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第三章 辺境編
寝てる間に終わってた
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*背後注意。軽くR18あり*
ぽやぽやしてた頭がハッキリしてきて聞いたら、俺が寝ている間にコカトリスの後始末が終わっていたらしい。
んで、俺、10日くらい寝てたらしい。
まじか。
昨夜、唐突に目が覚めたら目の前にクラビスの顔があってビックリしたんだよな。
どうやら俺の世話をしていたらしい。
ちょうど俺を風呂に入れて着替えをしようとしていたようで、素っ裸だった。
そこに俺が目覚めたモンで、コレ幸いとクラビスが盛ってきたんだよ!
嬉しそうな中にも不安げに瞳が揺れていて、なんかあったのかなとは思ったんだけど、俺もクラビスに覚え込まされた快感を拾ってしまい、あっという間に流された。
どうやらすでに俺の中は浄化されていたらしく、潤滑油の玉を即座に入れられて指で解された。
指でしこりをぐりっと押されて声が上がる。
「っくらびす、急すぎ・・・! ぅあ、そこ、やあって」
「---アルカス、ゴメン、もう早く繋がりたい!」
「はあ、べつに・・・い・・・けど、あうっ」
「アルカス・・・!」
性急に入ってきたクラビスに俺も苦しいのに感じてしまった。
俺も大概、クラビスが好きだよな・・・・・・。
口に出ていたのか、中のクラビスが大きくなった。
そうして朝まで何度も揺さぶられて、達して、ドロドロぐちゃぐちゃになったところでもう一度風呂に入り、少し休んでから抱っこされて部屋から出て来たのがさっき。
それにしても、そんなに寝てたの、俺ってば。
寝過ぎだろう。
まあ、フェイ達が言うにはかなりのレベルアップをしたらしいので、そのくらいで目覚めたのは早い方だって。
・・・・・・ステータスの確認が怖い。
ソレはさておき、通りでクラビスが不安げで性急だったわけだ。
いくら原因が分かってても、何度も、何日も意識不明になってたら、俺だってヤだもん。
・・・・・・え?
魔の一週間の再現?
いやあ、あの時は薄ら意識があったけど、今回はたぶん、ガチ意識不明だったから甘えたとかは無いはず。
・・・・・・無いよな?
クラビスをチラ見してみたけどいい笑顔で返された。
ソレってどういう笑み?
ねえ?!
皆も目を逸らさないでくれるかなあ?!
念の為、ここにもう一泊してから帰ることに決まった。
ギルドへの報告や果ての森の後始末はすっかり片付いたそうだ。
「ごめんなさい、迷惑かけて」
「何を謝る? むしろアルカスのお陰で犠牲者も出なかった。こちらは感謝したいくらいだ。ソレよりもフェイ達に聞いたが、レベルアップのせいで寝込んだのだろう? もう体は大丈夫なのか?」
アーサーが逆に気を遣ってくれた。
「ありがとうございます。もう何ともないです。むしろ前よりも体が軽い気がする?」
「ああ、レベルアップで体力とか増えたのだろう。見た目は余り変わらないようだがな。レベルアップで悪いことは無いだろうし、いいのでは無いかな」
---夜の方も色々と。
なんてコソッと耳元で囁かれて、かあっと熱くなった。
そういえば今日は朝までヤってたのに起きられてるし、そんなに辛くない。
ええ?!
ソレってレベルアップのおかげ?!
いつも気絶してたけど。
ソレはソレで恥ずかしかったけど、意識保ったままずっと致してるのもめちゃくちゃ恥ずいんですけど!
たぶんクラビスには聞こえてる。
めちゃくちゃ良い笑顔で見てる。
うわー、止めて---!
皆も良い笑顔で恥ずかしいんですけど!
夜、再び盛ろうとしたクラビスを何とか丸め込み、抱きしめあって眠った次の日。
アーサー達とお別れの挨拶をして、フォレスター領に向けて出発をした。
そうそう、コカトリス対策で使った結界の魔石はアーサーにあげた。
あげたというか、辺境伯領を囲むように転移魔法で設置してきた。もちろん分からないように追加で認識阻害の魔法と持ち出し不可の魔法を重ねがけしておいた。
常の起動ではなく、アーサーにあげた結界のネックレスにこれまた追加で、アーサーの鍵となる言葉を登録して起動するようにした。
むやみやたらに発動しても困るからね。
え? 鍵の言葉?
そんなの秘密に決まってるじゃん。
ていうか、知らないし。
アーサーに頭で思い浮かべた言葉を鍵にするよって言って登録したからね。
アーサーしか分からないのだ。
これで安心安全!
・・・それにしても、せっかく辺境伯領に来たのにほとんど寝てて何だかなあ・・・・・・。
ま、何時でもおいでって言われたし。
社交辞令だとしても関係ないない!
