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第三部 乙女ゲーム?高等部編

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ーーー


「リア…ここは感じる?」

 そう言って、誰かがオレの胸の粒に歯を立てた。その刺激に身体がビクンと反応する。

「あ…らめ」
「そんな顔で、説得力ないよ」

 男はオレの乳首に歯を立て、いやらしく音を立てて吸った。もう片方も指で弄ってる。

「リアの乳首、もっと触ってて、ぷっくり膨らんで来たよ。可愛い」
「や…らぁ」

 やめて欲しいのに。身体に力が入らない。

 それどころか、さっき魔物に浴びせられた液体の媚薬効果で、オレは全身が性感帯になったみたいに身体が反応する状態だった。

「おれ、おとこ、らから」
「そんなの知ってるよ」

 ソッと囁く様に言って、男はオレに口付けて来た。軽いキスから、徐々に貪る様なキスに変わる。

「ん、あ…」
「リア…ん、愛してる」

 切なそうに愛を囁く声は、記憶にあるソレより、ほんの少し低い。でも懐かしい声だった。

「…リッチ?」
「そうだよ。覚えててくれた?」

 ぼんやりとした視界に映ったのは、茶髪に茶目の爽やかな美形の男だった。泣きそうな顔でオレを見つめてる。

「……わすれたこと、なんて、ない」
「本当に?」

 キュッと乳首を摘まれた。ビクッと身体が反応する。

「ほんと…ん…」

 口付けながら、リッチはオレの胸を弄り続けた。そこからビクビクとした快感が生まれ、気づけば腰が動いていた。

「はぁ、ずっと、君の事が好きだったんだ」

 リッチの手がオレのズボンにかかった。そこはもう硬く反応して痛いくらいだった。

 リッチがオレのズボンと下着を脱がすと、オレのモノが勢い良く顔を出した。

 リッチの手がオレのモノを優しく掴んだ。それだけでビクビクと反応して、身体の奥から快感が這い上がってくる。

 羞恥と快感の狭間で、オレはもう頭がおかしくなりそうだった。どうしていいか分からなくて涙が出てくる。

「リア、泣かないで。苦しいだろ?僕が発散させてあげるから」
「はじめれらから、こわい…」

 オレの言葉に、リッチがピタッと動きを止めた。真剣な顔でオレを見る。

「…初めて?」

 こく、と涙目で頷いた瞬間。リッチの雰囲気が変わった。何だか目の色が変わった様に見える。

「リア、ごめん。本当は触るだけにしようと思ってたけど、無理そうっ。優しくするから」
「んん、」

 リッチがオレに再び口づけたと思ったら、舌が入ってきた。オレの舌を吸いながら、下のモノも扱いてくる。

「んん!んー、んん!」

 男同士というまさかのシチュエーションとか。
 身体中を包む媚薬の効果とか。
 リッチからの突然の告白とか。

 そこに待ちに待った刺激が加わって。

 オレは一気に快楽の波に飲み込まれたー。



 身体が熱い。疼いて、苦しい。触って欲しい。
 何度か精を吐き出しても、オレの身体の熱はやまなかった。

「もっとぉ…してぇ」

 自分でも、驚くほど、甘える様な、ねだる様ないやらしい声が出た。でも、そんなの、どうでもいいから、もっとシテ欲しい。

 グチュ グチュ グチュ グチュ

 リッチの手が、またオレのを扱く。

 ぎゅうと握って、グチュグチュ扱いて、グリグリ先端を擦って。

 同時に、尻の穴に、リッチの指が入ってウネウネ動いて、オレを更に快感に導く。

 全身が性感帯になったみたいに、全身でビクビクして。

 やらしい音と、Hな息遣いがして、身体の奥から快感が駆け抜けた。

 腰が溶けてしまいそうな気持ち良さに、身体が震えて、涙が止まらない。体力は限界なのに、感覚だけか敏感だった。

「沢山出たよ。気持ち良い?」
「…ん…いい」
「こんなにいやらしい子になって…」
「やら…はずか…しい」

 まだ後ろで、リッチの指が動いてる。こんなに後ろが気持ちいいなんて、初めて知った。

「あぁ、リアの中に挿れたいよ」
「いい…よ」
「そんな事言ったら、」
「リッチ…なら…いい」
「ーっ」

 グイッとリッチの指が深く中に入ってきた。続けて、本数が増やされて、オレの中を暴くみたいにグチュグチュに犯してくる。

「はぁ、はぁ、何で僕ならいいの?」

 リッチの息遣いが荒くなった気がする。もっと欲しい…。もっと…リッチが…ほしい…のに。

「リア?どうしたの?」
「……ねむ…い」
「ええ!?そんな、リア、ねえ………」

 リッチが何か話してたけど。体力が限界だったオレはそこで意識を手放した。
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