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49 *アーク流ノアのご機嫌取り
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*R18。背後注意*
アークがノアの発言に大爆笑したあと、何時もならすぐに仲直りして可愛い空気を出してくれるノアがちっとも機嫌を直してくれない。
どうやら古の森での出来事が思ったよりも尾を引いていたようで、精神的に不安定な状態が続いていたらしい。
ノアも自分の気持ちのコントロールができないようで、余計に機嫌が悪かったようだ。
「ノア、ノア、ゴメンって」
アークが必死に謝ってくるが、今回ばかりはどうにもイライラして機嫌が直らない。
何時もならアークと歩調を合わせてゆっくり歩くのにスタスタと足早に先を進んでしまう。
それなのにちょっと足を速めただけのアークにあっという間に追いつかれてしまって、それが更にイライラさせた。
「---どうせ世間知らずだよ! いっつもアークに迷惑かけて・・・・・・っ!」
「ノア、迷惑じゃ無い。頼られて嬉しいんだ。俺だけに弱味を見せて、ノア。お願いだ、コッチを見て」
アークに肩を掴まれ、振り向かされる。
アークの真剣で切ない金の瞳がノアを射抜いた。
「っアーク、ぁ・・・」
何かを言おうとしたノアの口をアークが噛み付くように塞いだ。
割って入った口腔内をアークの熱い舌が擽る。
・・・・・・あっという間にノアの顔は上気し、目がトロンとした。
「ノア、この先の森の中でテントを出して」
アークの囁きにコクンと頷いたノアは、さっきまで拗ねていたのが嘘のようにアークにしがみついた。
アークも足早に森の中へと入っていき、あたりを付けた場所にテントを出させると早々に中に入った。
「---ノア、愛してる」
「んん・・・俺もぉ、大好き」
アークがサッと浄化魔法で二人を綺麗にする。
お互いもどかしげに服を脱ぎ捨て生まれたばかりの姿になると、どちらともなく口づけを交わした。
「・・・んっ、あーく、もっと」
「ん、コッチも欲しがってるぜ?」
そういってアークがノアの後孔に指を伸ばす。
浄化して潤滑油をナカにたっぷり注ぎ込んで指を入れると、ちゅぷ、と音を立てて容易く呑み込んだ。
2本、3本と呑み込む頃にはノアはすっかり溶けて、舌っ足らずにアークにお強請りをしていた。
「あーく、ねぇ・・・もお、ちょーだい? あーくのぉ、おっきいので・・・おくぅ、ほしーの」
「---ああ、良いぜ。すぐにいっぱいに満たしてやるからな・・・・・・!」
そういってアークが一気に剛直を突き立てた。
ぐちゅん!
濡れた水音が響く。
「---ああっ!!」
ノアの嬌声も響いた。
アークはそのまま深いストロークで奥をガツガツし、ノアが爪を立ててしがみついても奥を攻めたてた。
「ってる! イって・・・・・・あーく! まっ!」
「---悪い、止まんねえ! ノアが可愛すぎて、いけない!」
「---なん、ぇ・・・ああっ---!」
珍しく歯止めの効かなくなったアークに気絶するまで攻められ、翌朝、腹の虫で目が覚めたノアは昨日とは別の意味で不機嫌だった。
だがアークが甲斐甲斐しくノアに御飯を食べさせ、その後のオーガスタへの道程もずっと手を繋いで歩いていたら、いつの間にかノアの機嫌はルンルンになっていた。
---結局、何に怒っていたのかを忘れてすっかりご機嫌になったノア。
アークはちょっぴり罪悪感を覚えつつもやっぱりチョロくて可愛いノアに愛おしさが尽きないのだった。
アークがノアの発言に大爆笑したあと、何時もならすぐに仲直りして可愛い空気を出してくれるノアがちっとも機嫌を直してくれない。
どうやら古の森での出来事が思ったよりも尾を引いていたようで、精神的に不安定な状態が続いていたらしい。
ノアも自分の気持ちのコントロールができないようで、余計に機嫌が悪かったようだ。
「ノア、ノア、ゴメンって」
アークが必死に謝ってくるが、今回ばかりはどうにもイライラして機嫌が直らない。
何時もならアークと歩調を合わせてゆっくり歩くのにスタスタと足早に先を進んでしまう。
それなのにちょっと足を速めただけのアークにあっという間に追いつかれてしまって、それが更にイライラさせた。
「---どうせ世間知らずだよ! いっつもアークに迷惑かけて・・・・・・っ!」
「ノア、迷惑じゃ無い。頼られて嬉しいんだ。俺だけに弱味を見せて、ノア。お願いだ、コッチを見て」
アークに肩を掴まれ、振り向かされる。
アークの真剣で切ない金の瞳がノアを射抜いた。
「っアーク、ぁ・・・」
何かを言おうとしたノアの口をアークが噛み付くように塞いだ。
割って入った口腔内をアークの熱い舌が擽る。
・・・・・・あっという間にノアの顔は上気し、目がトロンとした。
「ノア、この先の森の中でテントを出して」
アークの囁きにコクンと頷いたノアは、さっきまで拗ねていたのが嘘のようにアークにしがみついた。
アークも足早に森の中へと入っていき、あたりを付けた場所にテントを出させると早々に中に入った。
「---ノア、愛してる」
「んん・・・俺もぉ、大好き」
アークがサッと浄化魔法で二人を綺麗にする。
お互いもどかしげに服を脱ぎ捨て生まれたばかりの姿になると、どちらともなく口づけを交わした。
「・・・んっ、あーく、もっと」
「ん、コッチも欲しがってるぜ?」
そういってアークがノアの後孔に指を伸ばす。
浄化して潤滑油をナカにたっぷり注ぎ込んで指を入れると、ちゅぷ、と音を立てて容易く呑み込んだ。
2本、3本と呑み込む頃にはノアはすっかり溶けて、舌っ足らずにアークにお強請りをしていた。
「あーく、ねぇ・・・もお、ちょーだい? あーくのぉ、おっきいので・・・おくぅ、ほしーの」
「---ああ、良いぜ。すぐにいっぱいに満たしてやるからな・・・・・・!」
そういってアークが一気に剛直を突き立てた。
ぐちゅん!
濡れた水音が響く。
「---ああっ!!」
ノアの嬌声も響いた。
アークはそのまま深いストロークで奥をガツガツし、ノアが爪を立ててしがみついても奥を攻めたてた。
「ってる! イって・・・・・・あーく! まっ!」
「---悪い、止まんねえ! ノアが可愛すぎて、いけない!」
「---なん、ぇ・・・ああっ---!」
珍しく歯止めの効かなくなったアークに気絶するまで攻められ、翌朝、腹の虫で目が覚めたノアは昨日とは別の意味で不機嫌だった。
だがアークが甲斐甲斐しくノアに御飯を食べさせ、その後のオーガスタへの道程もずっと手を繋いで歩いていたら、いつの間にかノアの機嫌はルンルンになっていた。
---結局、何に怒っていたのかを忘れてすっかりご機嫌になったノア。
アークはちょっぴり罪悪感を覚えつつもやっぱりチョロくて可愛いノアに愛おしさが尽きないのだった。
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