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第四章 誰がために、その金は甦るのか
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翌朝。鳥の館は大騒ぎになった。
西の長を救った金の色を纏う若者が姿を消したからだ。
西の長は激怒した。きっと真夜中にあのエルフが攫いに来たんだと息巻いた。
西の館の玉座に座る長を諌めたのは、東の元長だった。主が消えて、心配だと泣いている悪男も一緒だ。
「長よ。セーヤは自分の意志で出て行ったのだ」
「…何だって?アンタら従属した者を置いてかい?」
空の言葉に長は不思議そうな顔をし、その弟は捨てられたとまた泣いた。
普通、従属させた獣や人は己の護衛代わりだ。置いていくなど考えられない。
「セーヤはオレ達を家族や仲間だと思ってる。だがルースはセーヤにとってこの世界で生きる意味だ」
「何だって?どういう事だい」
空は目線で長に人払いを頼んだ。
長は空と悪男以外の者を退出させると、念のため防音の結界を張った。
「セーヤは異世界人だ。ココで無い別世界からいきなり連れて来られたらしい」
空の言葉に、長と悪男が息を呑んだ。驚きのあまり悪男の涙も引っ込んでいる。
「東の森で魔獣に襲われた所をルースが助けたんだ。この世界の常識や生きる術を教えたのもルースだ。セーヤはそんなルースに感謝して慕ってる」
「あの子にとっては生命の恩人て事だね。だが恋人になっても魅了の話をしないのは、やはり筋が通らないだろう」
「恐らく話さなかったんじゃなくて、話す時間がなかったんだろう」
「……?」
空は簡潔にこれまでの事を話した。
2人がやっと両想いで結ばれた日、セーヤが攫われた事。それを追って西の館まで辿り着いた後は、そのまま西の長の救出に動いた事。
その間に、2人がゆっくりお互いの時間を過ごす時間はほとんど無かった筈だ。
だから魅了という些細な話は後回しになったに違いない。
「アンタは…エルフの魅了が些細な事だというのかい?ウチの子らを見てごらんよ。あのエルフを奪い合って乱闘騒ぎだよ」
昨日ルースがボロボロだったのは、単に囲まれただけでなく、乱闘騒ぎに巻き込まれていたかららしい。
そんな面白い事になっていたのか、見れなくて残念だ、と空は思った。
ちなみに空自身は、適当に好みの雌鳥に酒の酌をさせて十分宴を楽しんだ。
ちなみに悪男とショーキはずっと鳥族の大人達にちょっかいを出されていたので、ルースとあまり変わりない。
「鳥は欲望に素直過ぎだ。他の種族はああまでならん。特に金の力も持ったセーヤなら強い意志で拒否すれば効かん。つまりアレは純粋にルースに惚れてる」
「そうかい。じゃあ、私の言った事は余計なお世話だったね」
「そうだな。だが良い機会だ。暫くは2人だけにしてやろう」
「アンタ…セーヤが何処に居るのか知ってんだね…」
道理で、主不在なのに落ち着いてる筈だ。長は舌打ちした。
この東の青は飄々として掴みどころが無い。長である自分の覇気に怯む様子も無い。やりにくい相手だ。
「まぁな。途中まで追ったがちょうど偵察でウロウロしていた東の奴らがいたから2人を護衛させてる。今頃は東の森で2人で過ごしてる事だろう」
「…アンタ何者だい?」
偵察させてるのは東の長だろう。その命令より優先させる命令は普通なら下せない。
「ふん。元長てだけだ」
「…元長?」
「空兄貴偉かったんだね」
「ソラにぃエライ」
「まあな」
ふん、と鼻を鳴らす空を見て、恐る恐る長は指さして尋ねた。
「アンタ…まさか聖女から名を授かった聖獣かい?」
「その名は捨てた。今はセーヤの名付けたソラを名乗っている」
「……」
何てこった。
この銀狼は500年前から存在する生きる伝説だ。自分の様な100年にも満たない長が叶う筈も無い。
「ドーユコト?」
「空兄貴…あの聖獣なの?最後の王女様に仕えてた?」
「そうだ」
「ええーーー!」
「ソラにぃスゴイ」
悪男とショーキが目をキラキラさせて空を見つめる。
他種族と仲の悪い鳥族だが、最後の王女だけは敬う存在として語られている。
光の女神が西の鳥を嫌っているのに倣い、北の白以外は鳥を嫌悪していた。勿論、人間の王族もだ。
だが最後の王女だけは違った。
女神の作った世界に平等に生まれ育った者として、それまで爪弾きにしていた西の鳥を、自身の護衛に加えたと言う。
それにより、その当時暫く途絶えていた西と他種族との交流を再開させるキッカケを作った人だ。
空はその王女様に、直接名をつけられ祝福された凄い銀狼なのだ。
悪男同様、長も熱い視線を空に向けている。そんな彼女に、空がそんな事より、と話題を変えた。
「昨日の一件で西の鳥は南のエルフを敵に回したぞ」
「は?大袈裟な…」
「あぁ見えてルースは、今代の南の神樹の実を授かっている」
「……へ?」
「300年前の人間とエルフ対魔王の戦いで、ルースは唯一の生き残りでもある」
「……な」
「エルフとっては英雄みたいな存在だな」
「うぐぐ」
予想外のルースの正体に長は言葉に詰まった。ルースがセーヤを害してると勘違いして、碌でも無い男と罵り追い出したのだから。
空の言葉はまだ続いた。
「ルースは両親と弟妹2人を魔王に殺されている。自分自身も魔王に直接殺されかけ、瘴気の傷を負わされた」
「……」
「その配下の者に、お前なら救いの手を伸ばせるか?」
「……!」
空のトドメの言葉に長は溜め息を吐いた。
「……参ったね。これじゃ私はとんだ礼儀知らずの恩知らずじゃないか」
長は頭を抱えた。
西の長を救った金の色を纏う若者が姿を消したからだ。
西の長は激怒した。きっと真夜中にあのエルフが攫いに来たんだと息巻いた。
西の館の玉座に座る長を諌めたのは、東の元長だった。主が消えて、心配だと泣いている悪男も一緒だ。
「長よ。セーヤは自分の意志で出て行ったのだ」
「…何だって?アンタら従属した者を置いてかい?」
空の言葉に長は不思議そうな顔をし、その弟は捨てられたとまた泣いた。
普通、従属させた獣や人は己の護衛代わりだ。置いていくなど考えられない。
「セーヤはオレ達を家族や仲間だと思ってる。だがルースはセーヤにとってこの世界で生きる意味だ」
「何だって?どういう事だい」
空は目線で長に人払いを頼んだ。
長は空と悪男以外の者を退出させると、念のため防音の結界を張った。
「セーヤは異世界人だ。ココで無い別世界からいきなり連れて来られたらしい」
空の言葉に、長と悪男が息を呑んだ。驚きのあまり悪男の涙も引っ込んでいる。
「東の森で魔獣に襲われた所をルースが助けたんだ。この世界の常識や生きる術を教えたのもルースだ。セーヤはそんなルースに感謝して慕ってる」
「あの子にとっては生命の恩人て事だね。だが恋人になっても魅了の話をしないのは、やはり筋が通らないだろう」
「恐らく話さなかったんじゃなくて、話す時間がなかったんだろう」
「……?」
空は簡潔にこれまでの事を話した。
2人がやっと両想いで結ばれた日、セーヤが攫われた事。それを追って西の館まで辿り着いた後は、そのまま西の長の救出に動いた事。
その間に、2人がゆっくりお互いの時間を過ごす時間はほとんど無かった筈だ。
だから魅了という些細な話は後回しになったに違いない。
「アンタは…エルフの魅了が些細な事だというのかい?ウチの子らを見てごらんよ。あのエルフを奪い合って乱闘騒ぎだよ」
昨日ルースがボロボロだったのは、単に囲まれただけでなく、乱闘騒ぎに巻き込まれていたかららしい。
そんな面白い事になっていたのか、見れなくて残念だ、と空は思った。
ちなみに空自身は、適当に好みの雌鳥に酒の酌をさせて十分宴を楽しんだ。
ちなみに悪男とショーキはずっと鳥族の大人達にちょっかいを出されていたので、ルースとあまり変わりない。
「鳥は欲望に素直過ぎだ。他の種族はああまでならん。特に金の力も持ったセーヤなら強い意志で拒否すれば効かん。つまりアレは純粋にルースに惚れてる」
「そうかい。じゃあ、私の言った事は余計なお世話だったね」
「そうだな。だが良い機会だ。暫くは2人だけにしてやろう」
「アンタ…セーヤが何処に居るのか知ってんだね…」
道理で、主不在なのに落ち着いてる筈だ。長は舌打ちした。
この東の青は飄々として掴みどころが無い。長である自分の覇気に怯む様子も無い。やりにくい相手だ。
「まぁな。途中まで追ったがちょうど偵察でウロウロしていた東の奴らがいたから2人を護衛させてる。今頃は東の森で2人で過ごしてる事だろう」
「…アンタ何者だい?」
偵察させてるのは東の長だろう。その命令より優先させる命令は普通なら下せない。
「ふん。元長てだけだ」
「…元長?」
「空兄貴偉かったんだね」
「ソラにぃエライ」
「まあな」
ふん、と鼻を鳴らす空を見て、恐る恐る長は指さして尋ねた。
「アンタ…まさか聖女から名を授かった聖獣かい?」
「その名は捨てた。今はセーヤの名付けたソラを名乗っている」
「……」
何てこった。
この銀狼は500年前から存在する生きる伝説だ。自分の様な100年にも満たない長が叶う筈も無い。
「ドーユコト?」
「空兄貴…あの聖獣なの?最後の王女様に仕えてた?」
「そうだ」
「ええーーー!」
「ソラにぃスゴイ」
悪男とショーキが目をキラキラさせて空を見つめる。
他種族と仲の悪い鳥族だが、最後の王女だけは敬う存在として語られている。
光の女神が西の鳥を嫌っているのに倣い、北の白以外は鳥を嫌悪していた。勿論、人間の王族もだ。
だが最後の王女だけは違った。
女神の作った世界に平等に生まれ育った者として、それまで爪弾きにしていた西の鳥を、自身の護衛に加えたと言う。
それにより、その当時暫く途絶えていた西と他種族との交流を再開させるキッカケを作った人だ。
空はその王女様に、直接名をつけられ祝福された凄い銀狼なのだ。
悪男同様、長も熱い視線を空に向けている。そんな彼女に、空がそんな事より、と話題を変えた。
「昨日の一件で西の鳥は南のエルフを敵に回したぞ」
「は?大袈裟な…」
「あぁ見えてルースは、今代の南の神樹の実を授かっている」
「……へ?」
「300年前の人間とエルフ対魔王の戦いで、ルースは唯一の生き残りでもある」
「……な」
「エルフとっては英雄みたいな存在だな」
「うぐぐ」
予想外のルースの正体に長は言葉に詰まった。ルースがセーヤを害してると勘違いして、碌でも無い男と罵り追い出したのだから。
空の言葉はまだ続いた。
「ルースは両親と弟妹2人を魔王に殺されている。自分自身も魔王に直接殺されかけ、瘴気の傷を負わされた」
「……」
「その配下の者に、お前なら救いの手を伸ばせるか?」
「……!」
空のトドメの言葉に長は溜め息を吐いた。
「……参ったね。これじゃ私はとんだ礼儀知らずの恩知らずじゃないか」
長は頭を抱えた。
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