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若菜さんは既に

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 俺は久しぶりの海に感動していたのと、若菜さんと一緒に海に来れたという事実がとても嬉しくて子供のように満喫してしまった。何処か遠い存在だと思っていた若菜さんが近くに居る。こんなにも嬉しい事は人生で初めてかもしれないと思っていた。

「蓮くん。待ってよー 」

「若菜さん来てくださいー 」

 俺は若菜さんと鬼ごっこのような走り合いを繰り広げた。男同士で走り合いをした事は過去に何度もあるが比べ物にならないぐらいとても楽しく、心の底から満喫できていた。

「蓮くん! 速~い! 」

「はははっ 」

 俺は若菜さんと心の底から満喫するぐらい楽しいんだ。自然と若菜さんとは以前から恋人のような関係ではないかと思い込んでしまうぐらい想いが通じ合った恋人に思えてくる。

「あれ、蓮くんどうかした? 」

「若菜さん。俺、若菜さんの事本気で好きです 」

「蓮くん。私....」

「若菜さん俺では、ダメですか? 」

「そんな事ないよ 」

 若菜さんは楽しさを失い謎の不安に包まれている俺の手を握り俺の心にある不安を消していく。不安という曇りが消えて晴れになる。俺の早とちりだった事が分かってくる。

「蓮くん!! 私の気持ち分かるよね? 」

「若菜さん....」

「ほら、触ってみて 」

 若菜さんは俺の手を握り若菜さんの胸を触らせる。柔らかい胸が心のアクセルを踏んでいき興奮のパラメーターが上昇していく。

「どう? 分かるよね? 」

「はい。分かります 」

「私の気持ち、分かるよね? 」

「はい。分かります。若菜さんの気持ち 」

 若菜さんの胸の内から高まる振動を感じた。これを感じた俺は若菜さんが俺に向けている好意を理解した。
 若菜さんは既に俺の事が好きである。その想いは俺と完全一致しているのだ。
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