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第1章 終わりの始まり、そして気づき
第15話
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「王子んとこに行きますかね。」
『お待ち下さい。マスター。』
「ん?どしたん」
『先程の戦闘により、魔力の最大出力を上げてもいいと判断いたしました。それにより、その他ステータスの上限も開放いたします。ステータス上限が上がったため召喚魔法の行使が可能となりました。ただし、召喚できるものは限られていますのでご容赦を。』
「お!ついにか!まぁ誰が出せるかは後にしようか。とりあえず王子んとこに行こう。」
『了解致しました』
こうして、俺は王子のところに戻った。
「ヴェール殿!ご無事でしたか!」
「心配ありがとね。この通り無事だよ。王子さま」
「様はやめてください。あなたにそう呼ばれると変な感じがします。」
「そうかい。なら王子。これでいいかい?」
「ああ、それで充分です。ところであの化け物亡骸は?」
「あれは正直、常人の手に余る物だね。だから今回の戦闘の報酬ってことで全部もらっていっていいかい?」
「そうしてもいいが、少しはもらっていいか?常人の手に余るとはいえ、研究はしたいからね。」
「了解。交渉成立ってことで」
「ああ、協力感謝する。しかし、報酬はそれだけでいいのか?言ってくれれば土地ぐらいあげるが…」
「土地なんていらんよ。放浪主義だからね。それにまだまだやることがあるんでね」
「そうか。ところでこの後はどうするつもりだ?」
「んー、冒険者登録しておきたいな。確かダンジョンに入るのに冒険者登録しとかないとダメなんだろ?」
「ほう。ならばこの国特別研究員の資格はどうだ?」
「特別研究員?なにそれ?」
「特別研究員の資格があれば最大でSランクのダンジョンまで調べることができる。その上となると流石に私のような王族、もしくはギルドマスターの許可がいるがな。」
「へえ!いいなそれ!じゃあそれをもらいたい」
「了解した。資格は明日までに作っておこう。今日はこの城に泊まっていくと良い。少し騒がしいと思うが」
「ありがとう。じゃあここに泊まらせてもらうよ。」
そういって俺は穴の開いた王の間から出て行った。
「ここがヴェール様のお部屋でございます。」
執事の人が部屋まで案内してくれた
「案内ありがとう。」
「いえいえ、王子の客人でございますから。それではごゆっくりなさってください。」
「はい。」
扉を閉まったのを確認して、魔法で誰もいないのを確認した
「よし!誰もいないな。やってみるか召喚魔法」
『マスター。一応結界を張った方が良いのでは?』
「それもそうだね」
俺は魔法で結界を張り、誰が召喚できるかを確認した。
ん?あれ?一体しかいない?まじで?こいつしか呼べないの?え?変人確定ガチャ?嘘だろ…
まぁ…やるか…役には立つしな
「召喚魔法の行使を宣言する。我が元に集い、我が願いの為、忠誠を誓え。召喚〈アルベルト・ロビン〉」
「召喚されたぜ!マスタァ!元気だったかぁ?」
こいつはアルベルト・ロビン。ダークエルフの背丈は普通の美丈夫。職業は影法師。主だった武器は…
「よう。久しぶりだな。ってかリアルならはじめましてか。ロビン。よろしくな」
「おう!よろしく」
ロビンが手を出して握手を求めてきたので俺も手を伸ばし握手をすると、手には爆弾が握られていた
「な…!?」
俺は瞬間的に闇魔法を発動し、爆弾ごと爆発を飲み込んだ
「なにすんだ。このアホ!」
「ヒェハハハハハ!!!!!やっぱお前おもしれぇなぁ!最高だわ!」
そう。この男のメイン武器は爆弾だ。
影法師なのに?そう、影法師なのにだ。
しっかしこいつクソ強い。何しろNPCは使う武器決めておけば後はレベルが上がれば上がるほど武器のレベルも上がる。そんでもってそれの量に制限がない。
プレイヤーが買い足す必要もない。だからこそ、こいつはゲームの中じゃ最強扱いされてたんだ。
「クッソこのクレイジーサイコ野郎!」
「いやぁ!その顔を見るためにやってるといっても過言ではないな!」
「ああ!腹立つわ!どっちが上か教えてやる!」
「お。いいねぇ!やろーぜ!」
「時空魔法+大地魔法、〈永久の地平線〉!いくぞ!やってやるよロビン!」
「ヒャハハハハハ!!楽しみだぜ!!」
こうして俺は今日二度目の全開戦闘をロビンとした。
結果?さっきの戦闘で魔力使い切ったし、なんなら今の俺のステータスじゃロビンに負けてるんだぜ?魔力切れで気絶したわ。そんでもってロビンに爆破されまくったせいで全身が痛いんだが?
ちくしょお…いつか、必ずあのクレイジーサイコ野郎をぶっ飛ばしてやる。覚悟しておけ!
