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今更、破廉恥とな
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「んっ…」
アイリーンが目を覚まし、辺りを見回し状況に困惑した
「何、コレ…」
蔓草に絡まれ木からぶら下がっているシャノン
マントは開かれビキニ姿を晒している
四つん這いのような状態で蔦に絡まれていた
「シャ、シャノン様、ご無事ですか?」
「…、ンッ、アッ、ンッン、」
「シャノン…様…?」
よく見れば蔓は触手なのか意思を持っているかのようにもぞもぞと動いている
誰か他の者は居ないのかと見てみるとシャノンを見ながら一心不乱に股間弄っているバンデルが木の下にいた
「……っんの、何やってらっしゃるんですか!バンデル様!お早くシャノン様をお助け下さい!」
「くっ…、ウッ、…今シャノン嬢を助ける為に…うっ、…」
シャノンの痴態から目を離さず必死に扱くバンデル
アイリーンには覗き見しながらしている変態にしか見えなかった
「そんなことしてる場合ですか!早くお助けを!」
「ですからっ…今っ、うぅッ、必死で精液をこの、木に、かけようとっ…」
そんな時、シャノンとバンデルに気を取られていたアイリーンの蔓もグワンと動き、仰向けにM字開脚をしたような姿勢になった
「アイリーン嬢!目を瞑って下さい!」
顔の向きが変わったことで、今までバンデルしか居ないと思っていたが声のする方に同じ学年のリガールが居た
アイリーンのM字になった部分を見ながら手元は見えないが、恐らく…
目をギュッと瞑りながら、アイリーンは尋ねた
「ほ、他の方は?」
「リンデル先生とエイダン様は気を失っておられましたが、ご無事です!この木は、木の形態を取った、女性を狙って、襲ってくる魔獣の一種です!男性の精液を、ウッ、掛ければ弱ります!もう、うっ、もう少しの辛抱です!はッンン…クッ…」
無だ、無になるんだ…
知らない、見てない、見られてない…
・・・もう、やだぁ…
間もなくシュルシュルと蔓の力が弱まり地面に降りることができた
シャノンの無事を確かめるべくそちらを向くと…
木にだけ掛ければ良いはずが、シャノンの身体中ベットリと白濁塗れになっていた
「…バンデル様、ありがとうございます…」
バンデルに掛けられうっとりするシャノンの絵面…
救助活動が含まれていたとしても、事後の二人にしか見えないアイリーンだった
改めてマントを羽織り、エイダンと教師リンデルの元へ向かった
「エイダン様!リンデル先生!」
「アイリーン嬢!」
エイダンはギュッと抱きしめアイリーンの無事な姿に安堵した
リンデル先生は気を失ったことに、ばつが悪いのかポリポリと頬をかいていた
「引率の私まで、気を失ってしまい申し訳無かった…」
「い、いえ。ところで、何故私達は気を失ったのでしょうか?」
リンデル先生の話によると、薬草チームが魔獣用に焚いた物の中に、人間には気を失わせ、先ほどの魔獣を引き寄せる効果のある物が誤って混入していたとのことだった
木の形態を持つ魔獣対策として、女性はあのスタイルで森に入るということも分かった
単に女性をおかずにするだけじゃない!!!とアイリーンは心の中で叫んだ
アイリーンが目を覚まし、辺りを見回し状況に困惑した
「何、コレ…」
蔓草に絡まれ木からぶら下がっているシャノン
マントは開かれビキニ姿を晒している
四つん這いのような状態で蔦に絡まれていた
「シャ、シャノン様、ご無事ですか?」
「…、ンッ、アッ、ンッン、」
「シャノン…様…?」
よく見れば蔓は触手なのか意思を持っているかのようにもぞもぞと動いている
誰か他の者は居ないのかと見てみるとシャノンを見ながら一心不乱に股間弄っているバンデルが木の下にいた
「……っんの、何やってらっしゃるんですか!バンデル様!お早くシャノン様をお助け下さい!」
「くっ…、ウッ、…今シャノン嬢を助ける為に…うっ、…」
シャノンの痴態から目を離さず必死に扱くバンデル
アイリーンには覗き見しながらしている変態にしか見えなかった
「そんなことしてる場合ですか!早くお助けを!」
「ですからっ…今っ、うぅッ、必死で精液をこの、木に、かけようとっ…」
そんな時、シャノンとバンデルに気を取られていたアイリーンの蔓もグワンと動き、仰向けにM字開脚をしたような姿勢になった
「アイリーン嬢!目を瞑って下さい!」
顔の向きが変わったことで、今までバンデルしか居ないと思っていたが声のする方に同じ学年のリガールが居た
アイリーンのM字になった部分を見ながら手元は見えないが、恐らく…
目をギュッと瞑りながら、アイリーンは尋ねた
「ほ、他の方は?」
「リンデル先生とエイダン様は気を失っておられましたが、ご無事です!この木は、木の形態を取った、女性を狙って、襲ってくる魔獣の一種です!男性の精液を、ウッ、掛ければ弱ります!もう、うっ、もう少しの辛抱です!はッンン…クッ…」
無だ、無になるんだ…
知らない、見てない、見られてない…
・・・もう、やだぁ…
間もなくシュルシュルと蔓の力が弱まり地面に降りることができた
シャノンの無事を確かめるべくそちらを向くと…
木にだけ掛ければ良いはずが、シャノンの身体中ベットリと白濁塗れになっていた
「…バンデル様、ありがとうございます…」
バンデルに掛けられうっとりするシャノンの絵面…
救助活動が含まれていたとしても、事後の二人にしか見えないアイリーンだった
改めてマントを羽織り、エイダンと教師リンデルの元へ向かった
「エイダン様!リンデル先生!」
「アイリーン嬢!」
エイダンはギュッと抱きしめアイリーンの無事な姿に安堵した
リンデル先生は気を失ったことに、ばつが悪いのかポリポリと頬をかいていた
「引率の私まで、気を失ってしまい申し訳無かった…」
「い、いえ。ところで、何故私達は気を失ったのでしょうか?」
リンデル先生の話によると、薬草チームが魔獣用に焚いた物の中に、人間には気を失わせ、先ほどの魔獣を引き寄せる効果のある物が誤って混入していたとのことだった
木の形態を持つ魔獣対策として、女性はあのスタイルで森に入るということも分かった
単に女性をおかずにするだけじゃない!!!とアイリーンは心の中で叫んだ
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