今度は依頼とか関係ないときに遊びに行こうっと!
ぽやぽやしてた頭がハッキリしてきて聞いたら、俺が寝ている間にコカトリスの後始末が終わっていたらしい。
んで、俺、10日くらい寝てたらしい。
まじか。
昨夜、唐突に目が覚めたら目の前にクラビスの顔があってビックリしたんだよな。
どうやら俺の世話をしていたらしい。
ちょうど俺を風呂に入れて着替えをしようとしていたようで、素っ裸だった。
そこに俺が目覚めたモンで、コレ幸いとクラビスが盛ってきたんだよ!
嬉しそうな中にも不安げに瞳が揺れていて、なんかあったのかなとは思ったんだけど、俺もクラビスに覚え込まされた快感を拾ってしまい、あっという間に流された。
どうやらすでに俺の中は浄化されていたらしく、潤滑油の玉を即座に入れられて指で解された。
指でしこりをぐりっと押されて声が上がる。
「っくらびす、急すぎ・・・! ぅあ、そこ、やあって」
「---アルカス、ゴメン、もう早く繋がりたい!」
「はあ、べつに・・・い・・・けど、あうっ」
「アルカス・・・!」
性急に入ってきたクラビスに俺も苦しいのに感じてしまった。
俺も大概、クラビスが好きだよな・・・・・・。
口に出ていたのか、中のクラビスが大きくなった。
そうして朝まで何度も揺さぶられて、達して、ドロドロぐちゃぐちゃになったところでもう一度風呂に入り、少し休んでから抱っこされて部屋から出て来たのがさっき。
それにしても、そんなに寝てたの、俺ってば。
寝過ぎだろう。
まあ、フェイ達が言うにはかなりのレベルアップをしたらしいので、そのくらいで目覚めたのは早い方だって。
・・・・・・ステータスの確認が怖い。
ソレはさておき、通りでクラビスが不安げで性急だったわけだ。
いくら原因が分かってても、何度も、何日も意識不明になってたら、俺だってヤだもん。
・・・・・・え?
魔の一週間の再現?
いやあ、あの時は薄ら意識があったけど、今回はたぶん、ガチ意識不明だったから甘えたとかは無いはず。
・・・・・・無いよな?
クラビスをチラ見してみたけどいい笑顔で返された。
ソレってどういう笑み?
ねえ?!
皆も目を逸らさないでくれるかなあ?!
念の為、ここにもう一泊してから帰ることに決まった。
ギルドへの報告や果ての森の後始末はすっかり片付いたそうだ。
「ごめんなさい、迷惑かけて」
「何を謝る? むしろアルカスのお陰で犠牲者も出なかった。こちらは感謝したいくらいだ。ソレよりもフェイ達に聞いたが、レベルアップのせいで寝込んだのだろう? もう体は大丈夫なのか?」
アーサーが逆に気を遣ってくれた。
「ありがとうございます。もう何ともないです。むしろ前よりも体が軽い気がする?」
「ああ、レベルアップで体力とか増えたのだろう。見た目は余り変わらないようだがな。レベルアップで悪いことは無いだろうし、いいのでは無いかな」
---夜の方も色々と。
なんてコソッと耳元で囁かれて、かあっと熱くなった。
そういえば今日は朝までヤってたのに起きられてるし、そんなに辛くない。
ええ?!
ソレってレベルアップのおかげ?!
いつも気絶してたけど。
ソレはソレで恥ずかしかったけど、意識保ったままずっと致してるのもめちゃくちゃ恥ずいんですけど!
たぶんクラビスには聞こえてる。
めちゃくちゃ良い笑顔で見てる。
うわー、止めて---!
皆も良い笑顔で恥ずかしいんですけど!
夜、再び盛ろうとしたクラビスを何とか丸め込み、抱きしめあって眠った次の日。
アーサー達とお別れの挨拶をして、フォレスター領に向けて出発をした。
そうそう、コカトリス対策で使った結界の魔石はアーサーにあげた。
あげたというか、辺境伯領を囲むように転移魔法で設置してきた。もちろん分からないように追加で認識阻害の魔法と持ち出し不可の魔法を重ねがけしておいた。
常の起動ではなく、アーサーにあげた結界のネックレスにこれまた追加で、アーサーの鍵となる言葉を登録して起動するようにした。
むやみやたらに発動しても困るからね。
え? 鍵の言葉?
そんなの秘密に決まってるじゃん。
ていうか、知らないし。
アーサーに頭で思い浮かべた言葉を鍵にするよって言って登録したからね。
アーサーしか分からないのだ。
これで安心安全!
・・・それにしても、せっかく辺境伯領に来たのにほとんど寝てて何だかなあ・・・・・・。
ま、何時でもおいでって言われたし。
社交辞令だとしても関係ないない!
今度は依頼とか関係ないときに遊びに行こうっと!
応援ありがとうございます!
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