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本編
魔王の娘は幼馴染に嫉妬する
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「ナツメ・フレイン。ルナ以外とよろしくするつもりはない」
挨拶が終わり、足早にナツメは自分の席へとついた。
「「「「…………」」」」
シーンと静まり返った教室。
そのなかでバン!と音をたてて、1人の幼げな少女が立ち上がり、ナツメの所へとむかった。
12歳くらいに見えるこの少女の名前は『ルティアーナ・エルドナイト・ヴァイオレッド』。
今はエルドナイトを無くした名を名乗っている。
その理由は彼女がエルドナイト王国という、人と人外が共存する王国の第一王女にして国王だからだ。
そんな彼女は魔族とのハーフで、『魔王の娘』なのだ……。
そしてそんな彼女を追って学園に来た黒髪の少年の名は『ナツメ・フレイン』。
彼女の国の国民で、彼女の幼馴染。
そして…………『勇者の子孫』だ。
決して交わることのない二人は、なぜか恋人同士(ナツメ氏の主張)なのだ。
そんなナツメにルティアーナことルナは美しい銀髪をなびかせながら、ナツメの元に行き…………
詰め寄った。
「いきなりなんて挨拶してるんですかナツメ!皆さんに失礼でしょ!?」
「知るか。お前以外のやつなんか」
(結局ナツメは私と一緒に学園へ入学することになった。
どうしてこうなったのでしょうか……)
「まーた、そんなひねくれたこといって!一人になっても知りませんからね!?」
「今絶賛ぼっちのお前に言われたくないな」
「うっ!」
(そうなのです。
な・ぜ・か
誰も私に話しかけてくださらないんです(泣)
私が半分魔族だから?だからなんですか!?
それに対して、ナツメは…………)
「フレイン様は勇者様の子孫なんですか?」
「……あぁ」
「あんなに軽々とマルク様を倒すだなんてわたくし感服いたしましたわ!」
「そうか」
「あ……あのわからないことがございましたらなんでも、おっしゃってくださいね?」
「あぁ」
(………なぜかナツメにばかり女の子が集まるのです………。
私だって女の子のお友達が欲しいのに!!
キャッキャウフフしたいのに!!
どうしてですか!
しかも憎らしいことに、私を見ては羨ましいだろと言わんばかりの笑みを浮かべやがるのです!!
うぅ………なんでナツメみたいなひねくれ変態セクハラ男なんかに女子が集まるんですか………世の中不幸ですよ………うぅ………ナツメばっかりずるいです………。(泣))
と、ルナはナツメに嫉妬をしたいた。
違う意味で←←←
ナツメのチラ見は、ルナの焼きもち期待だったのだが、ルナは違う感じで嫉妬をしていたのだった………。
ザマァみろナツメ!((((殴
挨拶が終わり、足早にナツメは自分の席へとついた。
「「「「…………」」」」
シーンと静まり返った教室。
そのなかでバン!と音をたてて、1人の幼げな少女が立ち上がり、ナツメの所へとむかった。
12歳くらいに見えるこの少女の名前は『ルティアーナ・エルドナイト・ヴァイオレッド』。
今はエルドナイトを無くした名を名乗っている。
その理由は彼女がエルドナイト王国という、人と人外が共存する王国の第一王女にして国王だからだ。
そんな彼女は魔族とのハーフで、『魔王の娘』なのだ……。
そしてそんな彼女を追って学園に来た黒髪の少年の名は『ナツメ・フレイン』。
彼女の国の国民で、彼女の幼馴染。
そして…………『勇者の子孫』だ。
決して交わることのない二人は、なぜか恋人同士(ナツメ氏の主張)なのだ。
そんなナツメにルティアーナことルナは美しい銀髪をなびかせながら、ナツメの元に行き…………
詰め寄った。
「いきなりなんて挨拶してるんですかナツメ!皆さんに失礼でしょ!?」
「知るか。お前以外のやつなんか」
(結局ナツメは私と一緒に学園へ入学することになった。
どうしてこうなったのでしょうか……)
「まーた、そんなひねくれたこといって!一人になっても知りませんからね!?」
「今絶賛ぼっちのお前に言われたくないな」
「うっ!」
(そうなのです。
な・ぜ・か
誰も私に話しかけてくださらないんです(泣)
私が半分魔族だから?だからなんですか!?
それに対して、ナツメは…………)
「フレイン様は勇者様の子孫なんですか?」
「……あぁ」
「あんなに軽々とマルク様を倒すだなんてわたくし感服いたしましたわ!」
「そうか」
「あ……あのわからないことがございましたらなんでも、おっしゃってくださいね?」
「あぁ」
(………なぜかナツメにばかり女の子が集まるのです………。
私だって女の子のお友達が欲しいのに!!
キャッキャウフフしたいのに!!
どうしてですか!
しかも憎らしいことに、私を見ては羨ましいだろと言わんばかりの笑みを浮かべやがるのです!!
うぅ………なんでナツメみたいなひねくれ変態セクハラ男なんかに女子が集まるんですか………世の中不幸ですよ………うぅ………ナツメばっかりずるいです………。(泣))
と、ルナはナツメに嫉妬をしたいた。
違う意味で←←←
ナツメのチラ見は、ルナの焼きもち期待だったのだが、ルナは違う感じで嫉妬をしていたのだった………。
ザマァみろナツメ!((((殴
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