男前で何が悪い！

人物設定（作者覚書）ガッツリネタバレ注意！ 自己責任で読んで下さい。

※2024．4．24ロルフの家族を追記。ネタバレ注意。


雪花セッカ・人族・現在19歳・アルファ→オメガになった。
今世の本来の名前はアシェル・ノーチェ・ウェイバー。
ファーストネームは祝福されたとか幸福の意味でミドルネームは夜の意味。元は髪色は黒だったが、殺されそうになって前世の意識が出て来た時に真っ白くなってしまった。
ウェイバー侯爵家の嫡男のアルファだったが、10歳の時に馬車の転落事故に見せかけて殺され（かけ）た。
この時、今世のアシェルの自我は絶望に打ちひしがれ、前世の青年オメガの自我に取り込まれて消えた。
その為、セッカにアシェルの記憶はほぼ無い。
セッカの自我に引き摺られてアルファからオメガに変化したもよう。
ただし基本はアルファの身体なので、前世の男前オメガ（今世では割とチート）が爆誕した。
右目に幻獣グリフォンを従魔契約している証の契約紋が刻まれているので特殊な魔法付与をした布で隠している。布越しでも視界良好。
顔も隠せて一石二鳥。
記憶に無いが、ロルフとはアシェルだった頃に交流があり、恋まではいかないが好意を持って接していた。

琥珀コハク・幻獣グリフォン・現在ウン百歳（自己申告では1000年くらい生きているようだ）
うっかり昼寝をしたら300年くらい経ってたらしい。
寝起きにセッカの回し蹴りによって瀕死状態に陥り、うっかり従魔契約テイムされてしまったオマヌケさんだが、セッカのさばさばした性格や料理に惹かれてそのままテイムされている。
だが基本、自由に過ごしている。

セッカとコハク。コハクが某RPGのチョ○ボみたいになってしまった･･･。

ロルフ・ルゥ（愛称はルゥルゥだがセッカ以外には呼ばせない）・狼獣人で銀狼・現在24歳
辺境伯領の街フォルセオを拠点として冒険者をしているアルファ。
銀髪にアイスブルーの瞳で冷たい印象。実際、身内枠でも基本的に無表情。と言うかセッカ以外には塩対応（それが通常運転）。
実は訳あって幼少期から辺境伯に預けられている隣国エーデルシュタインの第三王子で本名はロルファング・ルル・エーデルシュタイン。
ミドルネームのルルは大切なとか可愛いという意味がある。
セッカがアシェルだった頃、王都の国王生誕祭に辺境伯に連れられて行き、その際、一人でぽつんと壁の花になっていたアシェルに一目惚れをした。
実はこの時すでにロルフはアシェルを番い認定していた。
お互いアルファだったことも有り、アシェルの方は友人としての好意だったが、二人で王都の街を散策し、この時ロルフはアシェルに自分のことを『ルゥルゥ』と呼ばせていた。
誕生祭の後、辺境伯領に戻った頃にアシェルが馬車の転落事故で亡くなったらしいと聞き、辺境伯と共に事実確認をしたが遺体は確認されないまま死亡とされて、遺品として血の付いた身分証のちぎれたブレスレットが渡された。
８年後に再会を果たすも、記憶の無いアシェルセッカに振り回される。
オメガになったことだし、今度は逃げられないように囲い込んでやろうと意気込んでいる。

ダート・ウル（ロンダート・ウルヴァル・エーデルガルド）狼獣人で黒狼・現在25歳・エーデルガルド家の三男・アルファ。
黒髪に紫水晶色の瞳（母親似）。
エーデルガルドは高貴な護り人という意味で、王家であるエーデルシュタインの血を引く大公家。現王の王弟がダートの父親でロルフの従兄にあたる。
ロルフの乳兄弟で辺境伯領に護衛兼監視（ロルフが暴走しないように）として付き添ってきた。
ロルフとスレッドと一緒に素性を隠して冒険者をしている。

スレッド・シル（アルスレッド・シルヴァン・ノゥザンフォレット）雪豹の獣人・現在26歳・ノゥザンフォレット辺境伯家の四男・アルファ。
白髪にアクアマリンの色の瞳。
シルヴァンは森の精霊という意味。
辺境伯領は隣国（獣人の国）と近いため、かなりの数の獣人が普通に生活している。辺境伯家は雪豹の家系。
ロルフとダートが辺境伯家に暮らすことになり、一緒に護衛兼監視で冒険者をしている。

オーウェン・ケイオス・ノゥザンフォレット
ノゥザンフォレット辺境伯・雪豹の獣人・51歳・アルファ。
白髪にスレッドよりも濃いアクアマリン色の瞳。
50代には見えない逞しい体格で辺境伯領を警備する私兵を持つ。
体格はムチッとしてるが、話し方や物腰が柔らかく優しい雰囲気。
子供は上から32歳・30歳・28歳・26歳。
長男が跡継ぎ。次男・三男は補佐。四男のアルスレッドをロルフの護衛兼監視という名の友人（幼馴染み）としてつける。
隣国の王家の縁戚で準王族の雪豹の人を番いにしたので、あちらの王族とは親しい間柄。
実はロルフの番いがこの国に居るらしいとあちらの国の王宮専属の予言者の占いにでたのでその時からずっと、見つかるまでロルフを預かっている。

シルヴィオ・マノン・ノゥザンフォレット
オーウェンの番い・雪豹の獣人・49歳・オメガ。マノンは美しいという意味。
銀髪に琥珀色の瞳。獣人国エーデルシュタインの王家の血を引く準王族。儚げ美人。セッカほどではないが、性格は豪胆で男前。顔には出さないが腹の探り合いが得意。
セッカが邸に来たときはちょうど外せない用事で長男と次男と共に泊まりで視察中だった。
セッカに会うのを楽しみにしてたのに帰ってきたら･･･。
神様のような微笑みで雷を落とす、怒らせてはいけない人。

レオパルド・ルイ・ノゥザンフォレット
ノゥザンフォレット家の長男・雪豹の獣人・32歳・アルファ。レオパルドは豹の異名。
銀髪に琥珀色の瞳。
生真面目で家族思い。ロルフとも仲が良い。

ネージュ・カイル・ノゥザンフォレット
ノゥザンフォレット家の次男・30歳・雪豹の獣人・アルファ。
銀髪にアクアマリン色の瞳。ネージュは雪の意味。
レオパルドの補佐として、柔軟に対応する人好きのする明るい性格。

シュネー・キィ・ノゥザンフォレット
ノゥザンフォレット家の三男・雪豹の獣人・28歳・アルファ。銀髪に琥珀色の瞳。シュネーは雪の意味。
長男の補佐として次男と共に働く。
やや短絡的で楽天家。周りのために良かれと暴走した結果、空回り･･･ということが多々ある、ノゥザンフォレット家の問題児。
今回、セッカを独断で勝手に囮に使い、結果、めちゃくちゃ拗れさせるという事態に。

※ちなみに四男のアルスレッドはこの三男を見て育ったので反面教師にしていて、末っ子なのに常識人で至極真面。


リアム・キーン・ウェイバー
人族・アルファ・現在１７歳。
ウェイバー侯爵家の養子で現在はアシェルが無くなったので次期侯爵ということになっている。
平民で孤児だった養子の自分に気をかけて優しく接してくれていたアシェルを慕っていた。
ルカは可愛いけどただの弟の感情しか無い。
義両親はアシェルの代わりにルカと番ってウェイバー侯爵家を継いで貰いたいと思っている。
その為、ルカと婚約している。

ルカ・レア・ウェイバー
人族・オメガ・現在１５歳。
ウェイバー侯爵家の実子でアシェルの実の弟。
この世界はＢＬゲームで自分は主人公だという転生者。
攻略対象者のリアムが推しで、リアムルートに入りたい。
アシェルが悪役令息なのだがちっとも悪役になってくれないので自分で冤罪吹っかけて排除しようとしている。
似ている世界だが実際は違う。
しかしゲームの世界と思い込んで暴走している。
アシェルを排除したのでリアムの婚約者になれて嬉しいが、アシェルが生きていることをひょんな事から知ってしまい、取引をして吸血鬼と手を組み悪事を働く。

フィスト
フォルセオの街の冒険者ギルドマスター・猫獣人・38歳・ベータ。
赤茶色の髪にヘーゼルナッツ色の瞳。
実は王都の冒険者ギルドから派遣された内部調査の諜報員。腕前はピカイチ。

アルカード
吸血鬼ヴァンピールの真祖でアルファ。
創世の頃から生きる、ほぼほぼ不老不死の存在。
デイウォーカー（太陽の下でも自由に動ける存在）だが、普段は主に夜に活動。
見た目がやや童顔な美麗な青年。
長い黒髪と深紅の瞳。
『魅了チャーム』は吸血鬼の専売特許だが、稀に持つ他種族もいる。アルカードが一番強い存在のため、自身には効かないし、解除も容易い。封印も出来る。
長生きのため、娯楽を求めてちょっかいを出すこともあるが、基本的に穏やかな好々爺。
琥珀と知己で、琥珀の契約主であるセッカを気に入り、番いのロルフにも好意的。

ウルリケ・ハウル・エーデルシュタイン
エーデルシュタイン国の国王でアルファ。銀狼の獣人。45歳。切れ長のアイスブルーの瞳で背中ほどの銀髪を緩く一つ縛りしている。
ガッチリ体型で結構好戦的だが、群れ（国）のリーダーとしてカリスマ的存在。理不尽な政策や争いはしないタイプ。番いの奥様を溺愛していて若干尻に敷かれている。

フロスティ・ダイア・エーデルシュタイン
エーデルシュタイン国の王妃でオメガ。銀狼の獣人。46歳。腰までの銀髪に金色の瞳。国王より一つ上の姐さん女房。女房と言いつつ男しかいないけど。オメガに多いほっそり儚げ美人だが、ウルリケ（夫）を尻に敷くオカン気質。

アドルフォ・フレキ・エーデルシュタイン
エーデルシュタイン国の第一王子でアルファ。銀狼の獣人で双子の兄。25歳。短い銀髪に金色の瞳。細マッチョ。ウルリケよりも思慮深いが行動力と決断力は高く、ここぞと言うときは頼れる兄貴。

アマロック・ゲリ・エーデルシュタイン
エーデルシュタイン国の第二王子でオメガ。
銀狼の獣人で双子の弟。25歳。腰までの銀髪にアイスブルーの瞳。陽気な性格で王妃に似た儚い見た目に反してじゃじゃ馬。

※兄達にはもう番いがいる。まだ未設定。