1 / 11
第1話:リオナ参ります!(改稿)
しおりを挟む「ブヒィィィィィッ!」
満月が昇る夜。
人気のない森林公園に獣、いや、獣ですらない何かのうなり声が木霊する。
不健康な灰色の体色。
人と豚の特徴が混じり合ったような歪な姿。
2メートル以上ある筋骨隆々の体躯。
腰布だけを巻いた粗末な格好。
日本各地で女性ばかりを襲い凌辱する悪の組織『ドミネイト』の下級怪人、ゴブリンである。
数は3匹。
警察ですら歯が立たない彼らの前に、1人の少女が立っていた。
さらさらと風になびくボブカットの黒髪。
真面目な印象を与える地味なメガネ。
黒と赤を基調としたおしゃれな制服。
制服越しからでもよく分かる巨乳。
老若男女が羨むであろう美貌だが、表情はやや自身なさげ。
地方都市姫宮町に暮らす高校2年生、君原莉緒奈 である。
ゴブリンを前にして汗をかいているが、逃げようとはしない。ポケットから取り出した宝石、ブルージュエルを抱き、祈りの言葉を捧げている。
「お母様。莉緒奈を、この姫宮町 に住む全ての人を、お守りください…」
祈りを捧げた後、場の空気が張り詰める。
「ブヒッ!?」
変化を察したゴブリンの1人が突撃を開始した。常人の2倍はある太い腕をこちらに伸ばし、少女を一気に押し倒さんとする構えだ。
だが、もう遅い。
「変身!」
怪獣があと2、3歩の所まで迫った時、莉緒奈はブルージュエルに戦う意思を告げ、怪人と戦うための存在へと変身を開始した。
ボブカットの黒髪は眩いばかりに輝く銀髪にかわり、猫耳を模した青いカチューシャが華を添えた。
メガネは消え、知性と生命力に満ちた笑顔をのぞかせる。
学生服は胸と肩が大きく露出とした水色のドレスへと変わり、彼女のスタイルの良い容姿を優しく包み込んだ。
最後に、はちきれんばかりに豊満な巨乳がたゆん、と揺れる。
「か弱い女性や町の人を襲う『ドミネイト』の怪人は、私がこの身にかえても倒します」
宣言と共に空中からサーベルが現れ、莉緒奈の下へと落ちてきた。彼女はそれを右手で受け取り、覚悟を決める。
「退魔剣姫リオナ、参ります!」
こうして、『ドミネイト』の怪人との戦いが幕を開けた。
****
「先手必勝です!」
莉緒奈、いや、リオナはサーベルを構え、素早く走り出した。最初の狙いは、こちらににじり寄ってきた1人目。
「ブ、ブヒィィィ!」
ゴブリンは腕を十字にし、私の攻撃から身を守ろうとするがー、
「円舞!」
リオナは退魔剣姫が使える特殊な攻撃、剣技を発動。
独楽のように回転して勢いをつけ、腕ごと怪人を両断する。
ブルージュエルから与えられたサーベルと身体能力は、『ドミネイト』の下級怪人に防げるものではない。
「ブヒィィィィィ・・・ブヒ・・・」
ゴブリンは呻き声をあげ、黒い霧に包まれて消滅した。
残り2体。
「ブヒブヒィィィィィ!!!」
「ブヒヒヒヒ…」
残りのゴブリンたちも警戒体制を取り、新たな攻撃を開始。
「「グボッ!」」
口から紫色の体液を吐き出し、リオナの全身を染め上げようとする。
ドミネイトの怪人に備わった武器、発情液だ。
女性が直接浴びればたちまち体全体が熱を帯び、動けなくなるほど強力である。動けなくなった所を捕らえ、欲望の限りを尽くすのが彼らのやり方だ。
リオナも一度苦しめられた経験がある、
「その攻撃は、すでに見切ってます!」
ギリギリのところでかわし、そのまま接近。
(くっ…少しだけ吸ってしまいました。ですが、まだ行けます)
発情液の生臭い臭いと、ぞくりと背中をなぞるような感覚に顔をしかめながら、サーベルでもう1体の喉元を裂き、沈黙させた。
「これで…あ!」
「ブ…ブヒ…ブヒィィィィ!」
不利を悟った最後の1体が、背中を見せて逃走を開始。飛び跳ねながら森の中に消えていく。
いくらリオナでも全力で逃げられると厄介だ。
退魔剣姫は今のところ隠れた敵を探す手段を持っていない。
今夜も、変身前の自分を囮にしてようやくおびき寄せたのだ。
「…逃しません」
しかしリオナは動じない。
