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第1章 終わりの始まり、そして気づき

第17話

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あのくそロビンにどうやったら勝てるんだ?あいつの能力は魔力が続く限り爆弾を生み出し放題、それに爆弾の種類は100種越え、そしてそれらを影に潜って裏を取って当てて来る。おっと高難易度過ぎないかい?

そういえば、俺とロビンってどっちがステータス高いんだ?

『ロビンです』

『まじで?』

『マジです。では確認のためにマスターのステータスを表示いたします。』

________

小鳥遊宗太
年齢:17
<ステータス>
Lv.9,999
HP.1,500,000(9,999,999)
MP.1,500,000(9,999,999)
ATK.1,500,000(9,999,999)
DEF.1,500,000(9,999,999)
INT.1,500,000(9,999,999)
RES.1,500,000(9,999,999)
DEX.1,500,000(9,999,999)
AGI.1,500,000(9,999,999)
LUK.1,500,000(9,999,999)
<スキル>
武術Lv.6(10)
魔導Lv.10(10)
精霊術Lv7(10)
鍛治Lv.4(10)
練成Lv.5(10)
千里眼Lv.10(10)
隠蔽Lv.10(10)



<称号>
異世界の神に嫌われた男(封印中)
地球の神の使者
オーバーロード




______________

『このようにマスターのステータスではよほど技量が無い限りロビンを瀕死に追い込むのは難しいでしょう。』

『難しいか...へぇ~...ってことは無理ではないんだ...』
この発言を聞いた時ヘルメスはもし私が生物ならため息をついていたのだろうと考えた
そしてこの日から小鳥遊宗太がロビンを倒すすべを考え続けたのは言うまでもない


数日後...

アガレスたちが帰還したようだ。王子の姉らしき人物がいるってことは無事に救出できたんだな。よかったよかった

「なに嬉しそうな顔してるんや?マスタァ?」

「うわっ!急に出てくんなロビン」

「ヒャハハハハ!すまんな!癖やくせ!」

「よし俺お前しばく。」

「冗談や冗談!許してくれや?なぁ?」

「まぁいい。それより、呼んですぐ任務だったからな。疲れたろ?休んでな」

「全く持って疲れてはおらんがな。まぁ気持ちだけもらっとくわ。そんでマスタァこの後はどうするつもりなん?」

「この後って?」

「そりゃマスタァこの国にいつまでもおる気ないやろ?」

「ああ。とりあえずは千里眼で魔力量が飛びぬけてやばいとこに行くってとこだな」

「目的は?」

「この後説明する。とりあえず俺の部屋に来てくれ」

「了解」



「よし、着いたな」
全員が中に入ったことを確認したところで遮音結界をはった

「おいマスタァ。中に入っていきなり結界張るってどういう事や?」

「ロビン今から会話は【これで話す】」
俺は風魔法<ウィンドカーテン>でしゃべり声を直接ロビンの耳に伝えた。これにより仮にこの遮音結界内にいたとしても会話が内容が聞こえることが無いようにできる
そしてそれを聞いたロビンは膝をつき俺に忠誠を誓う姿勢を取った

【アルベルト・ロビンここに】

【ロビン、この世界での俺の目的は俺をこの世界に送った忌々しいくそ女神の力を奪い、殺すことだ】

【はっ、しかし目的は?】

【一つ、地球に戻るため。二つ、アマテラス神からの依頼。三つ目これは完全に私怨だが俺が力を奪われたあいつがどんな顔をするか見てみていんだよ】

【イヒッ。マスタァの意思しかと伝わった。アルベルト・ロビンその願い承った。その願いを叶えるために再度話が忠誠をあなたに捧げよう】

「解いていいぞ。その姿勢」

「はぁーーあの姿勢疲れるわ。しっかしマスタァは悪なったなぁ」

「嫌か?いいや全然。むしろウェルカムやわ」

「よし!かたっ苦しいのも終わったところで!ロビン!今度こそ勝たせてもらうぞ!」

「お!ええなぁマスタァ!ここ数日爆発が足りてなかったんや!つきあってもらうでぇ!」


この後数時間に及ぶ争いがあったが見事ロビンの勝利で終わった。

これに対し小鳥遊宗太は「なぜ????」と言い残し気絶した。

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