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80.四天王2
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「はーい、集合~。はい、みんな座ったわね。それではひとまず、それぞれの結婚を祝して、カンパーーーーーーイ!! ……えー本当に、素晴らしいですわ。ワタクシたち結果を出す女ですわ」
「あたしたちもがんばりましたが、他にもうひと組お祝いをしなければいけません」
「そうだな、あれには驚いた」
「気づいたらつき合っていて、ビックリしました」
「そうね、そうね、では、エリー様とフィーの幸せを願ってカンパーイ!!」
「怯えた子犬のようだったフィーが、エリー様を射止めるとは思いもよりませんでした」
「エリー様が幸せなら何も問題はない」
「エリー様はますます美しくなられて、神々しさのあまりなーむ~を連続でやってしまいました」
「そうね~誰かに愛されてるって自信は、最高の美容液よねぇ~。ちょっとマネちゃん、そういう美容液開発してくれないかしら?」
「はい、分かりました。研究所に伝えておきます」
「エリー様にも驚きましたけど、あたしはフィーがあんなにかわいいとは思いませんでしたよ。侍女たちも真っ赤になって、仕事になりません。そろそろカツを入れないといけませんね」
「まあ、フィーは仕事がら陰気臭い気配をまとっていたが、容姿は整っていたからな」
「ホホホホ、そういうデータも、結婚してからめっきり女性らしくなったと評判でしてよ。ホホホホ、髪も芋くさいひとつ結びではなくなりましたしねぇ。悪くありませんわよぉ」
「……ヨハネスが喜ぶからな……。パブはあまり変わらないな」
「んまああああああーーー、なんですってー、この新妻の色気がほとばしる新・パブが分かりませんのーーー? 白百合のパフィリア改め薄桃色のパフィリアでしてよ、妖艶さで桃色に進化しましたのよ。ワタクシの愛しい旦那様なんてね、毎朝起きるたびに『はっ、夢か……。いや、夢だけど、夢じゃなかったー! 信じられない』ってワタクシを見て言いますのよ。どう、これ、どうよ? かわいかろう、愛いやつであろう~?」
「お二人とも、ジャレるのはそれくらいにしてくださいな。エリー様が上の空でいらっしゃる間に、片付けなければならない問題がありますよ。……ベー様のことです……」
「ベー様? ……ああ、ベネディクト様ですね。何か問題ありましたっけ?」
「そうねー、ないといえばないけど、あるといえばありますわねぇ……。面倒ですわねぇ……」
「なんだよ、はっきり言えよパブ」
「エリー様のベー様へのちょっとした執着は……まぁ、勘づいてる人はいるのよねぇ……」
「ああ、監視の件な」
「まあ、それもありますけど……。エリー様、普段は孤高の女王様を演じてますけど、ベー様がいると途端にワタワタしますのよねぇ。何事も卒なくこなされる方が、ベー様が関わると乙女になりますからねぇ。急にサッと物陰に隠れてそっと見つめてしまったり……。ヘタクソかって皆の心の声が漏れてしまうぐらいでしたわねぇ……」
「あの、でも、別に婚約していたわけでもないですし。契約がない以上なんの問題もありません」
「まあ、あたしも放置でいいかとも思いますけどね。ただね、エリー様は落ち着かれたときに、ふと気になさるのではと思いましてね」
「何を?」
「それはまあ、結果的にベー様の婚期を遅らせてることです。エリー様に忖度して、影がベー様の縁談をことごとく潰しましたから」
「それは、エリー様に知らせなければいいと思います。影の責任です」
「影だけの問題ではないのです。エリー様の態度が割とアレでしたから、ベー様ももしやと期待されているフシがあります」
「いや、それは、だって。そんなこと言ったら貴族の社交なんて全部そうではないか。思わせぶりの応酬だろう?」
「これが普通の貴族女性ならいいのよ。少しでもいい縁談を探すために駆け引きするのは当たり前だもの。問題は、エリー様よ。殿方とは常に距離を保つ高潔の女性よ、えーっとなんでしたっけ、エリー様が前言ってましたわよね? そう、お酢対応よ」
