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番外編 カーティスの番い育成計画
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※カーティス→アディス→エヴァルド→カーティスというふうに視点が変わります。
俺が失恋したあの日から僅か数年。
セラータ殿がアルヴァ殿との第一子出産後、アディス公爵とエヴァルド殿夫夫が御子を懐妊したそうだ。
俺はアレ以降も変わらず猫を被り続けてアディス師団長の補佐官を務め上げている。
彼への恋心はあのとき、スッパリ消し去った。
二人は番いなのだ。単なる好意でどうなるものではないのだから。
そして以前、ソリューン騎士団長から言われたことをたった今、実感した。
「・・・・・・アディス師団長、その・・・・・・お腹の御子様・・・・・・」
懐妊で魔力が不足気味になったとアディスから連絡が来て、慌ててお祝いと仕事の調整のためにダスク公爵家を訪れてみれば・・・・・・。
「・・・・・・カーティス?」
アディスがキョトンとして、エヴァルドは怪訝そうな顔をした。
だが俺は二人に構うことが出来ずにジッとアディスの下腹部を見つめていた。
「おい、ライン。何時まで私のアディスのお腹を見ている。不愉快だ」
「・・・・・・カーティス、何かあった?」
「───俺の・・・・・・」
「え?」
アディスが聞き返したので、今度はハッキリ言った。
「俺の、番いだ。アディス公爵のお腹の御子が、俺の番い・・・・・・!」
「・・・・・・」
「「「えええ───!?」」」
一瞬の沈黙のあと、その場の皆が一斉に叫んだ。
そんなことあるのかって?
だが本能がそう言うんだから仕方ないだろう。
ソレからはダスク公爵家もセラータの嫁入り先のドーン公爵家も上を下にの大騒ぎ。
果ては俺の実家であるカーティス公爵家でも予想外な番い発見に大騒ぎだったらしい。
◇◇◇
「・・・・・・まさか、本当に?」
「お願いします」
「・・・・・・間違っても手を出すなよ」
「もちろんです」
いろんな意味でヤバい感じのカーティス・ラインを仕方なくダスク公爵家の客室に泊まらせることになった。
私のお腹をガン見していたラインがまさかの番い発言。
いやだって、まだ宿ったばかりのお腹の子をそうと認識するとは思わないじゃないか。
やっぱり人族以外の番いへの執着は怖ろしいものがある。
ガッツリ番い認定したラインは、生まれるまで側にいたいという。
私は別に構わないがエヴァルドがヤキモチを焼くのでは、と内心ビクビクしていたが、案外すんなり許可を出して驚いた。
だって昔、ラインが私に好意を抱いてたろうことに気付いているはずだから。
そんなことを考えていた私は何やら二人で目配せしあっていたのには気付かなかった。
◇◇◇
我が最愛のアディスに横恋慕していたカーティスがあの日、すっぱりアディスへの執着を止めた。
さすが番いのことに理解の深いエルフだけある。単なる好意では太刀打ち出来ないと踏んだのだろう。
そんなカーティスが、今回初めて懐妊したアディスのご機嫌伺いに来た瞬間、アディスを見て固まった。
いや正確にはアディスのお腹を凝視して、だ。
そして怖ろしいことを言った。
「アディス公爵のお腹の御子が、俺の番いです」
本当かよ!?
