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たまご(3)
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「……ね、ねぇ、ほんとにしたいこと、それなの?♡……もっと好きにして、いいんだよ……?♡♡」
はあはあと息を整えながらダリスが言う。
情欲に濡れた瞳で見つめられは敵わない。俺は観念した。
「……いいんだな」
「そういってるでしょ……♡」
俺はダリスから離れて冷蔵庫へ向かい、プラスチックの包装を取り出す。
振り返れば疑問符でいっぱいの表情を見せるダリスがいた。
「……えっと、な、なに…………?♡」
「なんでもしてくれる、だろ?」
ぺり、とパックの剥がれる音。
「え、それ、え、え……?♡♡」
「大丈夫。ダリスならきっと入る」
そう言って、真っ白なそれをダリスの穴に押し当てる。
ゆで卵。
「つめた……ぁ、あ゛!?♡♡♡♡♡♡」
ぬりゅっ♡
紡錘を潰したような丸い先端がダリスの中へ侵入する。初めは難なく入ったが、円周が大きくなるにつれて入りにくくなり、ついには突っかかってしまった。
「これも入らないとか、俺の挿れる気あるのか?」
「へっ♡♡は、ふっ♡♡♡だってぇ♡♡♡いつも一気に挿れるからぁ♡♡♡♡♡♡」
「俺は入ってない現状について言っているんだが」
「ぅ゛♡♡♡ひぅ、ご、ごえんらしゃ……♡♡♡ぁ゛♡♡♡♡♡」
一進一退とはこのことか、卵は入りそうでなかなか入らず、少し押してはぷり♡と中の肉を晒しながら押し戻されを繰り返していた。いつまで経っても呑み込まないダリスに少々苛立ってはいたが、卵の白とダリスの真っ赤な媚肉のコントラストは美しかった。
「なんでもするって言ったのに全然呑み込まない」
「ぅ♡♡♡ご、ごめんなさいッ♡♡♡♡がんばって♡た、たべましゅ♡♡♡」
ふうふう♡と荒い息を繰り返しながらダリスは続ける。
「お、おして♡♡♡おれっ、がんばってたべる、からッ♡♡♡♡♡」
「偉いな」
卵が潰れないよう気を遣いながら、さらに押し込む。
「ひぉ゛ッ♡♡♡あ、きてる、きてりゅッ♡♡♡♡♡ぁ゛、ォオ゛ッ♡゛♡♡♡」
ずぷん♡と音がして、ようやく卵が一つ呑み込まれた。
「は、ふーッ♡♡♡ふーッ♡♡♡♡♡」
「まだ入るよな?♡」
「……ぅ、、は、はぃ……♡」
嫌そうな顔をしつつもダリスは両手で尻を掴んで、穴を広げる。
「いい子だ」
微笑んで、二つめの卵を穴に呑ませる。
一つめで中が広がったのか、遅くはあるが先ほどよりスムーズに呑み込んでいく。
「っく、は、ふーッ♡♡♡♡ぁ、♡」
そのままの調子で三つめを呑み込ませ、四つめを手にするが、流石に入らないと泣きつかれた。
「何でもするんじゃないのか」
「む゛り゛ぃ゛♡♡♡はいんなぃ、おしり♡♡やぶけるッ♡♡」
「……分かった。ちゃんとやめてくださいって言ったら、止めてやる」
「!♡ありがとうございましゅッ……♡♡♡」
ダリスの表情が少し和らいだ。
「もう卵♡入れないでくださいッ♡」
「もっと丁寧に」
「へっ……あ、ぅ、……?♡……、おれのおしりにっ♡たまご♡入れないでくださ……い……♡」
俺は一つため息をついて、口を開く。
「おしりじゃなくて、もうまんこだろ。毎晩毎晩最後までイかせてくれないで勝手に気持ち良くなってるし。不正確だ」
「ぇ……え、ゃ…………♡」
動揺したような声を溢したダリスは、相当屈辱なのか目を涙でいっぱいにする。
「早く言った方がダリスのためだぞ」
ダリスは覚悟したように息をのんでやっと口を開いた。
「っ……、だ、だりすのおまんこにっ♡たまごいれないでくださぃ……♡♡もう入んない、おねがいしますっ♡♡♡」
満足感に、自然に口角が上がる。
「よく出来た」
手元の卵をプラスチックのパックに戻す。振り返ってみてもダリスの目元はまだうるんでいる。
俺は彼のもとに戻って、食べ物と卵でふっくらとした薄い腹を撫でた。
「え、あの、……抜いてくれるんじゃ、ないの?♡」
「なぜ?俺はそんなこと一言も言っていないが」
ダリスの腹は普段にないゆるい曲線を描いていて神秘的だった。細い手足に見合わないまんまるのお腹はまるで妊娠しているかのようだ。今にも胎動が聞こえそうなそこに耳を近づける。当然ながら彼の脈動しか聞こえないが、とくとくと鳴るその速い鼓動はよく聞こえた。
「あ、あんま見ないで……おなか…………♡」
眉を寄せて顔を赤らめたダリスが弱々しく言う。
「すまない、孕んでいるみたいで可愛くて」
口で謝ったのだし良いだろう、とまたダリスの腹をさする。びく、と反応したその体が愛しくて、その膨らんだ腹にキスをした。
「だ、だしてくださっ♡♡おまんこからたまごっ♡♡だしてぇ♡」
ひぃひぃとお腹を抱えながらダリスがそうこぼす。