足に全神経を集中させ、呼吸を整えたあと、サーベルの切っ先をゴブリンに向けた。
一瞬だけ目を閉じー、
「鎮魂歌!」
爆発的な加速を得る剣技を発動。
あっという間に逃走するゴブリンに追いつき、勢いのままサーベルで刺し貫いた。
「ブヒイイイイイイイイイッ!」
断末魔の悲鳴をあげ、怪人は消滅。
公園から邪悪な存在の気配へ消え、夜の静けさが復活したのであった。
****
「終わり、でしょうか」
敵がいないことを確認すると、リオナからフッと体の力が抜ける。
ブルージュエルによって対魔剣姫に覚醒してから約1ヶ月。
誰に言われるでもなく『ドミネイト』の怪人と戦う使命に目覚め、周囲に自分の正体を告げず戦ってきた。
首筋から胸元へと流れていく汗が、リオナが新米退魔剣姫であることを物語っている。
「これで姫宮町に平穏が戻ってくれると良いのですが、まだまだ気は抜けませんね」
念のため周囲を警戒しながら歩いていると、小さな池が見えた。わずかな月明かりに照らされ、変身した自分ーー退魔剣姫リオナの姿が水面に映る。
「や、やはりこの姿はわたしには似合わないのでは!?」
ブルージュエルの力を得る前からは想像もできないほどの変貌ぶりに、リオナは思わず赤面した。
ぺたぺたと全身を触り、いかに自分が刺激の強い服装となっているか再確認する。
「肩と胸元が開きすぎていますし、こんな可愛いドレスは地味な私には似合いませんし、動くと色々見えてしまうというか…お母さまも少し意地悪というか…」
愚痴をこぼしながら視線を下ろすと、薄い胴衣に包まれた巨乳の上半分が見える。
瑞々しい肌色と、先端のほんのりとしたピンク色。
彼女にとっては非常に不本意だが、ノーブラだった。
「ああ、恥ずかしい…!もし胸が見えたら、恥ずかしさで死んでしまいます…私の体、あそこも子供っぽくて嫌なのに…」
リオナは胸を両腕を覆い、羞恥に身を震わせた。
こちらも非常に不本意だが、デザインの変更を要求できる相手は見つかっていない。
大富豪であった両親は父・母ともに亡くなっており、莉緒奈自身は執事やお手伝いに囲まれながら屋敷で暮らしている。ブルージュエルの存在は屋敷の人間全員が知っていた。
だが、秘められた力に気づいている者はおらず、原理は不明。何度服装を変えようとしても、気づけば元に戻っている。
ひとまず棚上げにする他なかった。
「…はぁ。悩んでも仕方ありませんね。とにかく、屋敷に戻りましょう」
変身解除して身だしなみを整えようとリオナが池に目を凝らしたときー、
「グルルルルァァァァァァァァァ!」
凄まじいスピードで迫る新たな怪人が、水面に映っていた。
****
「新手!?」
リオナはサーベルで応戦しようとしたが、怪人の方がわずかに速かった。
「きゃああああああああっ!」
サーベルを勢いよく弾き飛ばされ、一本の木に背中を叩きつけられる。すさまじい勢いで呼吸が一瞬止まり、背中に鈍い痛みが走った。
「がはっ…!」
美しい顔を苦痛で歪ませるリオナだが、怪人の責めは終わらない。
「グルゥゥウウウウウウッ!!」
「あっ!離してくださいっ!」
一気に接近し、彼女の背中を鉄骨のように黒々とした両腕で抱き抱え、リオナの抵抗を意に介さず一気に絞めあげる。
ギチギチギチギチギチッ!
いわゆるベアハッグだ。
「あ…きゃあぁああああああああああああっ!!!背中が…潰れ…ぐぁあああぁぁああああ…!」
美しい剣姫の背中は弓のようにそらされ、リオナは目を見開いて苦悶の声を上げる。
はちきれんばかりの乳房は丁度ワーウルフの口元に寄せられ、荒い鼻息とドロドロとした粘液に満ちた長い舌でなめ始めた。
「グルゥゥゥゥゥ…」
ピチャ…ピチャ…
「いや…やめて、ください…胸、ペロペロしないで…ひゃああああああんっ」
懇願も虚しく、ドレスの胸元はドロドロにされていく。
胸の白い部分は透けていき、大きさと張りのある乳房が肉眼で見えるようになった。
リオナは苦しみながらも目がトロンとしはじめ、体が熱くなりはじめる。
(こんな怪人に感じさせられるなんて、屈辱です…!)
