俺が住むアパートの管理人さんとエッチな関係に

治ったエアコン

　海から帰宅し須藤さんと別れを告げた俺と千鶴さんは部屋に戻り死んだように眠った。二人とも一日の労働が体に疲労を溜めていたようだ。
　翌日の朝、千鶴さんによって起こされた俺は衝撃の情報を知らされた。

「誉くん。エアコンの修理が完了してみたい 」

　この知らせは朗報ではなく悲報だった。俺と千鶴さんの同居が始まった一番初めの理由は俺の部屋のエアコンが故障していたからだ。それが直ったという事は、千鶴さんの部屋に住む理由が無くなったのと同然だった。

「千鶴さん 」

「誉くんどうする? 」

　千鶴さんと一緒に暮らしたい。俺の部屋に戻りたく無いというのが率直な気持ちだ。千鶴さんは、どう思っているのだろうか。聞くにも言葉が思っていたよりスッと出ない。

「千鶴さんはどう思いますか? 」

「誉くんは? 」

　質問を質問で返される。俺も悩んでいるが千鶴さんも悩んでいる事に違いない。

「このアパートの大家さんは千鶴さんです。俺はその意見に従いますって言いたいですけど、出来るなら一緒に暮らしたいです 」

　千鶴さんは俺の言葉を聞いて強く頷いた。

「じゃあ、このままでいよっか 」

「いいんですか? 」

「私も誉くんにはこのまま居て欲しいし 」

　俺はついガッツポーズした。千鶴さんも先程見せていた曇った表情から一変して笑顔を見せてくれた。

「このまま住んでも良いんですよね? 」

「もちろん 」

　これまでと同じような暮らしができる、千鶴さんと一緒に暮らせる事が嬉しくてつい抱きしめてしまった。抱きしめられた千鶴さんは俺の頬にキスをしてくれた。

「誉くんこれからも一緒だよ 」

「はいっ!! 」

　千鶴さんと熱く愛のあるキスを交わした。お互いの好意が通じ合っているキスほど気持ち良いキスはない。

「誉くん私ずっと好きだから 」

「俺も、千鶴さんが一番好きです 」

　今年の真夏の暑い日にエアコンが故障し、千鶴さんの部屋で一緒に暮らすようになってから恋人への関係を進めて来た俺たちの恋は完成されつつあった。

「誉くん、セックスしよーよ 」

「もちろんです 」

　俺たちは寝室へ移動すると服を脱ぎ全裸になった。千鶴さんの身体は何度か見ているが神の造形を感じさせるボディは飽きないどころかドキドキする。

「千鶴さんの身体本当に綺麗です 」

「誉くんありがとう 」

　俺は千鶴さんの両足を開いておまんこをガン見する。綺麗に整った陰毛を含めて小陰茎やクリトリスを観察する。千鶴さんは恥ずかしくなって来たのか顔を両手で隠していた。

「千鶴さんの身体どこを見ても綺麗で見惚れます 」

「やあっ....誉くんのエッチぃ 」

　千鶴さんの身体を見つめながら、勃ったペニスを千鶴さんに向ける。千鶴さんは俺のペニスを見ると嬉しそうに微笑んだ。

「千鶴さん、俺の......好きですか? 」

「うん........大好きっ!! 」

　俺はいつものように千鶴さんと正常位で快楽を味わった。突き抜けるような快楽に心も身体も虜になっていた。千鶴さんとのセックスは何度ヤっても新しい発見があり、決して飽きる事はない。

「ああぁぁんっ!! あぁんっ!! んんっ!! 」

「千鶴っ....さんっ!! 凄く気持ち良いです! 」

「私もっ!! あぁっ!! 気持ち良いっ!! 」

　千鶴さんの綺麗なぐらい真っ直ぐな髪が俺とのセックスで不規則に乱れている。そんな千鶴さんを見ると燃え上がるような性欲に更に火が付く。

「誉くんっ!! 誉くんぅっ!! だめぇぇっ!! 凄くっ..気持ち良いのぉっ!! 」

　俺は千鶴さんと手を握り合いお互いを強く感じていた。そして、正常位だけではなくバックでもしっかりとハメた。

「これぇっ!! 凄いっ!! 何かぁっ変な気持ちになっちゃうっ!! 」

　俺は千鶴さんとバックでハメながらキスを交わす。舌を絡ませたねっとりとしたキスを何回にも重ねた。二重、三重、四重と身体の芯に刻み込むように何度もキスを交わした。

「もっとぉっ!! もっと深くぅっ!! 」

　これまで以上に求めてくる千鶴さんに応えるように全力で腰を振る。俺のペニスが千鶴さんの膣の奥深くに刺さるようなセックスをお見舞いすると千鶴さんは嬉しそうな色気を含めた笑みを見せてくれた。

「俺、千鶴さんの事が好きで....堪りません 」

「私もっ、誉くんの事好きすぎて....死んじゃいそう 」

「誉くんっ....イクっ!! 」

「俺もイキますよ 」

　俺は千鶴さんの手をしっかりと握り後を追うようにイッた。大好きな千鶴さんへの膣内射精は快楽と共に千鶴さんへの独占欲を感じた。俺だけが千鶴さんに生でヤれるという変な自信が湧いていたのだ。

「誉くん....」

「はい 」

「ミッチーの事もあるし、今すぐに恋人になれなくてもいいから..でも、いつか私を誉くんの恋人にしてね? 」

「大丈夫ですか? 」

　千鶴さんはセックスの時とは違って真剣な表情になり、須藤さんの事について色々教えてくれた。須藤さんに感謝している千鶴さんは須藤さんを幸せにしたいと言っていた。千鶴さんの真剣な想いを聞いた俺は強く納得した。

「誉くん大好きだよ 」

「千鶴さん....俺もです 」

　俺と千鶴さんはその日の夜、無茶苦茶キスを交わしたのだった。