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須藤さんの変化

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 翌日の朝、須藤さんから朝一で連絡が来た。その内容は、今日一日デートして欲しいという事だ。俺は慌てながらも千鶴さんに聞いてみた。千鶴さんは険しい表情をする事もなくオッケーを出した。千鶴さんのオッケーが出るとすぐに須藤さんに連絡し、近くの駅で待ち合わせした。

「誉っちここー!! 」

 俺が駅にやって来ると先に須藤さんが待っていた。須藤さんは人混みの中でもすぐ分かるように大声で手を振ってくれていた。

「須藤さん、すいません待たせてしまって 」

 息を切らしながら謝ると、須藤さんは俺の顔を触ってニヤッと微笑んだ。

「気にしないで~。全然遅くなったし! 」

「ありがとうございます 」

 須藤さんは足首までの長さのオレンジ色のスカートを履いており初めて見る姿に俺はドキッとした。須藤さんに見惚れて棒立ちしていた俺を連れてデートが開始した。

 先ずは、今日のデートの目的先を聞く事にした。

「あの、今日は何処へ? 」

「内緒~ 」

 俺たちは電車に乗り込んで出発した。電車に揺られ乗り換えしながら目的地を目指す。須藤さんは俺の隣でずっと嬉しそうな表情をしており、あれこれ考える事を辞めた。
 出発してから一時間が経った。白黒駅を降りると今度は徒歩になった。

「須藤さん、歩きですか? 」

「まーね。でも、あと少しで着くよ 」

「分かりました 」

 俺は須藤さんに付いて行きながら徐々に目的地が何処なのか分かってきた。須藤さんが向かおうとしている場所は遊園地だ。しかも、国内でもベスト三に入る規模の遊園地だ。

「誉っちと一杯デートするからね~ 」

「はいっ!! 」

 目的地が遊園地と分かり、久しぶりの遊園地にワクワクしていた。

「誉っち、あれ乗ろうよ!! 」

「はいっ!! 」

 パンプキンの形をしたメリーゴーランドに乗ったり、龍みたいなジェットコースターに乗った。久しぶりの遊園地は最高に楽しく開放的な気分になり大声で叫んだりした。

「次はあれ行こっ! 」

 色々乗った須藤さんが次に選んだ乗り物は、ワニの形をした水上のスライダーだった。これは水で濡れるだろうと思った俺は案の定濡れた。

「須藤さん、大丈夫ですか? 」

「い、今見られると恥ずかしいかも....」

 須藤さんの白い洋服はピタッと張り付くように濡れており、下着が少し透けていた。俺は須藤さんを周囲の人に見られるのを避けるように観覧車に乗り込んだ。

「誉っちありがとう 」

「気にしないでください。これ使ってください 」

 俺は偶然待って来ていたタオルを須藤さんに渡した。須藤さんはタオルを受け取ると黙々と濡れた髪や身体を拭いていた。

「誉っち、背中拭いてくれる? 」

「はい 」

 須藤さんは俺に背を向けた。須藤さんの背中をゆっくりと拭いていく。ブラ紐が透けて見えるので冷静を保ちながら必死に拭いた。

「誉っち、ドキドキしてる? 」

「しますよ。須藤さんも千鶴さんと同じくらい魅力的な方ですから 」

「誉っち、ウチもしてるよ 」

 須藤さんは振り向くと濡れた服を脱ぎ出した。濡れた肌が色っぽく見える。俺の心臓はドキドキが加速していた。

「誉っち、ウチの事名前で呼んでよ 」

「み、未知瑠さん 」

「ありがとっ! 」

 須藤さんは俺の首に手を回して大人な舌を入れたキスを交わして来た。

「んっ...ちゅぱっ....誉っちが好きっ 」

「須藤....未知瑠さん 」

 俺と未知瑠さんは恋人のような深く愛を感じるキスを繰り広げた。舌と舌が交差し新しい快楽を生んだ。新しい快楽は身体を芯まで満たしていく。

「未知瑠さん、俺 」

「跨るね 」

 未知瑠さんは俺の太ももに跨った。未知瑠さんの身体の重みを身体中に馴染ませる。俺は未知瑠さんを見てドキドキしていた。心の中はヤル事で一杯だった。そんな俺の思考を読んでいたのか未知瑠さんは黙ってパンツを脱いで俺のズボンに擦りつける。

「み、未知瑠さんっ!! 」

「誉っち。ウチとキモチいいーこと....しよ? 」

「未知瑠さん、挿れたいっ....挿れたいですっ!! 」

 静かに上空に上がっていく観覧車と共に、俺たちもセックスを始めた。未知瑠さんは俺に跨った状態でペニスを膣に挿入し、激しい上下運動を行う。

「誉っち!! あぁぁんっ!! とってもぉっ....気持ちいいのぉっ!! 」

 未知瑠さんは観覧車という密室で油断しているのか温泉の時よりも大きな声で喘いでいる。俺は未知瑠さんを強く抱きしめてセックスを楽しんだ。

「誉っ....ち..あぁっ....ふぁっ..んっ!! あぁぁんっ!! やぁっ!! 誉っちのおちんちんっ....硬くて槍みたいでぇっ..気持ちいいっ!! 」

「未知瑠さんのおまんこ、柔らかくて優しく包み込んでくれて..病みつきになります 」

 千鶴さんとのセックスと優劣を決める事が出来ないぐらいの気持ち良さを感じるセックスに病みつきになりかけていた。最高過ぎて何も考えられない。

「未知瑠さんっ!! 」

「誉っち!! 」

 触りながらのこっそりセックスに夢中になりながら吸い付くようなキスを交わす。キスとセックスのダブルパンチは快楽の二乗だ。

「誉っちが、好きっ 」

 未知瑠さんから好きと言われる事は少し心が痛いが、考える余裕は無く、セックスに打ち込んだ。

 やがて、観覧車が地上に着き、セックスを終えた俺たちは逃げるように観覧車のゴンドラから出た。

「未知瑠さん 」

「誉っち、今日はありがとね 」

 観覧車でのセックスとは違った普段の未知瑠さんの表情が垣間見え俺は嬉しくなった。楽しく気持ち良かったデートは記憶に残りそうだ。

「誉っち、またデート....しようね 」

「はいっ! 」

 未知瑠さんの俺に対する変化を見られた一日になった。
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