先ほどの指示を覚えていることに、満ち足りた気分になる。
「それほど言うのなら。自分でそれ、産んでくれ」
「……え…………?♡」
はあはあと息を整えながらダリスが言う。
情欲に濡れた瞳で見つめられは敵わない。俺は観念した。
「……いいんだな」
「そういってるでしょ……♡」
俺はダリスから離れて冷蔵庫へ向かい、プラスチックの包装を取り出す。
振り返れば疑問符でいっぱいの表情を見せるダリスがいた。
「……えっと、な、なに…………?♡」
「なんでもしてくれる、だろ?」
ぺり、とパックの剥がれる音。
「え、それ、え、え……?♡♡」
「大丈夫。ダリスならきっと入る」
そう言って、真っ白なそれをダリスの穴に押し当てる。
ゆで卵。
「つめた……ぁ、あ゛!?♡♡♡♡♡♡」
ぬりゅっ♡
紡錘を潰したような丸い先端がダリスの中へ侵入する。初めは難なく入ったが、円周が大きくなるにつれて入りにくくなり、ついには突っかかってしまった。
「これも入らないとか、俺の挿れる気あるのか?」
「へっ♡♡は、ふっ♡♡♡だってぇ♡♡♡いつも一気に挿れるからぁ♡♡♡♡♡♡」
「俺は入ってない現状について言っているんだが」
「ぅ゛♡♡♡ひぅ、ご、ごえんらしゃ……♡♡♡ぁ゛♡♡♡♡♡」
一進一退とはこのことか、卵は入りそうでなかなか入らず、少し押してはぷり♡と中の肉を晒しながら押し戻されを繰り返していた。いつまで経っても呑み込まないダリスに少々苛立ってはいたが、卵の白とダリスの真っ赤な媚肉のコントラストは美しかった。
「なんでもするって言ったのに全然呑み込まない」
「ぅ♡♡♡ご、ごめんなさいッ♡♡♡♡がんばって♡た、たべましゅ♡♡♡」
ふうふう♡と荒い息を繰り返しながらダリスは続ける。
「お、おして♡♡♡おれっ、がんばってたべる、からッ♡♡♡♡♡」
「偉いな」
卵が潰れないよう気を遣いながら、さらに押し込む。
「ひぉ゛ッ♡♡♡あ、きてる、きてりゅッ♡♡♡♡♡ぁ゛、ォオ゛ッ♡゛♡♡♡」
ずぷん♡と音がして、ようやく卵が一つ呑み込まれた。
「は、ふーッ♡♡♡ふーッ♡♡♡♡♡」
「まだ入るよな?♡」
「……ぅ、、は、はぃ……♡」
嫌そうな顔をしつつもダリスは両手で尻を掴んで、穴を広げる。
「いい子だ」
微笑んで、二つめの卵を穴に呑ませる。
一つめで中が広がったのか、遅くはあるが先ほどよりスムーズに呑み込んでいく。
「っく、は、ふーッ♡♡♡♡ぁ、♡」
そのままの調子で三つめを呑み込ませ、四つめを手にするが、流石に入らないと泣きつかれた。
「何でもするんじゃないのか」
「む゛り゛ぃ゛♡♡♡はいんなぃ、おしり♡♡やぶけるッ♡♡」
「……分かった。ちゃんとやめてくださいって言ったら、止めてやる」
「!♡ありがとうございましゅッ……♡♡♡」
ダリスの表情が少し和らいだ。
「もう卵♡入れないでくださいッ♡」
「もっと丁寧に」
「へっ……あ、ぅ、……?♡……、おれのおしりにっ♡たまご♡入れないでくださ……い……♡」
俺は一つため息をついて、口を開く。
「おしりじゃなくて、もうまんこだろ。毎晩毎晩最後までイかせてくれないで勝手に気持ち良くなってるし。不正確だ」
「ぇ……え、ゃ…………♡」
動揺したような声を溢したダリスは、相当屈辱なのか目を涙でいっぱいにする。
「早く言った方がダリスのためだぞ」
ダリスは覚悟したように息をのんでやっと口を開いた。
「っ……、だ、だりすのおまんこにっ♡たまごいれないでくださぃ……♡♡もう入んない、おねがいしますっ♡♡♡」
満足感に、自然に口角が上がる。
「よく出来た」
手元の卵をプラスチックのパックに戻す。振り返ってみてもダリスの目元はまだうるんでいる。
俺は彼のもとに戻って、食べ物と卵でふっくらとした薄い腹を撫でた。
「え、あの、……抜いてくれるんじゃ、ないの?♡」
「なぜ?俺はそんなこと一言も言っていないが」
ダリスの腹は普段にないゆるい曲線を描いていて神秘的だった。細い手足に見合わないまんまるのお腹はまるで妊娠しているかのようだ。今にも胎動が聞こえそうなそこに耳を近づける。当然ながら彼の脈動しか聞こえないが、とくとくと鳴るその速い鼓動はよく聞こえた。
「あ、あんま見ないで……おなか…………♡」
眉を寄せて顔を赤らめたダリスが弱々しく言う。
「すまない、孕んでいるみたいで可愛くて」
口で謝ったのだし良いだろう、とまたダリスの腹をさする。びく、と反応したその体が愛しくて、その膨らんだ腹にキスをした。
「だ、だしてくださっ♡♡おまんこからたまごっ♡♡だしてぇ♡」
ひぃひぃとお腹を抱えながらダリスがそうこぼす。
先ほどの指示を覚えていることに、満ち足りた気分になる。
「それほど言うのなら。自分でそれ、産んでくれ」
「……え…………?♡」
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