146 / 181
第六章 運命を壊す者
登場人物と用語(六章 開始時点)
しおりを挟む
【登場人物】
※※※追記部分。
■清家太陽(せいや たいよう)(金の者)
聖気の色→金(光)
18歳、高校生。168cm。
ある日突然、金の片目と眼帯をした男に異世界に連れて来られた。
目の前でルースが魔王に襲われた怒りから、とうとう金の能力が開花した。
※※※
記憶を無くしたルースと再会後、再び恋仲に。本人が気づかぬ間に意識が王女にのっとられ、現在は王女に支配されている。
■ルース(南のエルフ/緑の者)
聖気の色→緑(植物)黄(地)
見た目20代前半。推定180cm。
緑の髪と緑の瞳をした美男子。細身に見えて身体は引き締まっている。優しい面倒見の良いお兄さんタイプ。弓が得意。旅をしながら森を回っている。
太陽を守る為に敵の囮になり、魔王によく似たシルエットに喰われた。
※※※
生死を彷徨い無事帰還するが太陽に関わる記憶を無くす。無意識に求めていた相手が本来の姿(黒髪黒目)の太陽だったと気づいてから、改めて太陽に婚姻を申し込んだ。
■空(そら)(東の銀/青の者)
聖気の色→青(風)銀(獣)
見た目30代半ばだが、実際は500歳超え。推定185cm。
銀狼であり東の森を守る聖獣。人型の時は、腰まである長い銀の髪と青空の様な瞳をした美丈夫。獣耳と尻尾つき。
既に妻を亡くして孫がいる。過去、最後の聖女である王女の護衛だった。
※※※
ルースが目覚めてからは、彼を主人である太陽の伴侶として扱う。
■悪男とショーキ (西の鳥/赤の者)
聖気の色→赤(鳥)紫(雷)
見た目20歳。推定160cm。
臙脂色の髪と、澄んだ赤の左目と臙脂色の右目を持つ青年。鳥族で背中に羽根を持つ。
西の長の弟。鳥族の最後1人として鳥を守りつつ自らは瘴気に侵されていた。ショーキはかつて狂っていた部分。
ルースと空を兄貴と慕っている。
※※※
太陽達を乗せて大陸中を飛び回り大活躍している。最近は空から木の実しか与えられないのが不満。
■魔王
年齢不詳。推定2m。
長い黒髪と切れ長の黒い右目を持つ。左に眼帯をしている。また右の側頭部から不気味な角が生えている。瘴気を思わせる不気味な気配と、冬の張り詰めた清廉さを思わせる気配を合わせ持つ不思議な存在。
正体は北の妖精王と判明。西の鳥を庇った為、女神によって瘴気をその身に受け入れ浄化が済むまで封印されるという残酷な呪いを受けた。
太陽達を襲いルースに手をかけたがその意図は謎。
※※※
太陽達への出撃は魔王を憎ませる為に女神が仕掛けた事と判明。魔王はルースを助ける為その場に現れた。太陽の発した言葉が琴線に触れ瘴気を各地に封印する事を了承した。
■王女
500年前の最後の聖女。瘴気の問題を解決する方法を探して異世界へ渡った。ベイティ曰くお転婆。ラリエス曰くじゃじゃ馬。
■ラリエス(金の者)
聖気の色→金(光)
金の左目と右目に眼帯をした男。太陽を異世界に連れ込んだ張本人。
500年前の光の勇者。恋人キャスと添い遂げる為、瘴気の抑制を手伝う代わりに、自身とキャスの時を止める事を魔王と取引した。本当の姿は、茶色のタレ目、淡い茶色の巻き毛。王女曰く丁寧な言葉遣いは口の悪さと腹黒さを隠す為。
■キャス
人間の女騎士。ラリエスの恋人。古くから伝わる絵本では王女を唆したと言われている。
■ベイティ
南のエルフの長。ルースの伯父。かつて空と共に最後の王女を護衛していた。
■鳥族の長
西の鳥族の長。悪男の姉。
魅了の能力を太陽に打ち明け無かったルースを西の館から追い出した。その事を深く後悔している。
■ガソル
東の銀狼の長。空の孫。
■ルミド
ルースの父でベイティの弟。弓の名手。300年前の対戦で死亡。愛称はミド。
【この世界の用語】
光の聖女→国や人を守り魔王を封印する存在。
光の勇者→魔を祓い魔王を封印する存在。
魔王→瘴気を世に広めている。不死。
女神→光の女神。この世界を創りし者。西の鳥を嫌っていると言い伝えられている。
※※※
自分で作った世界を愛するあまり、自然現象、自然災害を全て害だと決めつけ、無理やり抑え込んだことで瘴気の原因を作った。思い通りにいかず瘴気で汚れた世界を壊そうとしている。
闇堕ち→瘴気に蝕まれる事。目が濁り正気を失う。
魔物→闇堕ちした者。見た目が多少変わる物もいる。獣は魔獣と呼ばれる場合もある。鳥は魔鳥と呼ばれる。砂漠にいる生き物の様に身体が巨大化する物もいる。
名付け→上位の者が下位の者に名前をつけて従属にする行為。空は太陽の従属になった。ワルオリは悪男に改名。太陽の従属になった。空はかつて王女の従属。名はルフトゥ。
長→その土地の守り神。東は青(風)の銀狼。南は緑(植物)のエルフ。西は赤(鳥)の鳥族。北は白(妖精)の妖精王。
神樹の実→エルフ族の宝。最強エルフの証。現在の持ち主はルース。
瘴気→この世界の歪み。本来起こる筈だった自然の災害や法則を女神が無理やり押さえつけた物。押さえられなくなった瘴気を、女神は嫌いな西の鳥族に押し付けようとしていた。それを北の妖精王に諌められ、代わりに北の妖精王に呪いをかけた。
※※※追記部分。
■清家太陽(せいや たいよう)(金の者)
聖気の色→金(光)
18歳、高校生。168cm。
ある日突然、金の片目と眼帯をした男に異世界に連れて来られた。
目の前でルースが魔王に襲われた怒りから、とうとう金の能力が開花した。
※※※
記憶を無くしたルースと再会後、再び恋仲に。本人が気づかぬ間に意識が王女にのっとられ、現在は王女に支配されている。
■ルース(南のエルフ/緑の者)
聖気の色→緑(植物)黄(地)
見た目20代前半。推定180cm。
緑の髪と緑の瞳をした美男子。細身に見えて身体は引き締まっている。優しい面倒見の良いお兄さんタイプ。弓が得意。旅をしながら森を回っている。
太陽を守る為に敵の囮になり、魔王によく似たシルエットに喰われた。
※※※
生死を彷徨い無事帰還するが太陽に関わる記憶を無くす。無意識に求めていた相手が本来の姿(黒髪黒目)の太陽だったと気づいてから、改めて太陽に婚姻を申し込んだ。
■空(そら)(東の銀/青の者)
聖気の色→青(風)銀(獣)
見た目30代半ばだが、実際は500歳超え。推定185cm。
銀狼であり東の森を守る聖獣。人型の時は、腰まである長い銀の髪と青空の様な瞳をした美丈夫。獣耳と尻尾つき。
既に妻を亡くして孫がいる。過去、最後の聖女である王女の護衛だった。
※※※
ルースが目覚めてからは、彼を主人である太陽の伴侶として扱う。
■悪男とショーキ (西の鳥/赤の者)
聖気の色→赤(鳥)紫(雷)
見た目20歳。推定160cm。
臙脂色の髪と、澄んだ赤の左目と臙脂色の右目を持つ青年。鳥族で背中に羽根を持つ。
西の長の弟。鳥族の最後1人として鳥を守りつつ自らは瘴気に侵されていた。ショーキはかつて狂っていた部分。
ルースと空を兄貴と慕っている。
※※※
太陽達を乗せて大陸中を飛び回り大活躍している。最近は空から木の実しか与えられないのが不満。
■魔王
年齢不詳。推定2m。
長い黒髪と切れ長の黒い右目を持つ。左に眼帯をしている。また右の側頭部から不気味な角が生えている。瘴気を思わせる不気味な気配と、冬の張り詰めた清廉さを思わせる気配を合わせ持つ不思議な存在。
正体は北の妖精王と判明。西の鳥を庇った為、女神によって瘴気をその身に受け入れ浄化が済むまで封印されるという残酷な呪いを受けた。
太陽達を襲いルースに手をかけたがその意図は謎。
※※※
太陽達への出撃は魔王を憎ませる為に女神が仕掛けた事と判明。魔王はルースを助ける為その場に現れた。太陽の発した言葉が琴線に触れ瘴気を各地に封印する事を了承した。
■王女
500年前の最後の聖女。瘴気の問題を解決する方法を探して異世界へ渡った。ベイティ曰くお転婆。ラリエス曰くじゃじゃ馬。
■ラリエス(金の者)
聖気の色→金(光)
金の左目と右目に眼帯をした男。太陽を異世界に連れ込んだ張本人。
500年前の光の勇者。恋人キャスと添い遂げる為、瘴気の抑制を手伝う代わりに、自身とキャスの時を止める事を魔王と取引した。本当の姿は、茶色のタレ目、淡い茶色の巻き毛。王女曰く丁寧な言葉遣いは口の悪さと腹黒さを隠す為。
■キャス
人間の女騎士。ラリエスの恋人。古くから伝わる絵本では王女を唆したと言われている。
■ベイティ
南のエルフの長。ルースの伯父。かつて空と共に最後の王女を護衛していた。
■鳥族の長
西の鳥族の長。悪男の姉。
魅了の能力を太陽に打ち明け無かったルースを西の館から追い出した。その事を深く後悔している。
■ガソル
東の銀狼の長。空の孫。
■ルミド
ルースの父でベイティの弟。弓の名手。300年前の対戦で死亡。愛称はミド。
【この世界の用語】
光の聖女→国や人を守り魔王を封印する存在。
光の勇者→魔を祓い魔王を封印する存在。
魔王→瘴気を世に広めている。不死。
女神→光の女神。この世界を創りし者。西の鳥を嫌っていると言い伝えられている。
※※※
自分で作った世界を愛するあまり、自然現象、自然災害を全て害だと決めつけ、無理やり抑え込んだことで瘴気の原因を作った。思い通りにいかず瘴気で汚れた世界を壊そうとしている。
闇堕ち→瘴気に蝕まれる事。目が濁り正気を失う。
魔物→闇堕ちした者。見た目が多少変わる物もいる。獣は魔獣と呼ばれる場合もある。鳥は魔鳥と呼ばれる。砂漠にいる生き物の様に身体が巨大化する物もいる。
名付け→上位の者が下位の者に名前をつけて従属にする行為。空は太陽の従属になった。ワルオリは悪男に改名。太陽の従属になった。空はかつて王女の従属。名はルフトゥ。
長→その土地の守り神。東は青(風)の銀狼。南は緑(植物)のエルフ。西は赤(鳥)の鳥族。北は白(妖精)の妖精王。
神樹の実→エルフ族の宝。最強エルフの証。現在の持ち主はルース。
瘴気→この世界の歪み。本来起こる筈だった自然の災害や法則を女神が無理やり押さえつけた物。押さえられなくなった瘴気を、女神は嫌いな西の鳥族に押し付けようとしていた。それを北の妖精王に諌められ、代わりに北の妖精王に呪いをかけた。
22
お気に入りに追加
146
あなたにおすすめの小説

美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。
消えない思い
樹木緑
BL
オメガバース:僕には忘れられない夏がある。彼が好きだった。ただ、ただ、彼が好きだった。
高校3年生 矢野浩二 α
高校3年生 佐々木裕也 α
高校1年生 赤城要 Ω
赤城要は運命の番である両親に憧れ、両親が出会った高校に入学します。
自分も両親の様に運命の番が欲しいと思っています。
そして高校の入学式で出会った矢野浩二に、淡い感情を抱き始めるようになります。
でもあるきっかけを基に、佐々木裕也と出会います。
彼こそが要の探し続けた運命の番だったのです。
そして3人の運命が絡み合って、それぞれが、それぞれの選択をしていくと言うお話です。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
Switch!〜僕とイケメンな地獄の裁判官様の溺愛異世界冒険記〜
天咲 琴葉
BL
幼い頃から精霊や神々の姿が見えていた悠理。
彼は美しい神社で、家族や仲間達に愛され、幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、『燃える様な真紅の瞳』をした男と出逢ったことで、彼の運命は大きく変化していく。
幾重にも襲い掛かる運命の荒波の果て、悠理は一度解けてしまった絆を結び直せるのか――。
運命に翻弄されても尚、出逢い続ける――宿命と絆の和風ファンタジー。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。

【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。

〈完結〉毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる