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17 報われない
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「まあ、ゆっくり考える時間が出来てよかったって思えばいいか」
これまでの生活は婚約破棄をして自由になるために、やりたいことや見たいものを我慢してた。
冒険者は逃亡後の生活のためが一番だったけど、こうなってしまえばランクが高くなってて逆によかったのかも。無理に依頼を熟さなくてもいいという心の余裕も出来たし。
それに何より俺が聖女だって知っても、この人達はその力を利用しようとしないし強制することもない。俺個人を見て接してくれる。それがとてつもなく心地よくて嬉しい。
「今後のことはまたでいいや」
「それがいい」
「アルもよかったのか? なんやかんやで俺と婚姻するし婿養子って言ってたよな。てことはコッチに住むんだろう? 本当に実家は大丈夫なのか?」
聖女を探しに来て婚姻しちゃって、当然国には戻れないから離ればなれになってしまうだろう。
「ああ、問題ない。話は通してあるし、近いうちに正式にイリヤと同盟を組んだことを公表するから」
「ふーん、そう……ん? なんて?」
「だからベルトラ公爵家と公爵家に関連する貴族家や商会、あとは領民や領地共々セイウーチ国から独立宣言をして昨日のうちにイリヤの同盟国にして貰ったから」
「──は?」
オイコラちょっと待て。何で俺の追放騒ぎが国家レベルの騒ぎになってるんだ。
そう思ったのが顔に出てたのか、はたまたアルの予想通りだったのか、真面目な顔になったアルが俺に説明をしだした。
「いいか、聖女は本来、国王よりも高い身分なんだよ。国王はすげ替えが聞くが聖女は唯一無二の存在なんだから。それをあの国はいつしかはき違えて、聖女はそこそこ敬えばいいという存在に貶めた。何なら使い潰してもいいというほどに」
「え、そうなの!?」
そんなの初耳なんだけど。
「そうなの! そこをきちんと理解してわきまえている貴族達は言いたいけど王家に逆らえないジレンマで、でもだからこそ水面下では密かに動いていたんだ。だからサエの追放はきっかけに過ぎなかったんだ」
ようするに機会を窺っていたところに都合よく俺の国外追放があったから動けたってことか。そういやベルトラ公爵家って王女が降嫁してて王家の血が入ってたな。本家より分家の方が優秀でお家乗っ取り的なことかな。
うわあ、そこまでされるほど今の王家ってヤバかったんだ。追放されてよかった。あのまま使い潰されてたらと思うとゾッとする。
「それにサエの義妹、もう他人だけど、アレもすぐに偽聖女だとバレるだろう。なんせ祈ったところで魔物を防ぐ効果もないんだから」
「あー、そうか。俺、毎日神殿で祈ってたけど今はもうお務めしてないしな」
ちょっと調子が悪かろうと必ず祈らされてけっこう大変だったんだよな。
男ってバレないように神殿には泊まらずに毎朝神殿まで馬車で往復一時間かけて、なおかつ一時間は祈ってた。
「いや、アレは祈らずともサエがいるだけで問題ないけど」
「え、そうなの? 何かこう、いつも祈って聖なる魔力を放出しろって言われて、実際に魔石に魔力を流してたぞ」
結界を維持するためだとかって言われて、それがルーティンだった。
「あー、アレは調べた結果、結界を維持するためじゃなくて単に魔石に溜めたサエの聖魔力をこっそり魔導具や護符に付与して『御利益がある』と言って高値で取引されてたんだ」
ちょっと気まずそうに言うアルだったが、そんなの気にならないくらい俺は動揺した。
「はあ!? 何だよそれ! つまり俺は体のいい聖魔力のタンクだったってことかよ!? 今まで無償で、お金も貢ぎ物一つだって貰わずに毎朝辛い思いしてさ」
ウソだろ、毎朝起床して神殿に行っていの一番に魔力を注げって、しかも魔石が満タンになるまでけっこうな量をさ。
誰にも言ってないが幸い俺は魔力回復がめちゃくちゃ早いから何とか枯渇しなかったけど、それでも魔力枯渇寸前までいくから目眩とか吐き気とか堪えながらやってたのに。
それがあんなヤツらの懐を潤すためだったなんて……。
「……俺、国民のためにって、頑張ってたのに……ウソだろ……」
「……サエ」
「あんな苦しみながら毎日堪えて、でもいつか報われて、自由になるんだって」
それだけを楽しみに、生きがいにしてたのに、その結果がこれ?
「──うう、アル……俺の十七年って、何だったの……?」
虚しくなって涙が溢れてきた。
確かにそこにいるだけでいいなら国民の役には立っていただろう。でも知らないところで騙されて搾取され続けていた、その事実は俺の心を抉った。
もう怒るよりもただただ虚しい。
「こうして俺と愛し合えたのも、ご両親の元に戻れたのも、今までサエの頑張りがあったからだよ。だからけして無駄じゃない。サエのおかげで救われて幸せになれた人は大勢いる」
「うん……うん、そうだよね」
アルの言葉に頷きながらも今はちょっと泣かせて欲しい。
そうしてアルに抱きしめられながら気の済むまで大泣きして、気持ちはスッキリしたが顔がヤバいことになってしまい、真っ昼間からお風呂に入ってリフレッシュ。
ちょうど風呂から出たあとに母が部屋にきた。その前に浮腫んで腫れた顔は治癒魔法で直しましたとも。
どうやら仕立屋さんを呼んでいるらしくて、別室で謁見用の服を合わせるそうだ。
「今回は時間の都合で既製品から選んで手直しするんだけど、ごめんなさいね。また時間があるときにしっかり作りましょうね」
と母に言われたけど全然オッケーです。むしろオーダーメイドする気だったんですか、いくらかかるんだよ。庶民には手が出ないです。
そういうことで仕立屋さんを呼んでいる部屋に移動する。
呑気な俺はこのとき服選びを軽く考えていた。二十年ぶりの再会の息子を着飾りたいという親心を全く分かっていなかった。
あーでもないこーでもないと何着も着せ替えられて、やっと決まったのはアレから二時間後。急いで手直しして明後日には仕上がるんだって。お針子さん、ありがとうございます。
「だから謁見は明明後日ね」
「……うん」
もう疲れ切って、どうでもいいよ。
ぐったりしながら夕ご飯の時間になったので皆とわいわいがやがやと楽しく晩餐会。食べたら部屋に戻ってまた風呂に入る。あー、何度も入れて贅沢。
着替えてベッドに横になったらアルにおやすみを言ってストンと寝落ちた。
「おやすみ、サエ」
だからアルがおでこにおやすみのチューをしたのも、そのあとのことも何も知らない。
※多少加筆しましたがここまでがショート枠で書いた文になります。
次話からは新しい話になります。
これまでの生活は婚約破棄をして自由になるために、やりたいことや見たいものを我慢してた。
冒険者は逃亡後の生活のためが一番だったけど、こうなってしまえばランクが高くなってて逆によかったのかも。無理に依頼を熟さなくてもいいという心の余裕も出来たし。
それに何より俺が聖女だって知っても、この人達はその力を利用しようとしないし強制することもない。俺個人を見て接してくれる。それがとてつもなく心地よくて嬉しい。
「今後のことはまたでいいや」
「それがいい」
「アルもよかったのか? なんやかんやで俺と婚姻するし婿養子って言ってたよな。てことはコッチに住むんだろう? 本当に実家は大丈夫なのか?」
聖女を探しに来て婚姻しちゃって、当然国には戻れないから離ればなれになってしまうだろう。
「ああ、問題ない。話は通してあるし、近いうちに正式にイリヤと同盟を組んだことを公表するから」
「ふーん、そう……ん? なんて?」
「だからベルトラ公爵家と公爵家に関連する貴族家や商会、あとは領民や領地共々セイウーチ国から独立宣言をして昨日のうちにイリヤの同盟国にして貰ったから」
「──は?」
オイコラちょっと待て。何で俺の追放騒ぎが国家レベルの騒ぎになってるんだ。
そう思ったのが顔に出てたのか、はたまたアルの予想通りだったのか、真面目な顔になったアルが俺に説明をしだした。
「いいか、聖女は本来、国王よりも高い身分なんだよ。国王はすげ替えが聞くが聖女は唯一無二の存在なんだから。それをあの国はいつしかはき違えて、聖女はそこそこ敬えばいいという存在に貶めた。何なら使い潰してもいいというほどに」
「え、そうなの!?」
そんなの初耳なんだけど。
「そうなの! そこをきちんと理解してわきまえている貴族達は言いたいけど王家に逆らえないジレンマで、でもだからこそ水面下では密かに動いていたんだ。だからサエの追放はきっかけに過ぎなかったんだ」
ようするに機会を窺っていたところに都合よく俺の国外追放があったから動けたってことか。そういやベルトラ公爵家って王女が降嫁してて王家の血が入ってたな。本家より分家の方が優秀でお家乗っ取り的なことかな。
うわあ、そこまでされるほど今の王家ってヤバかったんだ。追放されてよかった。あのまま使い潰されてたらと思うとゾッとする。
「それにサエの義妹、もう他人だけど、アレもすぐに偽聖女だとバレるだろう。なんせ祈ったところで魔物を防ぐ効果もないんだから」
「あー、そうか。俺、毎日神殿で祈ってたけど今はもうお務めしてないしな」
ちょっと調子が悪かろうと必ず祈らされてけっこう大変だったんだよな。
男ってバレないように神殿には泊まらずに毎朝神殿まで馬車で往復一時間かけて、なおかつ一時間は祈ってた。
「いや、アレは祈らずともサエがいるだけで問題ないけど」
「え、そうなの? 何かこう、いつも祈って聖なる魔力を放出しろって言われて、実際に魔石に魔力を流してたぞ」
結界を維持するためだとかって言われて、それがルーティンだった。
「あー、アレは調べた結果、結界を維持するためじゃなくて単に魔石に溜めたサエの聖魔力をこっそり魔導具や護符に付与して『御利益がある』と言って高値で取引されてたんだ」
ちょっと気まずそうに言うアルだったが、そんなの気にならないくらい俺は動揺した。
「はあ!? 何だよそれ! つまり俺は体のいい聖魔力のタンクだったってことかよ!? 今まで無償で、お金も貢ぎ物一つだって貰わずに毎朝辛い思いしてさ」
ウソだろ、毎朝起床して神殿に行っていの一番に魔力を注げって、しかも魔石が満タンになるまでけっこうな量をさ。
誰にも言ってないが幸い俺は魔力回復がめちゃくちゃ早いから何とか枯渇しなかったけど、それでも魔力枯渇寸前までいくから目眩とか吐き気とか堪えながらやってたのに。
それがあんなヤツらの懐を潤すためだったなんて……。
「……俺、国民のためにって、頑張ってたのに……ウソだろ……」
「……サエ」
「あんな苦しみながら毎日堪えて、でもいつか報われて、自由になるんだって」
それだけを楽しみに、生きがいにしてたのに、その結果がこれ?
「──うう、アル……俺の十七年って、何だったの……?」
虚しくなって涙が溢れてきた。
確かにそこにいるだけでいいなら国民の役には立っていただろう。でも知らないところで騙されて搾取され続けていた、その事実は俺の心を抉った。
もう怒るよりもただただ虚しい。
「こうして俺と愛し合えたのも、ご両親の元に戻れたのも、今までサエの頑張りがあったからだよ。だからけして無駄じゃない。サエのおかげで救われて幸せになれた人は大勢いる」
「うん……うん、そうだよね」
アルの言葉に頷きながらも今はちょっと泣かせて欲しい。
そうしてアルに抱きしめられながら気の済むまで大泣きして、気持ちはスッキリしたが顔がヤバいことになってしまい、真っ昼間からお風呂に入ってリフレッシュ。
ちょうど風呂から出たあとに母が部屋にきた。その前に浮腫んで腫れた顔は治癒魔法で直しましたとも。
どうやら仕立屋さんを呼んでいるらしくて、別室で謁見用の服を合わせるそうだ。
「今回は時間の都合で既製品から選んで手直しするんだけど、ごめんなさいね。また時間があるときにしっかり作りましょうね」
と母に言われたけど全然オッケーです。むしろオーダーメイドする気だったんですか、いくらかかるんだよ。庶民には手が出ないです。
そういうことで仕立屋さんを呼んでいる部屋に移動する。
呑気な俺はこのとき服選びを軽く考えていた。二十年ぶりの再会の息子を着飾りたいという親心を全く分かっていなかった。
あーでもないこーでもないと何着も着せ替えられて、やっと決まったのはアレから二時間後。急いで手直しして明後日には仕上がるんだって。お針子さん、ありがとうございます。
「だから謁見は明明後日ね」
「……うん」
もう疲れ切って、どうでもいいよ。
ぐったりしながら夕ご飯の時間になったので皆とわいわいがやがやと楽しく晩餐会。食べたら部屋に戻ってまた風呂に入る。あー、何度も入れて贅沢。
着替えてベッドに横になったらアルにおやすみを言ってストンと寝落ちた。
「おやすみ、サエ」
だからアルがおでこにおやすみのチューをしたのも、そのあとのことも何も知らない。
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