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さちれい編
スローガンその16「皇甫麗亞は蝶茶韻理早智のカノジョ?」
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「……じゃ、私は多十羽ちゃんを家まで送ってくるわね」
「番門のおねーちゃん、ばいばいなんだぜorz」
「あ、あぁ……」
◇
「さーて多十羽ちゃんも無事に帰したことだし……祝杯よ!」
「急だな」
「いつものことでしょう?」
「僕はまだ慣れないよ」
「一仕事終わりの一杯は美味いわね! 良いサタデナイだわ」
「……そういえば、今日はなぜ皇甫麗亞をここに呼んだんだい?」
皇甫麗亞。私の隣でコンビニおでんの大根をつついている彼女こそ、マイ・スイート・ハニーよ。
「祝いの席にガールフレンドを呼ばない人間なんてあまりいないでしょ? ……それと、この間早く帰るって言ったのに結局仕事が長引いて行けなくなったお詫びも兼ねて……ね」
「この間……権田主任の件があった日か」
「そ。あの人余罪が結構あって全部かたづけるのに苦労したのよ」
「別にそんなことしなくていいのに」
「でも、週末に実家に帰らなくてもいい口実ができたでしょ?」
「……お願いしたわけじゃないわ」
「それでいいわよ。私が独断でそうしただけだもの」
「お好きに」
そう。私が好きで勝手にやったことだもの。
「番門のおねーちゃん、ばいばいなんだぜorz」
「あ、あぁ……」
◇
「さーて多十羽ちゃんも無事に帰したことだし……祝杯よ!」
「急だな」
「いつものことでしょう?」
「僕はまだ慣れないよ」
「一仕事終わりの一杯は美味いわね! 良いサタデナイだわ」
「……そういえば、今日はなぜ皇甫麗亞をここに呼んだんだい?」
皇甫麗亞。私の隣でコンビニおでんの大根をつついている彼女こそ、マイ・スイート・ハニーよ。
「祝いの席にガールフレンドを呼ばない人間なんてあまりいないでしょ? ……それと、この間早く帰るって言ったのに結局仕事が長引いて行けなくなったお詫びも兼ねて……ね」
「この間……権田主任の件があった日か」
「そ。あの人余罪が結構あって全部かたづけるのに苦労したのよ」
「別にそんなことしなくていいのに」
「でも、週末に実家に帰らなくてもいい口実ができたでしょ?」
「……お願いしたわけじゃないわ」
「それでいいわよ。私が独断でそうしただけだもの」
「お好きに」
そう。私が好きで勝手にやったことだもの。
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