「はぁ…はぁ…はぁ…」
リオナの真っ白な頬はピンク色に染まり、額からは滝のような汗が流れていく。
ふっくらとした唇をぱくぱくと上下させ、空気を取り入れようとするがうまく行かない。
「グルルルルルゥ!」
ギチギチギチギチギチッ!
「ぐあっ…また息が…うぁぁぁぁぁぁあっ…!くぅぅぅ…」
苦悶の中で、リオナは怪人がゴブリンではないと気づいた。
(この力は、ワーウルフ!?)
ゴブリンよりもさらにパワーを強化された中級怪人である。
1度だけ戦ったことがあるが、まともにぶつかっても五分五分の強敵。
前回はなんとか倒したが、不意打ちを受けてはひとたまりもなかった。
「こんなことでっ…私は屈しません…!どれだけ痛めつけられても、必ずあなたを…ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!ぐぁぁぁぁっ…」
リオナは気丈に振舞おうとするも、さらなる力で背中を絞めあげられ、悲鳴をあげるしかない。
「う…あ…そん、な…あ…」
凛とした声が次第に苦悶の割合を増やしていき、力が抜け、体が痙攣しはじめる。美しかった銀髪は乱れ、瞳から光が薄れはじめた。
剣姫の劣勢は明らかだった。
(武器が使えなくては戦えません。このままでは…)
リオナの脳裏に『敗北』の二文字がよぎり、思考を暗く染めていく。
「あ…ぐぁ…ぅ」
「グフフフフ…」
リオナが息も絶え絶えになっているのを見て、ワーウルフは不気味な笑みを浮かべ、少しだけ拘束を緩めた。
「ごほっ、けほっ」
(な、何故…?)
疑問を解消する間も無く、ワーウルフはリオナの端正な顔にぐいっと近づいた。荒い鼻息を間近に感じ、リオナは思わず身震いする。
そしてー、
「んむっ…んんんんんんんんんんんんんっ!!!」
分厚い舌でリオナの小さな唇を貪った。
****
「んぐっ…うんんんっ!」
キスというにはあまりも乱暴で、禍々しい口づけ。
「い、いやぁぁぁぁぁああああっ!」
リオナは悲鳴をあげ必死で顔を離したが、ワーウルフは万力を持って引き寄せ、無理やり顔を近づけていく。
「離してっ…!恥辱を与えるぐらいなら、いっそ…いやっ~~~~っ…!
オークはリオナの懇願も意に介さずーー、
グチャ…ヌチュ…ジュルルルルル!
「ん~~~~~~~~っ…!!!」
軟体動物が這いずり回るような音を立てて、リオナの小さな舌を再び蹂躙した。
「んぐ…むぐぐぐぐぐぐっ!んんんんんんっ!むぐぅぅぅぅぅ~~~!」
苦悶の声を上げるリオナの口腔に、ぴちゃぴちゃと音を立てて唾液を塗りこんでいく。
リオナは唇から歯の裏までいたるまで激しく吸いつかれる感覚に激しく体を震わせたが、ワーウルフは全く拘束を緩めなかった。
(はじめてのキスを奪われて…汚されて…)
戦姫の顔が青ざめ、抵抗がほとんどなくなった時ー、
「ぷはっ…けほっ…けほっ」
ワーウルフはゆっくりと糸を引かせながら、彼女をキス責めから解放する。リオナは激しく咳き込み、呼吸を取り戻そうともがいた。
胸に滴が垂れ、清純なドレスを淫靡な雫が汚していき、その感触にびくりと胸を震わせた。
恥辱と恐怖に押し潰れそうになるのを必死に耐えているが、体の震えは抑えようがない。
「はぁっ…はあっ…あぁ…私は…最後まで…戦、い…」
限界はすぐそばまで近づいていた。
****
「んむぅううう・・・いや、もう、やめてくだ…」
ジュルルルルルルルルッ!
