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276 *閑話 カフカとラミエルの出逢い 3
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*R18。背後注意。カフカ×ラミエル。苦手な方はブラウザバックで*
---懐かしい夢を見ていた。
「・・・・・・なぁに考えてるの? カフカ」
視線をぼーっと向けると、柔らかいミルクティーの猫っ毛の髪と翡翠色の柔らかい瞳が目に入る。
「・・・・・・んー・・・ラミエルと出逢ったときの事、夢に見てた・・・。リンデンとラグナロクもいて」
ほうっと溜息を吐く。
今は深夜か。
ここの所、ご無沙汰だったせいで溜まりまくっていた欲望を散々ラミエルの中に放って、力尽きたんだった。
「---あー、年かねえ・・・」
「・・・何言ってんだ、不老不死の癖に」
「お前もだろう」
「・・・だから年齢は関係ない」
「あーはいはい。拗ねるなよ」
ぼやいたカフカにラミエルがムスッとしてしがみついた。
その背を優しくポンポンと撫ぜる。
ラミエルがカフカを抱き締める腕に力を入れた。
そしてカフカの逸物をぎゅっと締め付けた。
・・・アレ?
「---ラミエルの中に、入りっぱなしだった?」
「・・・・・・カフカ、最後にイッたあと、寝落ちちゃうんだもん」
「え?! や、悪い・・・今回マジで疲れてて」
「・・・許す。許すから、もっかい、シて?」
「や、でも、お前もう腹一杯だろう?」
お腹壊すぞ、と言う前に後孔を締められて、カフカのカフカはあっという間に硬くなった。
---俺、こんなに性欲強くなかったはずなのになあ・・・。
相手がラミエルだと思うと、歯止めが効かなくなる。
「カフカ、御願い」
「---っ煽った事、後悔するなよ?」
「っするもんか、カフカにだけだよ。愛してる」
「俺もだ、ラミエル、愛してる。俺の番い」
ラミエルがカフカの上に騎乗位で跨がり、腰を上下に振っている。
自分のイイトコロを探してそこにあてようとするから、意地悪をして動かないようにがっちりと腰を掴んだ。
「---っあっ、何でえ?」
情欲で濡れた翡翠の瞳が潤んだ。
高揚した体は汗に塗れ、ラミエルの胸の尖りはツンとしている。
ラミエルの下腹部にはラミエルの使われたことの無い綺麗な桃色の陰茎がそそり立っている。
「勝手に独りで気持ち良くなるなんて、誰が許した?」
「だってぇ、カフカの、太くて、硬くて・・・奥突いて欲しいのに・・・」
「俺に動いて欲しいのか?」
「・・・っうん、動いて欲しい・・・気持ち良くして、カフカ・・・俺も気持ち良くするから、一緒に、気持ち良くなろう?」
「---っラミエルは本当に、煽るの上手いよなあ」
---竜人族じゃ無いけど、俺だって番いのお強請りには弱いんだよ。
「すき、すきカフカ、愛してる。カフカも俺のこと、すきだろ?」
ちょっと不安げに呟くラミエルにガバッと起き上がってぎゅっと抱き締める。
「---大好きって言ってるだろう! 愛してなきゃ、お前を縛ったりしないよ。俺にはお前だけだ!」
そう言って下から突き上げて奥を抉った。
ラミエルが中でイったようでカフカのモノも締め付けられるが、堪える。
「ソレを再認識させてやるよ。・・・覚悟しろよ」
「---っ!!」
イった衝撃で首を振ることしか出来ないラミエルを、ガツガツと突き上げる。
「---まっ、イったから・・・まっ、て」
「待たないっ! 腹壊すまで注いでやるからな!」
「あっ、嬉し・・・けど、も、少し、ゆっくりっ」
「時間がもったいない!」
「そん・・・あっあ---!!」
ガクガク震えるラミエルに容赦なく剛直を突き動かして、先ほどとは逆に、カフカが中に白濁を注いでラミエルが気絶するまで続いたのだった。
---結局、精液を摂り過ぎて腹を壊したラミエルと、久しぶりに肌が艶々のカフカを見て、ギルド職員達は何となく二人の関係を察したのだった・・・。
※カフカもラミエルも猫被ってないときはお口がちょっと悪いです。
次、ラミエル視点で3話続きます。
長くてすみません。引き続き読んでいただけると嬉しいです。
---懐かしい夢を見ていた。
「・・・・・・なぁに考えてるの? カフカ」
視線をぼーっと向けると、柔らかいミルクティーの猫っ毛の髪と翡翠色の柔らかい瞳が目に入る。
「・・・・・・んー・・・ラミエルと出逢ったときの事、夢に見てた・・・。リンデンとラグナロクもいて」
ほうっと溜息を吐く。
今は深夜か。
ここの所、ご無沙汰だったせいで溜まりまくっていた欲望を散々ラミエルの中に放って、力尽きたんだった。
「---あー、年かねえ・・・」
「・・・何言ってんだ、不老不死の癖に」
「お前もだろう」
「・・・だから年齢は関係ない」
「あーはいはい。拗ねるなよ」
ぼやいたカフカにラミエルがムスッとしてしがみついた。
その背を優しくポンポンと撫ぜる。
ラミエルがカフカを抱き締める腕に力を入れた。
そしてカフカの逸物をぎゅっと締め付けた。
・・・アレ?
「---ラミエルの中に、入りっぱなしだった?」
「・・・・・・カフカ、最後にイッたあと、寝落ちちゃうんだもん」
「え?! や、悪い・・・今回マジで疲れてて」
「・・・許す。許すから、もっかい、シて?」
「や、でも、お前もう腹一杯だろう?」
お腹壊すぞ、と言う前に後孔を締められて、カフカのカフカはあっという間に硬くなった。
---俺、こんなに性欲強くなかったはずなのになあ・・・。
相手がラミエルだと思うと、歯止めが効かなくなる。
「カフカ、御願い」
「---っ煽った事、後悔するなよ?」
「っするもんか、カフカにだけだよ。愛してる」
「俺もだ、ラミエル、愛してる。俺の番い」
ラミエルがカフカの上に騎乗位で跨がり、腰を上下に振っている。
自分のイイトコロを探してそこにあてようとするから、意地悪をして動かないようにがっちりと腰を掴んだ。
「---っあっ、何でえ?」
情欲で濡れた翡翠の瞳が潤んだ。
高揚した体は汗に塗れ、ラミエルの胸の尖りはツンとしている。
ラミエルの下腹部にはラミエルの使われたことの無い綺麗な桃色の陰茎がそそり立っている。
「勝手に独りで気持ち良くなるなんて、誰が許した?」
「だってぇ、カフカの、太くて、硬くて・・・奥突いて欲しいのに・・・」
「俺に動いて欲しいのか?」
「・・・っうん、動いて欲しい・・・気持ち良くして、カフカ・・・俺も気持ち良くするから、一緒に、気持ち良くなろう?」
「---っラミエルは本当に、煽るの上手いよなあ」
---竜人族じゃ無いけど、俺だって番いのお強請りには弱いんだよ。
「すき、すきカフカ、愛してる。カフカも俺のこと、すきだろ?」
ちょっと不安げに呟くラミエルにガバッと起き上がってぎゅっと抱き締める。
「---大好きって言ってるだろう! 愛してなきゃ、お前を縛ったりしないよ。俺にはお前だけだ!」
そう言って下から突き上げて奥を抉った。
ラミエルが中でイったようでカフカのモノも締め付けられるが、堪える。
「ソレを再認識させてやるよ。・・・覚悟しろよ」
「---っ!!」
イった衝撃で首を振ることしか出来ないラミエルを、ガツガツと突き上げる。
「---まっ、イったから・・・まっ、て」
「待たないっ! 腹壊すまで注いでやるからな!」
「あっ、嬉し・・・けど、も、少し、ゆっくりっ」
「時間がもったいない!」
「そん・・・あっあ---!!」
ガクガク震えるラミエルに容赦なく剛直を突き動かして、先ほどとは逆に、カフカが中に白濁を注いでラミエルが気絶するまで続いたのだった。
---結局、精液を摂り過ぎて腹を壊したラミエルと、久しぶりに肌が艶々のカフカを見て、ギルド職員達は何となく二人の関係を察したのだった・・・。
※カフカもラミエルも猫被ってないときはお口がちょっと悪いです。
次、ラミエル視点で3話続きます。
長くてすみません。引き続き読んでいただけると嬉しいです。
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