「塩な」
「そう、それ。塩対応のエリー様が唯一砂糖になるのよ。それはベー様だって期待しますでしょう?」
「そんなもん、勝手に期待した方が悪い」
「キーーー、話しが伝わらないですわ。……そうですわねぇ、データ、あなたがよく行く書店あるでしょう? あの品揃えはいいけど愛想のかけらもない店主のところよ。その店主がね、『データ様が探しておられた書物が手に入りそうです』って言ってきたらどう? 普段は宣伝しない人だから、期待しちゃうでしょう? それで結局入手できないのよ。さあ、データちゃんはそこで何を思いますか?」
「燃やす。店ではなく店主を」
「いや、そこまでは求めてない。……マネちゃんも。考えて見て、希少価値の高いドラゴンの逆鱗を手に入れられるかもって、商人が言ってきたのに、結局無理だったら?」
「そういうことはよくありますから、仕方ないです」
「あ、ごめん、ワタクシ無理。カトリンさん、よろしく」
「…………とにかくね、エリー様は気になさるのよ。『わたくしが思わせぶりな態度をとったせいで、ベネディクト様がわたくしのことを待っている? そんな……でもわたくしにはフィーがいるし、一度とったフィーの手をふり払うなんて、そんなことできない……。結果的にベネディクト様をもて遊ぶことになってしまった……フラグがーフラグがー……』……こんな感じでしょうか」
「素晴らしい技ですわ、カトリンさん。そういうことだから、エリー様が浮き足立っているうちに、こっそり円満にまとめるわよ」
「うちにある希少価値の高いドラゴンの逆鱗を差し上げます」
「いや、そういうことじゃない」
「彼は魔道士だろう? 魔法の盛んな隣国に国使として行ってもらおう。期間はそうだな、五年ぐらいか」
「さすがデータね、いい案だわ。五年の間に隣国で相手を見つけてもらいましょう。信頼できる筋に依頼するわね」
「エリー様が数年後、やっぱりベー様が好きってなったらどうします?」
「そのときはエリー様が思いを告げればいいのよ。そこは大人の男女が自力で解決すればいいだけのこと。すれ違いは恋愛の最高のスパイスでしてよ、ホホホホホホ、また本が売れますわ」
「いいね!」
「あたしたちもがんばりましたが、他にもうひと組お祝いをしなければいけません」
「そうだな、あれには驚いた」
「気づいたらつき合っていて、ビックリしました」
「そうね、そうね、では、エリー様とフィーの幸せを願ってカンパーイ!!」
「怯えた子犬のようだったフィーが、エリー様を射止めるとは思いもよりませんでした」
「エリー様が幸せなら何も問題はない」
「エリー様はますます美しくなられて、神々しさのあまりなーむ~を連続でやってしまいました」
「そうね~誰かに愛されてるって自信は、最高の美容液よねぇ~。ちょっとマネちゃん、そういう美容液開発してくれないかしら?」
「はい、分かりました。研究所に伝えておきます」
「エリー様にも驚きましたけど、あたしはフィーがあんなにかわいいとは思いませんでしたよ。侍女たちも真っ赤になって、仕事になりません。そろそろカツを入れないといけませんね」
「まあ、フィーは仕事がら陰気臭い気配をまとっていたが、容姿は整っていたからな」
「ホホホホ、そういうデータも、結婚してからめっきり女性らしくなったと評判でしてよ。ホホホホ、髪も芋くさいひとつ結びではなくなりましたしねぇ。悪くありませんわよぉ」
「……ヨハネスが喜ぶからな……。パブはあまり変わらないな」
「んまああああああーーー、なんですってー、この新妻の色気がほとばしる新・パブが分かりませんのーーー? 白百合のパフィリア改め薄桃色のパフィリアでしてよ、妖艶さで桃色に進化しましたのよ。ワタクシの愛しい旦那様なんてね、毎朝起きるたびに『はっ、夢か……。いや、夢だけど、夢じゃなかったー! 信じられない』ってワタクシを見て言いますのよ。どう、これ、どうよ? かわいかろう、愛いやつであろう~?」
「お二人とも、ジャレるのはそれくらいにしてくださいな。エリー様が上の空でいらっしゃる間に、片付けなければならない問題がありますよ。……ベー様のことです……」
「ベー様? ……ああ、ベネディクト様ですね。何か問題ありましたっけ?」
「そうねー、ないといえばないけど、あるといえばありますわねぇ……。面倒ですわねぇ……」
「なんだよ、はっきり言えよパブ」
「エリー様のベー様へのちょっとした執着は……まぁ、勘づいてる人はいるのよねぇ……」
「ああ、監視の件な」
「まあ、それもありますけど……。エリー様、普段は孤高の女王様を演じてますけど、ベー様がいると途端にワタワタしますのよねぇ。何事も卒なくこなされる方が、ベー様が関わると乙女になりますからねぇ。急にサッと物陰に隠れてそっと見つめてしまったり……。ヘタクソかって皆の心の声が漏れてしまうぐらいでしたわねぇ……」
「あの、でも、別に婚約していたわけでもないですし。契約がない以上なんの問題もありません」
「まあ、あたしも放置でいいかとも思いますけどね。ただね、エリー様は落ち着かれたときに、ふと気になさるのではと思いましてね」
「何を?」
「それはまあ、結果的にベー様の婚期を遅らせてることです。エリー様に忖度して、影がベー様の縁談をことごとく潰しましたから」
「それは、エリー様に知らせなければいいと思います。影の責任です」
「影だけの問題ではないのです。エリー様の態度が割とアレでしたから、ベー様ももしやと期待されているフシがあります」
「いや、それは、だって。そんなこと言ったら貴族の社交なんて全部そうではないか。思わせぶりの応酬だろう?」
「これが普通の貴族女性ならいいのよ。少しでもいい縁談を探すために駆け引きするのは当たり前だもの。問題は、エリー様よ。殿方とは常に距離を保つ高潔の女性よ、えーっとなんでしたっけ、エリー様が前言ってましたわよね? そう、お酢対応よ」
「塩な」
「そう、それ。塩対応のエリー様が唯一砂糖になるのよ。それはベー様だって期待しますでしょう?」
「そんなもん、勝手に期待した方が悪い」
「キーーー、話しが伝わらないですわ。……そうですわねぇ、データ、あなたがよく行く書店あるでしょう? あの品揃えはいいけど愛想のかけらもない店主のところよ。その店主がね、『データ様が探しておられた書物が手に入りそうです』って言ってきたらどう? 普段は宣伝しない人だから、期待しちゃうでしょう? それで結局入手できないのよ。さあ、データちゃんはそこで何を思いますか?」
「燃やす。店ではなく店主を」
「いや、そこまでは求めてない。……マネちゃんも。考えて見て、希少価値の高いドラゴンの逆鱗を手に入れられるかもって、商人が言ってきたのに、結局無理だったら?」
「そういうことはよくありますから、仕方ないです」
「あ、ごめん、ワタクシ無理。カトリンさん、よろしく」
「…………とにかくね、エリー様は気になさるのよ。『わたくしが思わせぶりな態度をとったせいで、ベネディクト様がわたくしのことを待っている? そんな……でもわたくしにはフィーがいるし、一度とったフィーの手をふり払うなんて、そんなことできない……。結果的にベネディクト様をもて遊ぶことになってしまった……フラグがーフラグがー……』……こんな感じでしょうか」
「素晴らしい技ですわ、カトリンさん。そういうことだから、エリー様が浮き足立っているうちに、こっそり円満にまとめるわよ」
「うちにある希少価値の高いドラゴンの逆鱗を差し上げます」
「いや、そういうことじゃない」
「彼は魔道士だろう? 魔法の盛んな隣国に国使として行ってもらおう。期間はそうだな、五年ぐらいか」
「さすがデータね、いい案だわ。五年の間に隣国で相手を見つけてもらいましょう。信頼できる筋に依頼するわね」
「エリー様が数年後、やっぱりベー様が好きってなったらどうします?」
「そのときはエリー様が思いを告げればいいのよ。そこは大人の男女が自力で解決すればいいだけのこと。すれ違いは恋愛の最高のスパイスでしてよ、ホホホホホホ、また本が売れますわ」
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