「むんんんんんっ!んんんんっ!くぅっっっ…!」
その後もワーウルフの責めは終わらない。
ひたすら舌を絡め取られ、口内を犯され、歯を擦りあげられ、唾液を流し込まれる。
せめてもの抵抗とばかり口を閉じようとしたが、ワーウルフの舌を食い止めるにはあまりに無力だった。
顔全体にびちゃびちゃの粘液が飛び散り、まるで顔射を何度も受けたような惨状だ。
「んぐっ…んむっ…あむっ…うぁ…」
呼吸困難になるほど口内を塞がれた後ー、
「ぷはっ…!ま、負けません…!私は必ずーー、ん~~~~~~っ!」
一瞬だけ息継ぎを許され、また舌をねじ込まれる。
苦痛と解放の繰り返し。
屈辱的なキス責めは数分に及んだ。
****
「んぁ…はぁーっ、はぁーっ、んぐっ…うぅ」
もう何度口の中を凌辱されただろう。
顔中をオークの唾液で汚されたリオナは、ようやく体の変化に気づいた。
呂律が回らない。
乳首が胴衣に擦れるだけで、熱い吐息を漏らしてしまう。
膣内が少しずつ潤んでいき、ショーツに湿り気をもたらしていた。
(ぜんしんがあつい。からだ、ぼーっとして…きすされるたびにからだが…まさか…)
気づいた時には手遅れであった。
ワーウルフはおぞましい接吻を通じて、唾液と同時に発情液をリオナに流し込んでいたのだ。
ブルージュエルの力を得た退魔剣姫は『ドミネイト』の怪人に対抗する力を持ち、ドレスは攻撃をほとんど受け付けない。だからこそリオナは辛うじて死なずに死んでいる。
ただし、性的攻撃を受けると話は別だ。
怪人に恥辱を与えられると、ブルージュエルの力は徐々に弱体化し、変身装束も徐々に解除されてしまう。
特に怪人たちの発情液には弱く、大量に摂取すると一気に力を消耗してしまうのだ。
もちろん、完全に力が失われて変身解除すれば、莉緒奈の無事は保証できない。
「~~~~~~~~!」
恐怖にかられたリオナは声なき声を上げ、最後の力を振り絞って暴れた。唯一自由な足でワーウルフの胴体を再び蹴りあげ、何とか脱出を図る。
だが、まったく効果がない。
(だめ…もう…ちからがでなく…)
疲労困憊で動けないリオナを、ワーウルフは愉悦の表情で見つめている。
「グルルルルル…」
そしてーー、
「いや、やめて…んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんっ…!!!」
一気に大量の発情液を流し込んだ。こじ開けられた口から生臭い液体が喉を通り、全身をかけめぐる。口に入りきらない分がこぼれ、ドレスをこれまで以上に汚していった。
「んぐっ…んむううううううううっ、ううううううん!」
どれだけ暴れても、どれだけ声を上げても、勢いは止まらない。
リオナは体をビクビクと激しく痙攣させ、襲いかかる劣情を全身で受け止めるしかなかった。
頬は真っ赤に染め、目をかっと見開き、下半身が激しく痙攣し始める。
(もう耐えきれないっ!胸もあそこもじんじんとして…何か、来ちゃいます!)
リオナの頭の中は真っ白になり、意識が朦朧とし始めた。
それを見たワーウルフは、最後のトドメとばかりにキス責めの勢いを強める。
もはや唾液でリオナの顔全体を染めあげんとする勢いだ。
そしてー、
「くぅぅぅぅっ…んんんんんんっ…!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡…!」
最後に試みた我慢も虚しく、ワーウルフのキス責めに屈服し、リオナは絶頂した。
怪人との戦いでは初めての、屈辱的な強制絶頂。
プシッ…!
