさだったもの。」

「え……それは凄い…!美魔女だ…!」

「まあでも!サイカ様は群を抜いて美しいですけどね!!
もう、女神の如き美しさ…とても同じ人間とは思えないですもん…!
サイカ様って本当は人間じゃなく女神様では!?きっとそうです!!」

「い、いや…人間なんですけど…。」


いや、待てよ?死んだと思ったけど、怪我もなくこの世界に来て…ということは私は人間では無くなってしまったとか…?
駄目だ…これも漫画と小説の読みすぎだ…。


「きっと、これからサイカ様は益々お美しくなっていきますわ…。
女は恋を知り、男に愛され花開く生き物ですからね…。
皆様はきっと、生半可な愛情をサイカ様へ注がないでしょう。
どなた様も真剣そのもの。溢れる程の愛情をサイカ様へ注ぐでしょうね…。」

「…わ、私はどう返せば…」

「何も。そのままでいいのです。
殿方たちの愛情を受け入れるだけで。愛という栄養を注がれ…そしてサイカ様はますますお美しくなられる。
…ふふ、これから皆様は大変でしょうね。」

「……そ、そうでしょうか、…私も、…綺麗に…」

「ええ。それはもう。今は蕾でしょうが…何れ、それは見事な大輪の花を咲かせるでしょうとも。本当に楽しみですわ。」

「もうすでに恥じらう姿も可愛いんですけどね!!」


そうか。…私も、友人たちのように綺麗になっていくのか。
恋を知って、恋をして。きらきらして見えた友人たちのように、私も。
暫くの間、リリアナさんとレジーヌさんと恋バナを続けているとディーノ様が部屋を訪れた。
どうやら大事な話は終わったらしい。


「サイカ。皆にお前の気持ちを伝えてやりなさい。」

「え!?」

「其々の事を好いていると伝えてやりなさい。それで収まる。」

「そ、そんな急に、…こ、心の準備が、」

「まあ……大変だろうが。…覚悟を決めなさい。大丈夫だ。俺が側にいる。」

「あわわ…」


ディーノ様に連れられ再び客間を訪れた私……すごく、ぴりぴりしている。皆の空気が。
客間に入った瞬間肌に突き刺さる空気と視線。皆表情こそ変わっていないけれど、もう、本当に空気が凄まじい…そしてじっと見られている視線が恐い…。


「サイカ。先ほど話した通り、自分の気持ちを皆に伝えなさい。」

「ひえ…!」

「何も恥ずかしいことはない。
ただ、四人をどう思っているか、それだけを伝えなさい。
お前の思いを伝えれば…皆、納得する。」

な、何の納得ですかディーノ様。
一切話が見えてこないこの状況…だけとぴりぴりした空気だけは嫌という程伝わってくる。
さあ、と背中に手を添えられ、逃げ出すことも出来ない。
女は度胸だサイカ。心臓がばくばくしっぱなしだけど、覚悟を決めるしかない。
そう、ただ一言。一言皆に“好き”と伝えるだけでいい。
勇気を出して伝えるんだサイカ。

「…サイカ。」

じっと。私を見つめる四人の瞳。
青、紫、金、緑の美しい瞳の奥が揺れている。
何かを、…いや、私の言葉を待っている。
私の気持ちを、聞きたいと待っている。

「……っ、」

ごくりと唾液を飲み込み、渇いて張り付く喉を潤す。
深呼吸して、ふう、と息を吐き出し……耳元でばくばくと鳴っている鼓動の音を聞きながら気持ちを伝えようとした。


「…す、……すき。
マ、マティアスが、好き。…ヴァレリア…ヴァレが、好き、カイルが、好き、りゅ…リュカ様が、好き、です。
……皆、好きで、……大好きで、……わ、私、…お、おかしい、かもしれないけど、…皆に、…恋をしているって、気づいて、」

『………。』

「…わ、私、……はしたないかも、しれないけど……嫌いに、ならないで…、……しゅき、」

大事な部分で噛んだ私。
かああああ!!と恥ずかしさで堪らなくなった私は隣にいたディーノ様に抱き付いて姿を隠そうと試みるも…隠れられていない事は分かっている。
もう避難させて欲しい。ディーノ様の大きな体で隠してほしい。

「ディ、ディーノ様、も、もう、嫌です!…こんな、恥ずかしいこと…!」

「…が…んばったな、サイカ。」

「ディーノ様…、お義父様っ…!わ、私のこと、か、隠して…隠して下さい…!!」

「……っ、…よ、よしよし…、」

『……はぁーーーーーー…、』


長い溜め息が聞こえて恐くなる。
あんなに恥ずかしい思いをして…頑張って気持ちを伝えたけど…でも噛んでしまったし…。
自分の気持ちもまともに伝えられないのかと呆れられたのだろうか。
そう思うと恐くなった。


「……な…んだ、あの可愛さは……」

「…え、ええ……凄く…きました…」

「……サイカ……すごく、可愛い…もう、いっぱい、可愛い…」

「……くそ…体が震えて…みっともない…」


もう終わった。…誰か私を埋めてくれ…。
そんな思いでディーノ様にしがみつく私。
そんな私をディーノ様は抱き抱えよしよし頑張ったと頭や背中を撫でまくってくれる。良ければもう部屋に帰してほしい…。


「…サイカがこの場にいる全員に思いを寄せているのであれば…一先ず、折り合いは着いたとしよう…。」

「…ええ、異論ありません…。」

「…ん。サイカの気持ち、大事…。」

「…こほん!…いいだろう。」

「…ディーノ、サイカを渡してくれ。」

「…ああ…」

そんな言葉が聞こえて私はより一層ディーノ様にしがみつく力を強めた。
この安全地帯から出たくない!私はディーノ様から離れない!

「…はは。すまないなマティアス。サイカは俺から離れたくはないようだ。」

「…サイカ。」

「……。」

「サイカ…恥ずかしいのであればそのままでいい。
だが目は見てくれ。…そなたに逸らされたままでは悲しい。」

「…っ、……はい、」

「いい子だ。」


ディーノ様に抱えられ、少し高い位置でマティアス様の目を見る。
その瞳には呆れもなく、ただただ、優しいものだった。
青い瞳の中に、喜びの感情が見えた。

「…サイカの気持ち、十分伝わった。嬉しく思う。…いいや、これ程嬉しいことはない。
よく、勇気を出して伝えてくれた。…ありがとうサイカ。」

「…マティアス…」

「愛している。俺はサイカを愛している。
ずっと伝えてきただろう?あれは俺の本心だ。心からの気持ちだ。
どうかそなたを抱き締めさせてほしい。そなたに恋する愚かな男に、慈悲を与えてくれ。……それとも、嫌か?」

勢いよく首を振って、私はマティアス様に手を伸ばす。
嗅ぎ慣れたマティアス様の太陽の香り。
逞しい体。体温。この腕の中に、何度も包まれてきた。
包まれ、安堵してきた。ほう、と息をつく。
ああ、…この腕の中はやはり落ち着く。


「俺も、ここにいる皆も。等しくそなたを大切にする。
愛されることに傲らず、この世で一等大切な宝として…サイカ、そなたを大切にする。
…愛しているサイカ。そなた程愛しい女はいない。」

「……私も、好き…大好き…。
マティアスも、ヴァレも、カイルもリュカ様も、…大好きです…。
貴方たちに恋をしても…いいですか…?四人に恋をしても…許されますか…?」

「許す。…ずっと恋をしていろ。そしていつか、愛に変わるその日まで…大切に守られていろ。…愛になってもずっと。ずっと。
そなたは俺の大事な女だ。唯一の女だ。」

「サイカ。私も陛下と同じ気持ちです。
貴女を愛する男です。…大切にします。大切に、そして幸せに。」

「…今日から、…恋人。……すごく、特別。嬉しい。
…泣かしたり、しない。大事に、する…。」

「これだけ揃っていればお前を守ってやれるだろうさ。
だから安心しておけ。お前を傷付けようとする者がいれば…必ず守ってやる。…僕の大事な恋人だからな。お前は。」

「…はい……はいっ…!嬉しい…私、すごく…幸せです…!どうぞ、これからも…これからも、末永く、宜しくお願いします…!
マティアス、ヴァレ、カイル、リュカ様…!」

「ああ。幾久しく、な。」

「サイカ、こちらこそ。」

「……宜しくね…」

「ふん。……いや待て!お前、何故僕だけ“リュカ様”なんだ!?止めろ!何故か他の奴らと距離を感じるだろ!この場にいる者は皆同列だろうが!」

「ぷっ…!わ、分かりました、リュカ…!」


この日、私は四人の男性の恋人になった。
皆で食卓を囲み、賑やかに過ごし、そして名残惜しい気持ちで見送った後、ディーノ様にある相談を持ちかけられた。

「サイカ。俺の養子にならないか?」

「…養子…?」

「そうだ。今のままでは…大っぴらに交際していると伝えることは出来ない。…娼婦もまた、蔑まれている対象だからな。
こそこそと隠れながら付き合うのは本意ではないだろう。」

「……。」

「お前の気持ちは分かっている。
娼館の皆に恩を返したいのだろう?勿論その後でいい。
交際するにも結婚するにも、マティアスらの身分は今のお前には釣り合わない。」

「……そう、ですね…」

「だが、名実ともに俺の娘になるなら話は別だ。
…俺は侯爵、ディーノ・クライスだぞ?そんじょそこらの貴族とは格が違う。
俺の爵位であれば、その娘であれば、隠す事なく堂々と交際が出来る。…勿論、その先に待っているであろう結婚もな。」

「……嬉しい申し出ですけど…ディーノ様や…このお屋敷の皆は…それでいいんですか…?
没落した貴族の令嬢じゃない。ただの娼婦で…娼婦になる前も、どんな人間か分からない私を、…娘に、」

「そうだな…お前がどこの誰で、どんな家に生まれたかは知らない。
話したくないなら話さなくてもいい。…だが分かるさ。お前がどんな人間かは分かる。
そうでなければお前を娘にしたいと考えはしなかっただろう。」

「…ディーノ様…」

「お前は御両親に愛され、豊かな心を持って育った。
遠慮と謙虚。労りと気遣い。礼と感謝の心を忘れず、御両親が良い育て方をされたままに育った。例え平民であろうと、娼婦であろうと、その心は気品に溢れているとそう俺は思う。
貴族らしい言い方をすれば…クライス侯爵家に相応しい心を持っているということだ。
…俺の娘になれサイカ。気持ちだけでなく、名実ともにクライス家の娘へ。俺の愛する娘となれ。」

「…いいのですか?…本当に…?私、ディーノ様の娘になって、いいの?」

「ああ。お前が月光館を自ら巣立つその時は…サイカ、お前を俺の娘として、サイカ・クライスとして心から歓迎しよう。
…待っているぞサイカ。まあだが、俺も年を取るからな。十年は待たせないでくれ。待ちくたびれて一気に老け込みそうだ。」

「そ、そんなに待たせませんよ…!」


この話をした二ヶ月後。私はディーノ様の屋敷を後にし移転を終えた月光館へ戻ることになる。

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