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フィアナの楽しい?夏休み
帰省初日のはずなのに事件発生!?私はお嫁には行きたくありません!
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「うっ……うっ……幻じゃない……本物のフィアナだ……!」
「生フィアナお姉様……やっぱりあの柔らかな暖かい感触と薔薇を思わせる気高き雰囲気……!やはり本物のお姉様!」
みなさんごきげんよう。
お食事中の身で失礼します。
フィアナ・ヴァレンタインです。
突然ですが、なぜ号泣とほろ泣き状態のお父様とリリーが目の前にいるのでしょうか……?
あと表現が生々しいですよリリー。
あなたお嬢様なんですから気を付けましょうね?
(薔薇?私、薔薇の香水つけましたっけ……?)
「姉さん、ものの例えだよ。あと袖口の匂いを嗅がない。行儀悪いよ。あと香りじゃなくて雰囲気って言ってたからね?」
「うっうっ……本当に良かった……!フィアナが帰ってきて……」
「うっうっ……お姉様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
(いやいやいや!そんなんでどうするんですか!?夏休みが終わったらまた学園に戻るんですけど!?)
「まったく……本当にどうしようもないわねあなた達……」
(お母様目が!目が笑ってないです!あと黒いオーラが見えるんですけど!?)
「あの………僕は?」
安定とかしてしまったほどスルーされるアルト。
「………アルト………ごめんなさい」
「……………うん。もういいよ。これがここでの常識だもんね………うん」
アルトの目が遠くを見つめていた。
(これは完全に諦めちゃってる目じゃないですか!?)
申し訳なさがつのった。
「本っっっっっっっ当に!もうしわけございませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
(って土下座したいくらいです本当にすみません………いつもいつも苦労かけまくってて本当にごめんなさい………)
と、私は心のなかで深く深く謝罪するのでした………。
食事のあと、私はお父様からの呼びだしを受けていた。
(お父様からのお呼びだしなんて珍しいですね………。いつもなら部屋に飛び込んでくるのに………)
「………」
(これはこれでダメですね)
あとで注意しなければと思いながら私はお父様の部屋へと向かっていた。
コンコン
「お父様。フィアナです」
「入りなさい」
(あら?珍しく真面目ですね。当主らしくてカッコいいですよ!お父様!)
そう思い扉を開けると………
お父様が涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で待っていた。
(嫌なんで泣いてるんですか!?さっきの威厳溢れた姿はどこへ!?)
「うっう………実はなフィアナ………お、お前に………こ、婚約……婚約のためのお見合いが……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
(いやなにがなんだか全く分からないんですけど!?というかまずは顔をふいてください!汚いです!)
「お……お父様?お、落ち着いて……」
「うぅ……フィアナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!行かないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
(いやほんとになんなんですか!?この状況!)
と、私は号泣するお父様を前に混乱するしかできなかった。
(やっぱり困ったときはお母様ですね!)
あのあと、私は使用人の方を通してお母様に救援要請してもらい、ようやくお母様によって状況は落ち着きました。
(なぜかリリーもやって来たのはなぜでしょう……?)
「それじゃあお父様は使い物にならないから私が説明するわね」
「よろしくお願いします」
(お母様さらっとお父様に毒をはきましたね……)
「実はあなたの婚約者になりたい方々からの手紙がたくさん来てね?お見合いのお誘いが殺到してるのよ」
(お……お見合いですって!?お、お見合いってあの!?)
「まぁ、ほとんどのお願いはお父様が断ってしまったのだけどね」
(そ……それは良かったです)
「でも、さすがにこれだけは断れなくて……」
そう言って取り出したのは上質な一枚の封筒。
なんとそこには王家の紋章があるではありませんか。
(あ、あれ~?おかしいですね……なぜ王家の紋章が……?)
なんどもまばたきをしたり、目を擦る。
が、それは間違いなく王家からの打診の手紙だった。
(嘘だ!)
「間違いなく本物の王家からの手紙よ」
(い、いやです……逃げたいです……)
「というわけで、明日あなたとハウライトリア殿下のお見合いが決まったわ」
(いきなりすぎませんか!?)
「いやだぁぁぁぁぁぁ!!フィアナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「いい加減黙りなさい!」
「お、お姉さまが………麗しいお姉さまがあの腹黒王子なんかと結婚ですって………?そ、そんな……こうなったらあいつを抹殺するしか……」
(ちょっとリリー!?物騒すぎない!?暗殺はダメだからね!?)
「リリーも物騒な発言はやめてちょうだい!」
号泣するお父様、どこから取り出したのかもわからないナイフを持つリリー、二人を叱咤するお母様、放心する私
今の状況を一言で説明するなら……
《カオス》なんでしょうね。
と、私はあははと乾いた笑みを浮かべながら、現実逃避をするのでした………。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
大変お待たせいたしました!
無事受験に合格したSAKURAです!
いきなり婚約者話がイン!
いきなり過ぎる?だってこうしないと恋愛が……!!
てなわけで次回、ハルト様とのお見合いです!
腹黒VS男性恐怖症!
さぁてどうなるのでしょうか!
次回をお楽しみに!
「生フィアナお姉様……やっぱりあの柔らかな暖かい感触と薔薇を思わせる気高き雰囲気……!やはり本物のお姉様!」
みなさんごきげんよう。
お食事中の身で失礼します。
フィアナ・ヴァレンタインです。
突然ですが、なぜ号泣とほろ泣き状態のお父様とリリーが目の前にいるのでしょうか……?
あと表現が生々しいですよリリー。
あなたお嬢様なんですから気を付けましょうね?
(薔薇?私、薔薇の香水つけましたっけ……?)
「姉さん、ものの例えだよ。あと袖口の匂いを嗅がない。行儀悪いよ。あと香りじゃなくて雰囲気って言ってたからね?」
「うっうっ……本当に良かった……!フィアナが帰ってきて……」
「うっうっ……お姉様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
(いやいやいや!そんなんでどうするんですか!?夏休みが終わったらまた学園に戻るんですけど!?)
「まったく……本当にどうしようもないわねあなた達……」
(お母様目が!目が笑ってないです!あと黒いオーラが見えるんですけど!?)
「あの………僕は?」
安定とかしてしまったほどスルーされるアルト。
「………アルト………ごめんなさい」
「……………うん。もういいよ。これがここでの常識だもんね………うん」
アルトの目が遠くを見つめていた。
(これは完全に諦めちゃってる目じゃないですか!?)
申し訳なさがつのった。
「本っっっっっっっ当に!もうしわけございませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
(って土下座したいくらいです本当にすみません………いつもいつも苦労かけまくってて本当にごめんなさい………)
と、私は心のなかで深く深く謝罪するのでした………。
食事のあと、私はお父様からの呼びだしを受けていた。
(お父様からのお呼びだしなんて珍しいですね………。いつもなら部屋に飛び込んでくるのに………)
「………」
(これはこれでダメですね)
あとで注意しなければと思いながら私はお父様の部屋へと向かっていた。
コンコン
「お父様。フィアナです」
「入りなさい」
(あら?珍しく真面目ですね。当主らしくてカッコいいですよ!お父様!)
そう思い扉を開けると………
お父様が涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で待っていた。
(嫌なんで泣いてるんですか!?さっきの威厳溢れた姿はどこへ!?)
「うっう………実はなフィアナ………お、お前に………こ、婚約……婚約のためのお見合いが……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
(いやなにがなんだか全く分からないんですけど!?というかまずは顔をふいてください!汚いです!)
「お……お父様?お、落ち着いて……」
「うぅ……フィアナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!行かないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
(いやほんとになんなんですか!?この状況!)
と、私は号泣するお父様を前に混乱するしかできなかった。
(やっぱり困ったときはお母様ですね!)
あのあと、私は使用人の方を通してお母様に救援要請してもらい、ようやくお母様によって状況は落ち着きました。
(なぜかリリーもやって来たのはなぜでしょう……?)
「それじゃあお父様は使い物にならないから私が説明するわね」
「よろしくお願いします」
(お母様さらっとお父様に毒をはきましたね……)
「実はあなたの婚約者になりたい方々からの手紙がたくさん来てね?お見合いのお誘いが殺到してるのよ」
(お……お見合いですって!?お、お見合いってあの!?)
「まぁ、ほとんどのお願いはお父様が断ってしまったのだけどね」
(そ……それは良かったです)
「でも、さすがにこれだけは断れなくて……」
そう言って取り出したのは上質な一枚の封筒。
なんとそこには王家の紋章があるではありませんか。
(あ、あれ~?おかしいですね……なぜ王家の紋章が……?)
なんどもまばたきをしたり、目を擦る。
が、それは間違いなく王家からの打診の手紙だった。
(嘘だ!)
「間違いなく本物の王家からの手紙よ」
(い、いやです……逃げたいです……)
「というわけで、明日あなたとハウライトリア殿下のお見合いが決まったわ」
(いきなりすぎませんか!?)
「いやだぁぁぁぁぁぁ!!フィアナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「いい加減黙りなさい!」
「お、お姉さまが………麗しいお姉さまがあの腹黒王子なんかと結婚ですって………?そ、そんな……こうなったらあいつを抹殺するしか……」
(ちょっとリリー!?物騒すぎない!?暗殺はダメだからね!?)
「リリーも物騒な発言はやめてちょうだい!」
号泣するお父様、どこから取り出したのかもわからないナイフを持つリリー、二人を叱咤するお母様、放心する私
今の状況を一言で説明するなら……
《カオス》なんでしょうね。
と、私はあははと乾いた笑みを浮かべながら、現実逃避をするのでした………。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
大変お待たせいたしました!
無事受験に合格したSAKURAです!
いきなり婚約者話がイン!
いきなり過ぎる?だってこうしないと恋愛が……!!
てなわけで次回、ハルト様とのお見合いです!
腹黒VS男性恐怖症!
さぁてどうなるのでしょうか!
次回をお楽しみに!
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