男前で何が悪い!

エウラ

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41 *再会の後に愛を確かめ合うのは当たり前

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*中盤からR18入ります。背後注意*




とりあえず腹ごしらえをしてひと息ついたセッカ。
コハクは宣言通り食べまくり、満足げに自分の寝床にしている部屋へと引っ込んでいった。

『後は若い二人で仲良くな---』

などと、何処ぞのお見合いの決まり文句を言いながら・・・。

食事で紛らわせていた気まずい空気がコハクによって再び戻ってきてしまい、お互い、顔を赤らめて目をうろうろと泳がせた。

「───ルゥ・・・その・・・・・・あの・・・」
「・・・・・・うん・・・」

セッカの方から、意を決して声をかけた。
ロルフもハッと顔をあげてセッカの言葉を待つ。

セッカはロルフに目線を合わせると、素直な気持ちを伝えた。
心からのロルフへの気持ちだった。

「───逢いたかった」
「───っ!! お、俺も・・・逢いたくて、ずっと探してた。とにかく問題をどうにかしないと探せない、逢えないって思ったから、まずはそれをどうにかしていて・・・遅くなったけど」
「ううん、俺も眠りっぱなしだったし。気にしてない。こうして探してきてくれて、逢えたことが嬉しいから・・・」

言葉で通じ合えれば、自然と次にやることは決まってくるもので・・・。

「ルゥルゥ・・・その・・・・・・身も心も、ルゥルゥに包まれたい」
「・・・っ!!」
「あっ、愛を・・・っ確かめ合いたい・・・ルゥルゥ・・・これから・・・ダメ?」

上目遣いで上気した顔のセッカのお強請りに、ロルフが堪えられるはずも無かった。

発情期ほどではないにしても、欲情と共に強く香るフェロモンに陥落寸前のロルフは、なけなしの理性でもってセッカを横抱きにすると寝室へと逆戻りするのだった。



───セッカの造ったこの家の寝室のベッドはやたらと大きい。

いわゆるキングサイズというモノだ。
イヤ、それよりも大きいかもしれない。

すでにセッカの泥濘んだ後孔にはロルフの剛直が挿入されており、久しぶりということもあって、馴染むまでは、と動かずにいるロルフ。

その状態で、セッカの逃亡用にしては大きすぎるそれに疑問を投げかければ、口を噤むセッカ。

「・・・セッカ?」
「・・・・・・」
「───そうか。なら、言いたくなるようにその身体に教え込まねばな」
「───えっ?! ル・・・ッ、待っ---!!」

不意に引き抜いたかと思えば、抜けるぎりぎりで一気に奥に突き立てられて、セッカは一瞬、意識がトンだ。

そしてロルフの大きなモノをきゅうきゅうと締め付ける。
その自らの刺激でまたイってしまい、ガクガク震えるセッカ。

「───っまだ序の口だよ? 始まったばっかりで、保つの? それとももう言いたくなった?」
「───っ!! いう・・・言うから・・・・・・っもっと、ゆっくり・・・・・・おねがぁいい・・・・・・」

必死に頷くセッカに、仕方ないなと、一旦止まって、奥をぐりぐり捏ねる。

「・・・・・・ひうッ・・・ルゥ・・・・・・やぁ・・・・・・ごめんなさいぃ・・・言うからぁ・・・・・・」

ビクビクしながら半泣きで縋り付くセッカの姿にSっ気が顔を出すが、ロルフは堪えた。

「・・・・・・こんな森の奥で一人じゃあ、寂しいからぁ・・・・・・コハクと寝れるようにぃ・・・大きなの、造ったのぉ」
「───ふーん。コハクと、ねえ?」

それはそれで腹が立つんだが?
幾ら従魔でも、番いが他のと同衾なんて・・・。

「ひぐっ?! ルゥ?!」

セッカがびくりとした。
いかん、ムカついて思わずグリッと奥に捩じ込んでしまった。

「ひぃん・・・っそれにぃ・・・ルゥが、獣化したままぁ・・・一緒に・・・寝てぇ・・・くれるかもってぇ・・・・・・願望が・・・もふもふぅ・・・ごめんなさいぃ・・・」
「───え? 俺と? 狼の姿で? 寝て欲しいの? て言うか、コハクとは寝たのか?!」
「寝てないっ!! やっぱりルゥが良いもん!! ルゥが一番だもん!!」

セッカがヤケになって叫ぶように言って、ロルフはハッとなった。

「俺が・・・一番・・・だよな? そうだよな? 俺だってセッカが一番大事で一番愛してる。・・・そんなにもふもふが良いのか? それなら獣化してヤっても良いんだが」

ソレがお望みならばこちらは全然オッケーなんだが?

「───え? いやいやそういう意味じゃ無いんだけど?! はっ?! え?! ていうか何、獣人って獣化してセックスすんの?! ソレって当たり前なの?!」
「いやまあ、相手も獣化出来るなら本能のままに? 只人とはヤった事無いから分からないが・・・」
「・・・・・・もふもふ・・・・・・良い・・・でも、きっと獣化したらもっとルゥのも大きくなりそう・・・・・・無理無理無理っ入んない! 死んじゃう!!」
「・・・・・・一応、大きくはなるがな、ソコまでではないぞ? 一旦落ち着こうか、セッカ?」

ロルフのイチモツを咥え込んだまま、想像して動揺するセッカを宥めるロルフ。

落ち着かせるために腰を打ち付けて気を逸らすと、セッカはあっと言う間に快楽に飲まれて獣化云々を忘れたようだった。

ロルフはホッとしつつもちょっと残念な気持ちで、久しぶりのセッカを堪能するのだった。






※なんか、あんまりエッチくなかった・・・。サブタイトル詐欺。
獣姦って、需要あるんですかね? 読むことはありますが書いたことは無いので。

エロいのって他の作品とも被って書いてる気がする。
気分が『今!!』って事ですかね。
良かったら他のも読んで下さい(笑)。
ただ、真っ昼間に別の作品のエロを何も考えずに投稿してから『あ・・・』となりました。
大抵夜にずらすのに、ぽけっとして公開を後悔・・・(笑)スミマセン、寒かった。




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