________________________________________
ちなみに余談ですがロビンのステータスは主人公のステータス上限に引っ張られていますが主人公の上限なしステータスの4分の1ほどあるのでかなり強いです。
『お待ち下さい。マスター。』
「ん?どしたん」
『先程の戦闘により、魔力の最大出力を上げてもいいと判断いたしました。それにより、その他ステータスの上限も開放いたします。ステータス上限が上がったため召喚魔法の行使が可能となりました。ただし、召喚できるものは限られていますのでご容赦を。』
「お!ついにか!まぁ誰が出せるかは後にしようか。とりあえず王子んとこに行こう。」
『了解致しました』
こうして、俺は王子のところに戻った。
「ヴェール殿!ご無事でしたか!」
「心配ありがとね。この通り無事だよ。王子さま」
「様はやめてください。あなたにそう呼ばれると変な感じがします。」
「そうかい。なら王子。これでいいかい?」
「ああ、それで充分です。ところであの化け物亡骸は?」
「あれは正直、常人の手に余る物だね。だから今回の戦闘の報酬ってことで全部もらっていっていいかい?」
「そうしてもいいが、少しはもらっていいか?常人の手に余るとはいえ、研究はしたいからね。」
「了解。交渉成立ってことで」
「ああ、協力感謝する。しかし、報酬はそれだけでいいのか?言ってくれれば土地ぐらいあげるが…」
「土地なんていらんよ。放浪主義だからね。それにまだまだやることがあるんでね」
「そうか。ところでこの後はどうするつもりだ?」
「んー、冒険者登録しておきたいな。確かダンジョンに入るのに冒険者登録しとかないとダメなんだろ?」
「ほう。ならばこの国特別研究員の資格はどうだ?」
「特別研究員?なにそれ?」
「特別研究員の資格があれば最大でSランクのダンジョンまで調べることができる。その上となると流石に私のような王族、もしくはギルドマスターの許可がいるがな。」
「へえ!いいなそれ!じゃあそれをもらいたい」
「了解した。資格は明日までに作っておこう。今日はこの城に泊まっていくと良い。少し騒がしいと思うが」
「ありがとう。じゃあここに泊まらせてもらうよ。」
そういって俺は穴の開いた王の間から出て行った。
「ここがヴェール様のお部屋でございます。」
執事の人が部屋まで案内してくれた
「案内ありがとう。」
「いえいえ、王子の客人でございますから。それではごゆっくりなさってください。」
「はい。」
扉を閉まったのを確認して、魔法で誰もいないのを確認した
「よし!誰もいないな。やってみるか召喚魔法」
『マスター。一応結界を張った方が良いのでは?』
「それもそうだね」
俺は魔法で結界を張り、誰が召喚できるかを確認した。
ん?あれ?一体しかいない?まじで?こいつしか呼べないの?え?変人確定ガチャ?嘘だろ…
まぁ…やるか…役には立つしな
「召喚魔法の行使を宣言する。我が元に集い、我が願いの為、忠誠を誓え。召喚〈アルベルト・ロビン〉」
「召喚されたぜ!マスタァ!元気だったかぁ?」
こいつはアルベルト・ロビン。ダークエルフの背丈は普通の美丈夫。職業は影法師。主だった武器は…
「よう。久しぶりだな。ってかリアルならはじめましてか。ロビン。よろしくな」
「おう!よろしく」
ロビンが手を出して握手を求めてきたので俺も手を伸ばし握手をすると、手には爆弾が握られていた
「な…!?」
俺は瞬間的に闇魔法を発動し、爆弾ごと爆発を飲み込んだ
「なにすんだ。このアホ!」
「ヒェハハハハハ!!!!!やっぱお前おもしれぇなぁ!最高だわ!」
そう。この男のメイン武器は爆弾だ。
影法師なのに?そう、影法師なのにだ。
しっかしこいつクソ強い。何しろNPCは使う武器決めておけば後はレベルが上がれば上がるほど武器のレベルも上がる。そんでもってそれの量に制限がない。
プレイヤーが買い足す必要もない。だからこそ、こいつはゲームの中じゃ最強扱いされてたんだ。
「クッソこのクレイジーサイコ野郎!」
「いやぁ!その顔を見るためにやってるといっても過言ではないな!」
「ああ!腹立つわ!どっちが上か教えてやる!」
「お。いいねぇ!やろーぜ!」
「時空魔法+大地魔法、〈永久の地平線〉!いくぞ!やってやるよロビン!」
「ヒャハハハハハ!!楽しみだぜ!!」
こうして俺は今日二度目の全開戦闘をロビンとした。
結果?さっきの戦闘で魔力使い切ったし、なんなら今の俺のステータスじゃロビンに負けてるんだぜ?魔力切れで気絶したわ。そんでもってロビンに爆破されまくったせいで全身が痛いんだが?
ちくしょお…いつか、必ずあのクレイジーサイコ野郎をぶっ飛ばしてやる。覚悟しておけ!
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ちなみに余談ですがロビンのステータスは主人公のステータス上限に引っ張られていますが主人公の上限なしステータスの4分の1ほどあるのでかなり強いです。
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