だがよく聞けば、ソリューン騎士団長とパール団長補佐官が母親のお腹にいるときから番い認定していて、生まれた瞬間から寄り添っていたという。
ならば有り得るのだろう。
しかし生まれるまで側にいたい。生まれた後も成長を見守りたいというのはちょっと・・・・・・。
「エヴァルド殿、生まれた瞬間からなるべく私は番いと一緒にお世話しながら過ごしたい。貴方はアディス公爵といちゃいちゃしたい。利害が一致しませんか?」
「・・・・・・ヨシ、許す!」
「ではその様に。何、生まれた後の教養も私がしっかり教えますから、ご心配なさらず」
「・・・・・・普通に育てろよ。ダスク公爵家の跡取りになるのだから」
「もちろんです」
そう言って密かに協定が結ばれたのをアディスは知らない。
「・・・・・・しかしそうなると、アイツは私達の義息子になるということか・・・・・・。何か複雑だな」
だがまあ、アディスを可愛がる時間が増えるのには賛成だ。
◇◇◇
ソレから俺はダスク公爵家に部屋を一つ貰い、生まれるまではアディスのお腹の子に出来る限り挨拶をしてアディスの体調にも気を配った。
さすがにエヴァルド殿に威圧されるので触れることはないが、声だけでも届いていると思いたい。
どうやら御子は人族らしく、約10ヶ月の妊娠期間を経て、無事出産となった。
その子は太陽と名付けられた。
俺はソワソワしながら別室で待ち、色々済んだところでついに生まれたばかりの番いと御対面。
人族の男児の御子はまだ首も据わっておらず、柔らかくてふにゃふにゃで、そうっと出した俺の指を反射でギュッと握って・・・・・・。
「・・・・・・生まれてきてくれて、ありがとう」
俺はぽたぽたと落ちる涙を拭うこともせずに、ひたすら愛しい番いを見つめ続けた。
アディス公爵に似た薄い白金の髪にエヴァルド殿の黒い瞳。
俺の番い。
大切に育てるからな。
ソレからは暇があればお世話をして、話しかけて、教育を施して、物心つく頃にはすでに番う約束を取り付けて・・・・・・。
ソルティエの成人と同時に俺はダスク公爵家に婿入りしたのだった。
たまにアウロラ達を連れて遊びに来ていたセラータがポツリと『うわあ、ガチもんの紫の上計画だぁ・・・・・・』と引きながら意味のよく分からないことを呟いていたが・・・・・・。
お互い、愛し合っているのだから問題ない。
※一応、番外編終了予定です。・・・・・・が。
迷った末に闇堕ちエヴァルドの話を書きました。たぶん辛い話だと思うので、投稿しても読まなくて大丈夫です。本編にも番外編にも影響は無いと思いますので。
メンタルつよつよな方はどうぞ読んでみて下さい。
俺が失恋したあの日から僅か数年。
セラータ殿がアルヴァ殿との第一子出産後、アディス公爵とエヴァルド殿夫夫が御子を懐妊したそうだ。
俺はアレ以降も変わらず猫を被り続けてアディス師団長の補佐官を務め上げている。
彼への恋心はあのとき、スッパリ消し去った。
二人は番いなのだ。単なる好意でどうなるものではないのだから。
そして以前、ソリューン騎士団長から言われたことをたった今、実感した。
「・・・・・・アディス師団長、その・・・・・・お腹の御子様・・・・・・」
懐妊で魔力が不足気味になったとアディスから連絡が来て、慌ててお祝いと仕事の調整のためにダスク公爵家を訪れてみれば・・・・・・。
「・・・・・・カーティス?」
アディスがキョトンとして、エヴァルドは怪訝そうな顔をした。
だが俺は二人に構うことが出来ずにジッとアディスの下腹部を見つめていた。
「おい、ライン。何時まで私のアディスのお腹を見ている。不愉快だ」
「・・・・・・カーティス、何かあった?」
「───俺の・・・・・・」
「え?」
アディスが聞き返したので、今度はハッキリ言った。
「俺の、番いだ。アディス公爵のお腹の御子が、俺の番い・・・・・・!」
「・・・・・・」
「「「えええ───!?」」」
一瞬の沈黙のあと、その場の皆が一斉に叫んだ。
そんなことあるのかって?
