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*綺麗な野良猫 後(sideセイリオス)

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*R18。背後注意。セイリオス視点ははっちゃけてます、スミマセン*





真っ白でまっさらなコイツを穢したい。
俺のモノにしたい。
支配したい。


うっすらと開いた唇に舌を捩じ込ませる。

「・・・ぅん、・・・・・・んん、ぁ・・・」

微かに喘ぐ声にゾクゾクする。
全くの未経験なのだろう。
俺に好き勝手に嬲られて、舌を吸われても抵抗すらしない。

出来ないのか、しないのか・・・。
相手が俺だから嫌がんないっていうなら、最高だな。

夢中になって口づけていると、首筋を伝った唾液に震えて俺に縋った。

思わずふっと吐息で笑って、力の抜けたアルクを横抱きにしてベッドへ下ろす。
アルクはこの後の行為を全く分かっていないようで、顔を高揚させてぽやんとセインを見ていた。

それにうっそりと笑って、アルクの服の釦を外していった。


アルクの腹に手をあて、中を浄化する。

冒険者は特に野宿を前提に過ごすから、生活魔法が使えるように訓練を受ける。

全く魔力の無い生き物はまずいない。
と言うか魔力無しでは生まれる前に育たないので、誰しも大なり小なり持っている。
その最低限でも発動出来るのが生活魔法だ。

特に浄化は体を清潔に保つだけでなく、野営などで排泄行為が困難なときには浄化で腹の中を綺麗にするのだ。

コレは男同士の性交でも役に立つので、そういった使い方も多いのだ。

事後も清められる。

閑話休題。

俺が腹を綺麗に浄化したのを不思議そうに見るアルク。

ああ、コレは本当に意味が分かってないな、と微かに笑う。

「・・・・・・セイン?」
「・・・ああ、いや、アルクが可愛いなあって」
「? 可愛くないよ?」
「俺にとっちゃ、アルクは可愛い生き物なんだよ。だからこのまま・・・シよ?」
「・・・・・・なにを・・・・・・?」
「うん。分からなくても良いよ。このまま、分からせてあげるから、ね?」

アルクは俺の瞳の奥の熱に気付いたのか、少し怯えて無意識に逃げようとしていた。
それを腰を掴んで引き戻す。

「逃がさないよ」

そういって舌舐めずりをした。


マジックバッグから香油を取り出し、アルクの後孔にたらりと垂らす。

ヒヤッとしたのか、アルクがひゃっと声を上げて震えた。

「セ、セイン? なにをしてるの?」
「アルクの、可愛がるんだよ。じっくり丁寧に解してあげるからね。大丈夫。痛くないよ。コレには弛緩と軽い催婬効果があるから、気持ち良くなるだけだからね」
「---気持ち、い・・・? 何故?」
「ふふ、何も知らないんだねえ。可愛い過ぎる」

そう言いながら、セインの手が後孔を揉む。

アルクは徐々に呼吸が荒くなり、セインのしようとしていることに何となく気付いたようだが、時すでに遅し。

息も絶え絶えになった頃、すでにアルクの後孔にはセインの指が軽く3本は入っていた。

胎のしこりを押しながら抽挿される指が、香油を足されてぐちゅぐちゅと音を立てる。

「あっ、あっ・・・や、もう・・・・・・せいん・・・!」

何度となく吐き出したアルクの白濁が薄く、水っぽくなった頃、過ぎた快楽に限界が来ていたアルクが根をあげた。

「どうしたの? アルク、どうして欲しい?」
「・・・ぃれてぇ・・・せいん、の、太くて・・・は・・・っおっきいので・・・なかを、ぐちゃぐちゃに擦ってぇ・・・! ぉく、つらいのぉ・・・っ」

セインがそう強請って言うように仕向けたとはいえ、理性の溶けたアルクの破壊力は抜群で、暴発しないように堪えるのが大変だった。

「---っアルク、いい子だ」

ある意味悪い子だが!
俺をどうする気だ!

心の中で悪態を吐くと、指を抜いて己の剛直をひくついたアルクの後孔にあて一気に貫いた。

「ひぐっ---ぁ・・・!」

衝撃でイッたアルクに胎の中をぎゅうっと締め付けられる。
セインはそれを堪えて、気をやってしまったアルクが戻るのを待つ。

「・・・・・・せい、ん・・・どこ」

力の入らない手をあげて俺を探すアルクにキュンとして、思わず抱き締めた。

「ごめんね、強すぎたね。もっと大事に抱くから、許して?」
「・・・・・・だ、いじょ、ぶ・・・せい、ん・・・好きだ、から、へいき・・・」
「---?!」

その言葉は無意識に呟いたのだろうが、セインの心には刺さるモノがあった。

「・・・アルク、アルクトゥルス・・・俺はお前が愛おしい。愛してる、アルク」

そういって再びアルクの胎内を犯しだした。
乱暴では無いが、ゆっくりでもない。

アルクの反応したイイトコロを徹底的に嬲って快楽を覚え込ませた。

声にならない嬌声を上げて揺さぶられるアルクは、気を飛ばしても揺さぶられて気が付き、また犯されて。

一晩中とか、それ以上ずっと胎の中にセインのセインを入れっぱなしで。

セインのもくろみ通りに、セイン無しではイケない体に調教されていたのだった。


精も根も尽き果てて二人がベッドに沈んだのは次の日の夕方だった。


丸一日、盛っていたようだ。





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