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513 *治験&検証
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*R18。背後注意。前半媚薬の説明、後半が本番です、スミマセン、えちが短い*
俺は今、例の媚薬『月下美人』を一滴、一口分の水に垂らして薄めたモノを手にしている。
アークの口付けで蕩けたもののコレは治験と我に返り、データを取るためまずは原液を直接口にするのではなく薄めて飲むことにした。
「確かに原液を直接吸収すると何かヤベえ気がする」
「うん。まずは薄めて緩やかな吸収での効果をみて、ソレから効果が切れたら徐々に濃くしていこう」
・・・・・・ということは、堪えきれる濃度まで延々と続くんだな?
「というか、俺達竜人ってこういう薬での状態異常も耐性なかったっけ?」
媚薬での催婬効果を状態異常って言っていいのか疑問だけども。
「・・・・・・あー、まあ、他の種族に比べたら格段に強い耐性があるな」
「この検証って、あまり意味ない?」
「・・・・・・いや、ミドガルズオルムの酒は効いてたしなぁ」
「ん? 何だって?」
アークが斜め上を見て考えるように口元に手をあてて何やら小さく呟いたが、よく聞こえなかった。
「いや・・・・・・今更だが、止めるか?」
心配そうにそう言うが、いやいやここは製作者の責務があるからね! 逆にとっても興味あるし。耐性持ちにも効くのかってね。
「もちろんやるよ! それで安全なラインが分かれば、他の人にも使って欲しいし」
「まあ、需要はあるだろうな。子供が欲しくても今イチ頑張れないヤツとかマンネリ解消に」
「そう? アークも欲しい?」
「欲しいな」
即答かよ。いい笑顔だな! うーん、原料が原料だし、コストが高いから値段は張りそう。たぶん一般人には無理な値段になるな。
───ソレはともかく。
「やらないことには始まらない。ひと思いに行くよ。アーク、時間確認して」
「おう、いいぞ。今は夕方、四時だな」
「ちょうど区切りがいいね。うん」
そう言って俺はゴクッと一息に飲んだ。味は蜂蜜みたいな甘さがあるが、薄めているせいか仄かに甘味を感じるくらい。匂いはほとんどなかったはずなんだけど・・・・・・
「飲んだら匂いが・・・・・・」
どういう訳か、身体に取り込んだ直後から凄くいい匂いがする。媚薬から? 違う・・・・・・この匂いは、アレだ。
「アークの匂い・・・・・・薫りだ。不思議、飲んだらもの凄く分かる・・・・・・」
思わずアークの首元に鼻を押し付けてスンッと匂いを嗅ぐ。ああ、いい匂い。
「・・・・・・っ、俺も、ノアが飲み干した直後にノアから発情のフェロモンがぶわって出て来て」
───ヤベえ。そう言って噛み付くように俺に再び口付けをしてきたアーク。俺も身体が胎内から湧き上がるように熱くなって、アークと触れ合うところが気持ちいい。
「───これ、番いだと強制的に発情状態になるみたい」
「そうみたいだな・・・・・・っ。抗うことが、難しいぞコレ」
飲んだ俺はともかく飲んでいないアークでさえ、俺が発情期に入ったときのように興奮してきて普段の欲情とは違うのが分かる。
「───ああ、マズいな。コレは、俺でも理性がトぶかも・・・・・・! クソッ、ノアの凄さを甘く見てた」
「アーク、アーク・・・・・・もう、お願い」
触って、と無意識に身体をアークに擦り付ける。もう、どこもかしこも敏感になってきてどうにかして欲しい。
「ああ、まあ記録してるから、大丈夫かな。俺も余裕がねえ」
そう言ってアークが服を脱ぎ始めた。俺も脱ごうとして服に手をかけるが、それがよけいに快感を拾って身体が震えてしまい、上手く脱げない。
もどかしく思って涙を浮かべると、サッサと裸になったアークが手際よく脱がせてくれた。
「アーク、媚薬が切れればたぶん発情状態は終わると思う、から」
「ああ」
「俺、たぶん、もうすぐ訳分かんなくなる、から」
「ふ、気持ちよくしてやるから、任せろ」
そう言ってアークがギラギラした目で獰猛に笑うのを最後に見たあとの記憶はない───。
気付いたらいつもみたいに太くて大きくて長くて硬いアークの剛直が俺の胎の奥をぐぽぐぽと容赦なく犯していて。
「・・・・・・っあっ、あっ・・・・・・!」
掠れてガサガサの自分の嬌声で意識が引き戻された。
「・・・・・・っ意識が、戻ったか?」
「アーク・・・・・・? っ俺、どうし・・・・・・」
媚薬で発情状態になって、そのあとは・・・・・・記憶がないな。意識が戻ってきたってことは薬の効果が消えてきたってことかな?
「ああ、あの直後にノアが完全に発情して意識をトばした。俺もそれからすぐに似たようなもんだな」
「・・・・・・っあ、そう・・・・・・なんだ? あの、あっ、今は何時・・・・・・!? ちょっと、アーク!」
「何だ」
「質問っ! ちょ、止まってよぉ」
「止まらないな」
笑いながら腰を打ち付けてそう応えるアークに、それどころじゃない俺は待ったをかける。それに構わず奥を抉られ続けて、俺は最後に盛大にイった。
同時にアークも中に射精したようだ。
「───っああ・・・・・・っ!」
「・・・・・・ック」
奥に打ち付けるように熱い白濁を浴びせられて、その衝撃でまたイって。
無意識に下腹部を撫ぜれば、アークの剛直でボコッとしていたがそれ以外にもたぶん相当白濁を注がれたのだろう。その分の膨らみもあって苦しい。
「・・・・・・ぁ」
ズルリと抜けた感覚に軽くイって、それから後孔から伝って漏れるアークの白濁にビクビク震えて。
アークに再度時間を問えば、すでに翌日の昼だという。
「・・・・・・え、待って。つまり・・・・・・?」
「あの薄めたヤツで二〇時間はヤってたことになるな」
「───まーじーかー・・・・・・」
コレは原液を一滴とかのレベルじゃないぞ。まずはどれだけ薄めて時間短縮出来るかが先だ。
じゃないと───。
「普通の人じゃ腹上死だ」
青ざめた顔でそう言う俺に、アークは神妙な顔で頷いた。
「俺達だから無事なようなモンだな」
「・・・・・・次はもっと薄めよう。原液はそっちが検証済んだらだな」
俺がブツブツ言うそばで甲斐甲斐しく浄化したり服を着せてくれているアークが苦笑していた。
「そこで『もう止めよう』ってならないところがノアらしいな」
「俺達だから出来ることでもある」
「俺と番えてよかったな」
「うん、って、そう言う意味じゃなくて! 愛してるから!」
「ふっ、知ってる」
俺もノアを一番に愛してるよ、と当たり前のように耳元で囁いてくれるアークが、大好きだ。
「とりあえず飯食おうぜ。腹減った」
「うん。そうしたら外に出てメーレ達に色々と説明しようか」
向こうでの出来事の話と、お仕置き・・・・・・は別にいいか。
※一旦、検証終わり。間を挟みます。
説明ばっかりであんまりえっちじゃなかった。
治験時間間違えてました。一〇時間→二〇時間でした。訂正しました。スミマセン。
俺は今、例の媚薬『月下美人』を一滴、一口分の水に垂らして薄めたモノを手にしている。
アークの口付けで蕩けたもののコレは治験と我に返り、データを取るためまずは原液を直接口にするのではなく薄めて飲むことにした。
「確かに原液を直接吸収すると何かヤベえ気がする」
「うん。まずは薄めて緩やかな吸収での効果をみて、ソレから効果が切れたら徐々に濃くしていこう」
・・・・・・ということは、堪えきれる濃度まで延々と続くんだな?
「というか、俺達竜人ってこういう薬での状態異常も耐性なかったっけ?」
媚薬での催婬効果を状態異常って言っていいのか疑問だけども。
「・・・・・・あー、まあ、他の種族に比べたら格段に強い耐性があるな」
「この検証って、あまり意味ない?」
「・・・・・・いや、ミドガルズオルムの酒は効いてたしなぁ」
「ん? 何だって?」
アークが斜め上を見て考えるように口元に手をあてて何やら小さく呟いたが、よく聞こえなかった。
「いや・・・・・・今更だが、止めるか?」
心配そうにそう言うが、いやいやここは製作者の責務があるからね! 逆にとっても興味あるし。耐性持ちにも効くのかってね。
「もちろんやるよ! それで安全なラインが分かれば、他の人にも使って欲しいし」
「まあ、需要はあるだろうな。子供が欲しくても今イチ頑張れないヤツとかマンネリ解消に」
「そう? アークも欲しい?」
「欲しいな」
即答かよ。いい笑顔だな! うーん、原料が原料だし、コストが高いから値段は張りそう。たぶん一般人には無理な値段になるな。
───ソレはともかく。
「やらないことには始まらない。ひと思いに行くよ。アーク、時間確認して」
「おう、いいぞ。今は夕方、四時だな」
「ちょうど区切りがいいね。うん」
そう言って俺はゴクッと一息に飲んだ。味は蜂蜜みたいな甘さがあるが、薄めているせいか仄かに甘味を感じるくらい。匂いはほとんどなかったはずなんだけど・・・・・・
「飲んだら匂いが・・・・・・」
どういう訳か、身体に取り込んだ直後から凄くいい匂いがする。媚薬から? 違う・・・・・・この匂いは、アレだ。
「アークの匂い・・・・・・薫りだ。不思議、飲んだらもの凄く分かる・・・・・・」
思わずアークの首元に鼻を押し付けてスンッと匂いを嗅ぐ。ああ、いい匂い。
「・・・・・・っ、俺も、ノアが飲み干した直後にノアから発情のフェロモンがぶわって出て来て」
───ヤベえ。そう言って噛み付くように俺に再び口付けをしてきたアーク。俺も身体が胎内から湧き上がるように熱くなって、アークと触れ合うところが気持ちいい。
「───これ、番いだと強制的に発情状態になるみたい」
「そうみたいだな・・・・・・っ。抗うことが、難しいぞコレ」
飲んだ俺はともかく飲んでいないアークでさえ、俺が発情期に入ったときのように興奮してきて普段の欲情とは違うのが分かる。
「───ああ、マズいな。コレは、俺でも理性がトぶかも・・・・・・! クソッ、ノアの凄さを甘く見てた」
「アーク、アーク・・・・・・もう、お願い」
触って、と無意識に身体をアークに擦り付ける。もう、どこもかしこも敏感になってきてどうにかして欲しい。
「ああ、まあ記録してるから、大丈夫かな。俺も余裕がねえ」
そう言ってアークが服を脱ぎ始めた。俺も脱ごうとして服に手をかけるが、それがよけいに快感を拾って身体が震えてしまい、上手く脱げない。
もどかしく思って涙を浮かべると、サッサと裸になったアークが手際よく脱がせてくれた。
「アーク、媚薬が切れればたぶん発情状態は終わると思う、から」
「ああ」
「俺、たぶん、もうすぐ訳分かんなくなる、から」
「ふ、気持ちよくしてやるから、任せろ」
そう言ってアークがギラギラした目で獰猛に笑うのを最後に見たあとの記憶はない───。
気付いたらいつもみたいに太くて大きくて長くて硬いアークの剛直が俺の胎の奥をぐぽぐぽと容赦なく犯していて。
「・・・・・・っあっ、あっ・・・・・・!」
掠れてガサガサの自分の嬌声で意識が引き戻された。
「・・・・・・っ意識が、戻ったか?」
「アーク・・・・・・? っ俺、どうし・・・・・・」
媚薬で発情状態になって、そのあとは・・・・・・記憶がないな。意識が戻ってきたってことは薬の効果が消えてきたってことかな?
「ああ、あの直後にノアが完全に発情して意識をトばした。俺もそれからすぐに似たようなもんだな」
「・・・・・・っあ、そう・・・・・・なんだ? あの、あっ、今は何時・・・・・・!? ちょっと、アーク!」
「何だ」
「質問っ! ちょ、止まってよぉ」
「止まらないな」
笑いながら腰を打ち付けてそう応えるアークに、それどころじゃない俺は待ったをかける。それに構わず奥を抉られ続けて、俺は最後に盛大にイった。
同時にアークも中に射精したようだ。
「───っああ・・・・・・っ!」
「・・・・・・ック」
奥に打ち付けるように熱い白濁を浴びせられて、その衝撃でまたイって。
無意識に下腹部を撫ぜれば、アークの剛直でボコッとしていたがそれ以外にもたぶん相当白濁を注がれたのだろう。その分の膨らみもあって苦しい。
「・・・・・・ぁ」
ズルリと抜けた感覚に軽くイって、それから後孔から伝って漏れるアークの白濁にビクビク震えて。
アークに再度時間を問えば、すでに翌日の昼だという。
「・・・・・・え、待って。つまり・・・・・・?」
「あの薄めたヤツで二〇時間はヤってたことになるな」
「───まーじーかー・・・・・・」
コレは原液を一滴とかのレベルじゃないぞ。まずはどれだけ薄めて時間短縮出来るかが先だ。
じゃないと───。
「普通の人じゃ腹上死だ」
青ざめた顔でそう言う俺に、アークは神妙な顔で頷いた。
「俺達だから無事なようなモンだな」
「・・・・・・次はもっと薄めよう。原液はそっちが検証済んだらだな」
俺がブツブツ言うそばで甲斐甲斐しく浄化したり服を着せてくれているアークが苦笑していた。
「そこで『もう止めよう』ってならないところがノアらしいな」
「俺達だから出来ることでもある」
「俺と番えてよかったな」
「うん、って、そう言う意味じゃなくて! 愛してるから!」
「ふっ、知ってる」
俺もノアを一番に愛してるよ、と当たり前のように耳元で囁いてくれるアークが、大好きだ。
「とりあえず飯食おうぜ。腹減った」
「うん。そうしたら外に出てメーレ達に色々と説明しようか」
向こうでの出来事の話と、お仕置き・・・・・・は別にいいか。
※一旦、検証終わり。間を挟みます。
説明ばっかりであんまりえっちじゃなかった。
治験時間間違えてました。一〇時間→二〇時間でした。訂正しました。スミマセン。
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