我慢していた愛液が吹き出し、ショーツをぐしょぐしょに濡らす。
「あああっ…ひっ…ぐぁぁあ…はーっ、あーっ」
絶頂の効果はすぐに現れた。
(へんしんが、とけはじめ、て…)
リオナのドレスが音もなく失われはじめ、土と唾液に汚れた素肌が夜の外気に晒される。
リオナの変身を維持する力が急速に失われつつあるのだ。
ほどなくして、リオナは何の力もないひ弱な莉緒奈に戻ってしまう。
(わたしの、まけ?このまま、わーうるふにおかされて…)
「グルルルルルァァァァァァ…!」
力なく拘束されだけのリオナを見て、ワーウルフは勝利の雄叫びをあげた。
憎き退魔剣姫を仕留めた喜びを全身で表現する。
全身の拘束が少しだけ緩んだ。
(わたし、は…)
力がほとんど失われた今、チャンスは一度きり。
「最後まで…諦めません!!!」
「グルウッ!?」
リオナは一瞬の隙をついて全力で抵抗し、ワーウルフの拘束から逃れた。
「即興…曲」
右手をかざし、サーベルより小さなナイフを生成する。
先ほどは腕ごと抑えられていたため使えなかった、リオナの非常時用剣技。
「これで、最後です…!鎮魂歌!」
「グァァァァアアアアアッ…!!!」
最後の力を振り絞ってワーウルフの頭を両断し、戦いを終えた。
****
「ファーストキス、奪われてしまいました…」
変身解除した莉緒奈は、落ち込みながら公園のトイレで顔を洗った。
「好きな人もいませんし…気にしないでおきましょう。生身の体は無事なのがなにより…くぅっ」
平静を保っていたが、発情液の発作に襲われ、思わず身震いする。
「はぁ…はぁ…」
未だに早鐘のように鳴る心臓を抑え、深呼吸で呼吸を整えようとした。
発情液の影響は変身が解けると緩和されるが、完全に元通りとはならない。
熱い吐息を漏らしながら、莉緒奈は反省する。
(先程は油断してしまいました。もっと強くならなくては、怪人に負けて…)
暗いイメージが頭の中をよぎり、莉緒奈は慌てて首を振った。
「私、もっともっと強くなります。どんな怪人にも負けないように」
そして、いまだぼーっとする思考をなんとか働かせ、トイレの個室に足を運び、腰をおろす。
「だから…」
そして、黒のショーツをくるぶしの位置までおろし、鼠蹊部に人差し指を這わせ、下着の中に差し込んだ。
クチュ…
秘部は待っていたとばかりに水音を立て、彼女の指を膣壁で出迎える。
ニチャ…
暖かい感触に莉緒奈は頬を熱くしたが、指は止まらない。
そのままゆっくりとピストンし、愛撫した。
「んっ…あぁ… 」
左手の人差し指を噛み、喘ぎ声を辛うじて押さえる。この熱を押さえない限り、屋敷には帰れない。
(少しだけ、はしたない行動をお許しください。お母さま…)
心の中の呼びかけは言葉にならず、思考の中に溶けていった。
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【完結済み】正義のヒロインレッドバスターカレン。凌辱リョナ処刑。たまに和姦されちゃいます♪
屠龍
ファンタジー
レッドバスターカレンは正義の変身ヒロインである。
彼女は普段は学生の雛月カレンとして勉学に励みながら、亡き父親の残したアイテム。
ホープペンダントの力でレッドバスターカレンとなって悪の組織ダークネスシャドーに立ち向かう正義の味方。
悪の組織ダークネスシャドーに通常兵器は通用しない。
彼女こそ人類最後の希望の光だった。
ダークネスシャドーが現れた時、颯爽と登場し幾多の怪人と戦闘員を倒していく。
その日も月夜のビル街を襲った戦闘員と怪人をいつものように颯爽と現れなぎ倒していく筈だった。
正義の変身ヒロインを徹底的に凌辱しリョナして処刑しますが最後はハッピーエンドです(なんのこっちゃ)
リョナと処刑シーンがありますので苦手な方は閲覧をお控えください。
2023 7/4に最終話投稿後、完結作品になります。
アルファポリス ハーメルン Pixivに同時投稿しています
【R18】アリスエロパロシリーズ
茉莉花
ファンタジー
家族旅行で訪れたロッジにて、深夜にウサギを追いかけて暖炉の中に落ちてしまう。
そこは不思議の国のアリスをモチーフにしているような、そうでもないような不思議の国。
その国で玩具だったり、道具だったり、男の人だったりと色んな相手にひたすらに喘がされ犯されちゃうエロはファンタジー!なお話。
ストーリー性は殆どありません。ひたすらえっちなことしてるだけです。
(メインで活動しているのはピクシブになります。こちらは同時投稿になります)
エッチなデイリークエストをクリアしないと死んでしまうってどういうことですか?
浅葱さらみ
ファンタジー
平凡な陰キャ童貞大学2年生の雄介はある日突然、視界にスマホゲーみたいな画面が見えるようになった。
・クエスト1 性的対象を褒めよ。
・クエスト2 性的対象の肌と接触せよ。
・クエスト3 性的対象の膣内に陰茎を挿入せよ。
視界の右上にはHPゲージもあり、どうやらクエストをすべてクリアしないと毎日HPが減っていく仕様だと気づく。
さらには、最終的にHPが0になると自らの死につながるということが判明。
雄介は生き延びるためにエッチなデイリークエストをこなしつつ、脱童貞を目指すのだが……。
※デイリークエストをクリアしていくためのアドバイス
デイリークエストクリアで貰えるポイントを”エッチをサポートしてくれるアイテム”と交換しよう!
射精回数を増やすためにレベルアップに励もう!
☆と★つきのページは挿絵付きです。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる