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「翔さん、何処から花火見ますか?何か買ってあそこの土手に行きますか?」
「そうだな。さやかは何が食べたい?出店もかなり並んでそうだな…」



「翔輝?翔輝じゃないか、久しぶりだな」
ん?この人…翔さんに似てるような
「兄貴か、兄貴こそ。いつの間に帰って来たんだ?」
お兄さまとな!
「さやか、兄貴の和真だ…
カズマ!カズマさま?そういえばあのカズマくんの面影が…生カズマくんで…
「そっちのカズマとは違うからな」ボソっ

「翔輝、…そちらは?」
「ああ、さやかだ。名波さやか。婚約者だ」
「えっ?いつの間に婚約したんだ、知らせろよ!」
「最近だ、家にはまだ連絡してないが、その内連れて行く」
「面倒臭いからって、実家を後回しにするなよ…それにしても名波って苗字と言い、この感じといい…まさかな」
「ん、何だ兄貴?さやかがどうかしたか?」
「あ、いや何でもない。それより、これから椎菜と待ち合わせてるんだが、そこで一緒に花火見ないか?」
「椎菜さんか、兄貴こそ、まだ結婚はしないのか?」
「椎菜がな、なかなかオッケー出してくれなくてな…」
「せっかくの2人きりを邪魔しちゃ悪いから、遠慮するよ。俺達も初めての花火大会だしな…
「いや、頼む!ここで会ったのも、意味が有る!頼む…」
「はぁ…。さやか、どうする?嫌なら行かないし」
…翔さんの昔話とか聞きたいしなぁ、
「私はイイデスヨ」
「決まりだ!花火を真横に見ながら食事できるし、4人で話そう!」
「はぁ…、兄貴、その代わりこちらの邪魔するなよ」
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