17 / 52
王都から呼び出しをくらう
しおりを挟む
僕がここに稀人として来てから2ヶ月が経った頃、王都の王様から召喚状が届いた。
どうやら商人がこちらの情報を持ち帰って王都で話したらしい。
それが王城にまで届き、事の真偽を確かめるために王都まで至急来いという事だそうだ。
「別に行かなくてもいいんだぞ?」
「そうそう。前にも言ったけど、今回は特にルカを呼び出している訳じゃないんだ。辺境伯である父上だけが行けば問題ない」
皆が一生懸命引き留めるけど、でも義父様が行って稀人が居ることを知ったら、結局また呼び出されるんじゃ無いの?
突っぱねても何度も呼び出される気がするんだよね。
それならば一度行って、以後はスッパリ断れるようにした方が良いと思うんだ。
大体、僕はもうヒューズのお嫁さんなんだからヒューズと一生ここで暮らすつもりだよ?
王都なんて観光地くらいにしか思ってないし、王様も王子様も興味ない。
---ということを言ったら、皆、うぐっと変な声を出して黙ってしまった。
大丈夫?
「ならば、俺達のアツアツぶりを見せつけてきてやろう。向こうが付け入る隙を見つけられずに諦めるまでな!」
「・・・? よく分からないけど、ずっとくっついてれば良いんじゃないかな?」
「そうだ。四六時中、二人で密着してよう!」
義父様とダグラスが呆れたように見ていた。
セバスは旅支度を調え始めた。
とりあえず王都行きは決定した模様。
ところでヒューズが抜けて騎士団は大丈夫なのかな?
結果的に、義父様と僕、セバス、ヒューズとダグラスに騎士団の中から20名の護衛を連れて王都へ出発となった。
辺境伯はその名の通り、王都からかなり離れている。
馬車で野営をしながら3日ほどだそうだ。
こんなに大所帯で荷物とか大丈夫なのだろうか。
「あぁ、アイテムボックスという魔導具があってな、サイズによって値が変わるがうちには大、中、小と一通りあって、小サイズでもこの馬車を5台入れても余るくらいの容量があるから心配ない」
「他にもマジックバッグという魔導具があって、そちらは馬車1台分から3台分ほどの容量でポーチやリュックなどのデザインがあるが、俺達もそれなりにいいものを持っているから着替えや食料も心配ないぞ」
「ルカのベルトのポーチがそれだよ」
「---え?」
本当?!
全然分からなかった。
だって重くないし。
「重量を無視してるからねえ」
「バッグ以外の重さはないぞ」
「な、なるほど・・・?!」
助かるけど、金額が怖ろしくて触れないよ!
こんな感じで王都へ出発しました。
どうやら商人がこちらの情報を持ち帰って王都で話したらしい。
それが王城にまで届き、事の真偽を確かめるために王都まで至急来いという事だそうだ。
「別に行かなくてもいいんだぞ?」
「そうそう。前にも言ったけど、今回は特にルカを呼び出している訳じゃないんだ。辺境伯である父上だけが行けば問題ない」
皆が一生懸命引き留めるけど、でも義父様が行って稀人が居ることを知ったら、結局また呼び出されるんじゃ無いの?
突っぱねても何度も呼び出される気がするんだよね。
それならば一度行って、以後はスッパリ断れるようにした方が良いと思うんだ。
大体、僕はもうヒューズのお嫁さんなんだからヒューズと一生ここで暮らすつもりだよ?
王都なんて観光地くらいにしか思ってないし、王様も王子様も興味ない。
---ということを言ったら、皆、うぐっと変な声を出して黙ってしまった。
大丈夫?
「ならば、俺達のアツアツぶりを見せつけてきてやろう。向こうが付け入る隙を見つけられずに諦めるまでな!」
「・・・? よく分からないけど、ずっとくっついてれば良いんじゃないかな?」
「そうだ。四六時中、二人で密着してよう!」
義父様とダグラスが呆れたように見ていた。
セバスは旅支度を調え始めた。
とりあえず王都行きは決定した模様。
ところでヒューズが抜けて騎士団は大丈夫なのかな?
結果的に、義父様と僕、セバス、ヒューズとダグラスに騎士団の中から20名の護衛を連れて王都へ出発となった。
辺境伯はその名の通り、王都からかなり離れている。
馬車で野営をしながら3日ほどだそうだ。
こんなに大所帯で荷物とか大丈夫なのだろうか。
「あぁ、アイテムボックスという魔導具があってな、サイズによって値が変わるがうちには大、中、小と一通りあって、小サイズでもこの馬車を5台入れても余るくらいの容量があるから心配ない」
「他にもマジックバッグという魔導具があって、そちらは馬車1台分から3台分ほどの容量でポーチやリュックなどのデザインがあるが、俺達もそれなりにいいものを持っているから着替えや食料も心配ないぞ」
「ルカのベルトのポーチがそれだよ」
「---え?」
本当?!
全然分からなかった。
だって重くないし。
「重量を無視してるからねえ」
「バッグ以外の重さはないぞ」
「な、なるほど・・・?!」
助かるけど、金額が怖ろしくて触れないよ!
こんな感じで王都へ出発しました。
1,074
あなたにおすすめの小説
【本編完結】断罪される度に強くなる男は、いい加減転生を仕舞いたい
雷尾
BL
目の前には金髪碧眼の美形王太子と、隣には桃色の髪に水色の目を持つ美少年が生まれたてのバンビのように震えている。
延々と繰り返される婚約破棄。主人公は何回ループさせられたら気が済むのだろうか。一応完結ですが気が向いたら番外編追加予定です。
不遇聖女様(男)は、国を捨てて闇落ちする覚悟を決めました!
ミクリ21
BL
聖女様(男)は、理不尽な不遇を受けていました。
その不遇は、聖女になった7歳から始まり、現在の15歳まで続きました。
しかし、聖女ラウロはとうとう国を捨てるようです。
何故なら、この世界の成人年齢は15歳だから。
聖女ラウロは、これからは闇落ちをして自由に生きるのだ!!(闇落ちは自称)
運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…
こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』
ある日、教室中に響いた声だ。
……この言い方には語弊があった。
正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。
テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。
問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。
*当作品はカクヨム様でも掲載しております。
婚約破棄を傍観していた令息は、部外者なのにキーパーソンでした
Cleyera
BL
貴族学院の交流の場である大広間で、一人の女子生徒を囲む四人の男子生徒たち
その中に第一王子が含まれていることが周囲を不安にさせ、王子の婚約者である令嬢は「その娼婦を側に置くことをおやめ下さい!」と訴える……ところを見ていた傍観者の話
:注意:
作者は素人です
傍観者視点の話
人(?)×人
安心安全の全年齢!だよ(´∀`*)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる