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168 *よしよしからの・・・ 2
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*R18。背後注意*
お互い、軽く肌を触り、軽い刺激ばかりを与え続けてどれ程経ったのか。
下穿きはすでに取り払われていて、お互いの陰茎を纏めてゆるゆると擦りあげている。
だが二人ともまだ達していない。
もどかしくて無意識に腰が揺れるノアの後孔につぷりと待ち望んだアークの指が挿入されて、ノアは体をフルッと震わせた。
「・・・ぁ、あっ・・・」
なのに指一本入れただけで中を弄ってくれない。
入れたまま動かさずに、アークはもう片方の手で相変わらずさわさわと腰骨や胸元、太腿の内側などを触っているだけで、時折、唇で胸の尖りを吸ったり甘噛みしたり、舌で押しつぶしたりするだけ。
「・・・アーク、あーくぅ・・・」
「なに?」
分かってるだろうに動いてくれないアークに焦れながらも、一生懸命、アークの髪を梳いて口付けて、恥ずかしそうに懇願する。
「ぉく、疼いてぇ・・・・・・つらいの・・・アークの、長い指で・・・・・・ぐりぐり、してほし・・・!!」
ソレを聞いてアークが指をくちゅっと動かしたので、ノアはビクッとして言葉に詰まった。
---気持ちいい。
焦らされすぎた体は思ったよりも貪欲に、敏感になっていたらしい。
その一瞬でノアは軽くイッたようだ。
それに気付いたアークはノアに見えないように黒い笑みを浮かべた。
ソレをすぐに消して何もなかったかのようにノアに聞く。
「ノア? この後どうしたら良い?」
「---ッあ、・・・うん、指・・・増やしてぇ・・・奥まで、ゆっくりぃ・・・ぐちゅぐちゅって・・・」
「分かった」
「---ひぅ・・・?!」
ソレを聞いたアークが指をぐちゅっと3本入れてゆっくりと焦らすように抽挿した。
急に3本に増やされて苦しい圧迫感に堪えながら、それでも気持ち良くて中の指をきゅうきゅうと締め付ける。
アークはノアの胎の中のうねりと暖かさに堪えきれなくなってきて、ゆっくりと指を抜くと、ノアに尋ねた。
「ノア、俺のコレ、ノアの中に入れても良いかな?」
「・・・・・・ッ、うん、良いよ・・・おれのぉココにぃ・・・入れて、くれる? ・・・・・・んっ、入れて欲しい・・・」
「---!!」
あくまでも優しく、でも情欲を色濃く宿した潤んだ銀の瞳に懇願されて、アークの箍が外れそうになった。
辛うじて堪えて暴発は免れたが、危なかった!
「---ノア、じゃあ、入れるよ。ほら、ひくひくしてるね・・・見てて、上手く入れるから」
まるで童貞が初めて挿入するような雰囲気で、ノアに目を逸らすなと告げて、赤い顔で、でもしっかり見つめているノアを感じながら太いカリを埋めると、ゆっくり、焦らしながら挿入していく。
ノアは進めるたびにピクピクして、前立腺のところでビクッとした。
アークはわざとそこで止まり、ノアを見つめる。
「---っ」
ノアは押しつぶされたままの前立腺に感じすぎてブルブル震えながら、言葉にならなくて口をはくはくと開閉するだけだった。
陰茎は先走りがタラタラと溢れてテカっている。
アークはちょっと意地悪を思い付き・・・。
「ココ、気持ちいいんだろ? 中と外から刺激したらどうなるのかな?」
アークは答えを知っているが、ノアはふるふると震えながらそれでもキョトンとしたようだ。
「---ココを押すとね・・・?」
ノアを見つめながらちょうど前立腺の辺りを押し上げる自分の剛直を、ノアの薄い腹の上からぐっと押した。
ノアの薄い腹を挟んで中と外から潰された前立腺は想像以上の快感を齎して・・・。
「ひぅ---っ!!?」
息も出来ないくらいの、つま先から脳天へ突き抜けたソレはある意味拷問に等しく。
過ぎた快楽は苦痛となるのだなと、ノアはイキっぱなしになって蕩けた頭でぼんやりと思うのだった・・・。
お互い、軽く肌を触り、軽い刺激ばかりを与え続けてどれ程経ったのか。
下穿きはすでに取り払われていて、お互いの陰茎を纏めてゆるゆると擦りあげている。
だが二人ともまだ達していない。
もどかしくて無意識に腰が揺れるノアの後孔につぷりと待ち望んだアークの指が挿入されて、ノアは体をフルッと震わせた。
「・・・ぁ、あっ・・・」
なのに指一本入れただけで中を弄ってくれない。
入れたまま動かさずに、アークはもう片方の手で相変わらずさわさわと腰骨や胸元、太腿の内側などを触っているだけで、時折、唇で胸の尖りを吸ったり甘噛みしたり、舌で押しつぶしたりするだけ。
「・・・アーク、あーくぅ・・・」
「なに?」
分かってるだろうに動いてくれないアークに焦れながらも、一生懸命、アークの髪を梳いて口付けて、恥ずかしそうに懇願する。
「ぉく、疼いてぇ・・・・・・つらいの・・・アークの、長い指で・・・・・・ぐりぐり、してほし・・・!!」
ソレを聞いてアークが指をくちゅっと動かしたので、ノアはビクッとして言葉に詰まった。
---気持ちいい。
焦らされすぎた体は思ったよりも貪欲に、敏感になっていたらしい。
その一瞬でノアは軽くイッたようだ。
それに気付いたアークはノアに見えないように黒い笑みを浮かべた。
ソレをすぐに消して何もなかったかのようにノアに聞く。
「ノア? この後どうしたら良い?」
「---ッあ、・・・うん、指・・・増やしてぇ・・・奥まで、ゆっくりぃ・・・ぐちゅぐちゅって・・・」
「分かった」
「---ひぅ・・・?!」
ソレを聞いたアークが指をぐちゅっと3本入れてゆっくりと焦らすように抽挿した。
急に3本に増やされて苦しい圧迫感に堪えながら、それでも気持ち良くて中の指をきゅうきゅうと締め付ける。
アークはノアの胎の中のうねりと暖かさに堪えきれなくなってきて、ゆっくりと指を抜くと、ノアに尋ねた。
「ノア、俺のコレ、ノアの中に入れても良いかな?」
「・・・・・・ッ、うん、良いよ・・・おれのぉココにぃ・・・入れて、くれる? ・・・・・・んっ、入れて欲しい・・・」
「---!!」
あくまでも優しく、でも情欲を色濃く宿した潤んだ銀の瞳に懇願されて、アークの箍が外れそうになった。
辛うじて堪えて暴発は免れたが、危なかった!
「---ノア、じゃあ、入れるよ。ほら、ひくひくしてるね・・・見てて、上手く入れるから」
まるで童貞が初めて挿入するような雰囲気で、ノアに目を逸らすなと告げて、赤い顔で、でもしっかり見つめているノアを感じながら太いカリを埋めると、ゆっくり、焦らしながら挿入していく。
ノアは進めるたびにピクピクして、前立腺のところでビクッとした。
アークはわざとそこで止まり、ノアを見つめる。
「---っ」
ノアは押しつぶされたままの前立腺に感じすぎてブルブル震えながら、言葉にならなくて口をはくはくと開閉するだけだった。
陰茎は先走りがタラタラと溢れてテカっている。
アークはちょっと意地悪を思い付き・・・。
「ココ、気持ちいいんだろ? 中と外から刺激したらどうなるのかな?」
アークは答えを知っているが、ノアはふるふると震えながらそれでもキョトンとしたようだ。
「---ココを押すとね・・・?」
ノアを見つめながらちょうど前立腺の辺りを押し上げる自分の剛直を、ノアの薄い腹の上からぐっと押した。
ノアの薄い腹を挟んで中と外から潰された前立腺は想像以上の快感を齎して・・・。
「ひぅ---っ!!?」
息も出来ないくらいの、つま先から脳天へ突き抜けたソレはある意味拷問に等しく。
過ぎた快楽は苦痛となるのだなと、ノアはイキっぱなしになって蕩けた頭でぼんやりと思うのだった・・・。
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