だが本能がそう言うんだから仕方ないだろう。
ソレからはダスク公爵家もセラータの嫁入り先のドーン公爵家も上を下にの大騒ぎ。
果ては俺の実家であるカーティス公爵家でも予想外な番い発見に大騒ぎだったらしい。
◇◇◇
「・・・・・・まさか、本当に?」
「お願いします」
「・・・・・・間違っても手を出すなよ」
「もちろんです」
いろんな意味でヤバい感じのカーティス・ラインを仕方なくダスク公爵家の客室に泊まらせることになった。
私のお腹をガン見していたラインがまさかの番い発言。
いやだって、まだ宿ったばかりのお腹の子をそうと認識するとは思わないじゃないか。
やっぱり人族以外の番いへの執着は怖ろしいものがある。
ガッツリ番い認定したラインは、生まれるまで側にいたいという。
私は別に構わないがエヴァルドがヤキモチを焼くのでは、と内心ビクビクしていたが、案外すんなり許可を出して驚いた。
だって昔、ラインが私に好意を抱いてたろうことに気付いているはずだから。
そんなことを考えていた私は何やら二人で目配せしあっていたのには気付かなかった。
◇◇◇
我が最愛のアディスに横恋慕していたカーティスがあの日、すっぱりアディスへの執着を止めた。
さすが番いのことに理解の深いエルフだけある。単なる好意では太刀打ち出来ないと踏んだのだろう。
そんなカーティスが、今回初めて懐妊したアディスのご機嫌伺いに来た瞬間、アディスを見て固まった。
いや正確にはアディスのお腹を凝視して、だ。
そして怖ろしいことを言った。
「アディス公爵のお腹の御子が、俺の番いです」
本当かよ!?
だがよく聞けば、ソリューン騎士団長とパール団長補佐官が母親のお腹にいるときから番い認定していて、生まれた瞬間から寄り添っていたという。
ならば有り得るのだろう。
しかし生まれるまで側にいたい。生まれた後も成長を見守りたいというのはちょっと・・・・・・。
「エヴァルド殿、生まれた瞬間からなるべく私は番いと一緒にお世話しながら過ごしたい。貴方はアディス公爵といちゃいちゃしたい。利害が一致しませんか?」
「・・・・・・ヨシ、許す!」
「ではその様に。何、生まれた後の教養も私がしっかり教えますから、ご心配なさらず」
「・・・・・・普通に育てろよ。ダスク公爵家の跡取りになるのだから」
「もちろんです」
そう言って密かに協定が結ばれたのをアディスは知らない。
「・・・・・・しかしそうなると、アイツは私達の義息子になるということか・・・・・・。何か複雑だな」
だがまあ、アディスを可愛がる時間が増えるのには賛成だ。
◇◇◇
ソレから俺はダスク公爵家に部屋を一つ貰い、生まれるまではアディスのお腹の子に出来る限り挨拶をしてアディスの体調にも気を配った。
さすがにエヴァルド殿に威圧されるので触れることはないが、声だけでも届いていると思いたい。
どうやら御子は人族らしく、約10ヶ月の妊娠期間を経て、無事出産となった。
その子は太陽と名付けられた。
俺はソワソワしながら別室で待ち、色々済んだところでついに生まれたばかりの番いと御対面。
人族の男児の御子はまだ首も据わっておらず、柔らかくてふにゃふにゃで、そうっと出した俺の指を反射でギュッと握って・・・・・・。
「・・・・・・生まれてきてくれて、ありがとう」
俺はぽたぽたと落ちる涙を拭うこともせずに、ひたすら愛しい番いを見つめ続けた。
アディス公爵に似た薄い白金の髪にエヴァルド殿の黒い瞳。
俺の番い。
大切に育てるからな。
ソレからは暇があればお世話をして、話しかけて、教育を施して、物心つく頃にはすでに番う約束を取り付けて・・・・・・。
ソルティエの成人と同時に俺はダスク公爵家に婿入りしたのだった。
たまにアウロラ達を連れて遊びに来ていたセラータがポツリと『うわあ、ガチもんの紫の上計画だぁ・・・・・・』と引きながら意味のよく分からないことを呟いていたが・・・・・・。
お互い、愛し合っているのだから問題ない。
※一応、番外編終了予定です。・・・・・・が。
迷った末に闇堕ちエヴァルドの話を書きました。たぶん辛い話だと思うので、投稿しても読まなくて大丈夫です。本編にも番外編にも影響は無いと思いますので。
メンタルつよつよな方はどうぞ読んでみて下さい。
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