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少女は夜が怖かった
夜になると悪夢を見るからだ
大人のその男がやってくると足元から掛布の中に入り、全身を弄りまだ膨らんですらいない胸先を舐め
赤ん坊のように吸い付き、男が満足するまでその行為が続く
時には男が自分の男根を扱き娘の身体に吐精し、白濁を全身に広げるように塗り付けた
夢だこれは夢
朝になったらこれは全部夢
早く目覚めろ
早く目覚めろ
早く目覚めろ
少女はこの悪夢から覚めるのを目を閉じ待った
その悪夢は昼も見るようになる
美しい上質な服を着せ、時には膝の上にのせ髪を梳く
うっとりと見つめながら
「エル、エル」
と何度も名を呼ばれた
この悪夢は段々昼夜関係なく見るようになった
悪夢を見て居ない時、娘は窓からこの家の門戸の方角をずっと眺めていた…
………
ジェーンの面立ちを感じるエルディラ、そしてその所作の美しさに聡明さ、ミシェルは直ぐに恋に落ちた
毎日、少しの時間でも会いたくて、エルディラを訪ねた
エルディラもミシェルの生真面目さと誠実な人柄にだんだん心を寄せるようになった
夜になると悪夢を見るからだ
大人のその男がやってくると足元から掛布の中に入り、全身を弄りまだ膨らんですらいない胸先を舐め
赤ん坊のように吸い付き、男が満足するまでその行為が続く
時には男が自分の男根を扱き娘の身体に吐精し、白濁を全身に広げるように塗り付けた
夢だこれは夢
朝になったらこれは全部夢
早く目覚めろ
早く目覚めろ
早く目覚めろ
少女はこの悪夢から覚めるのを目を閉じ待った
その悪夢は昼も見るようになる
美しい上質な服を着せ、時には膝の上にのせ髪を梳く
うっとりと見つめながら
「エル、エル」
と何度も名を呼ばれた
この悪夢は段々昼夜関係なく見るようになった
悪夢を見て居ない時、娘は窓からこの家の門戸の方角をずっと眺めていた…
………
ジェーンの面立ちを感じるエルディラ、そしてその所作の美しさに聡明さ、ミシェルは直ぐに恋に落ちた
毎日、少しの時間でも会いたくて、エルディラを訪ねた
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