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第一部まとめ
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ここはブリタニア大陸にある、ブリタニア王国の一大都市ウェールズに八百万は存在する。
はじめこそ30人くらいがギュッとは入れるくらいの店だったのだが、八意斗真の能力によって拡張、広々とした店と座敷まで構えた店に変化した。
宿、八百万は本館と別館、離れにわかれていて、本館は洋式、別館は和風、離れは一人部屋の多い個室となっていて大浴場、遊戯館、賭博場、異空間コロシアム、魔獣レース場、アスレチック広場に庭園などが存在する、超高級宿やリーズナブルな値段の宿などと繋がっている。
多くの施設を商業ギルドが育てた孤児達がスタッフとして働いている。
最初こそ下処理だけでも筋肉痛になるほど忙しかった調理も、伝説の名を持つ錬金術師や魔法使いのおかげで、便利な道具の数々のおかげで数をこなせる様になった他、熟成や長時間煮るという過程すら吹っ飛ばす魔道具も存在し、斗真にだけ使う事が許されている。
孤児院が目の前に存在し、給仕の手伝いをしてくれる孤児たちも存在している。
狐人族の姉妹が看板娘であり、宿の実質のオーナーである、名前はねねとリリ、二人とリンネという成長の遅い赤子と猫のキャス子、小竜のアリス、ニーアと生活している。
八百万が繁盛しているのはもちろん、都市自体に活気がありどのストリートも基本的には大賑わいである。
最近では獣人特区と魔物特区ができ、それぞれの特区の中はそれなりにいい傾向らしい。
斗真の料理はレシピが結構公開されていて、それなりに売れてもいるのだが、何故か料理人たちは斗真の料理をそのまま出す事もなく、さらにアレンジされたものが店に並ぶ傾向がある。
これは別の街や都市ならば別なのだが、八百万があるこの都市で八百万の料理の真似をして客から総すかんを食らって都市を出て行った料理人も多く、斗真の料理を完全にコピーするにはやはりそれだけ数をこなさないとできないことがわかってしまった為、アレンジして自分流にする事がこの都市料理人の流儀になったからでもある。
最初こそ材料も、この世界ではあまり使われていない物を格安で手に入れやっていく予定だったが、冒険者からの差し入れ、ウェールズ領主からの援助や王国からの援助により、毎月使いきれない食材が届く、膨大に膨れ上がった食材達はマジックボックスやマジックバックの中に無限に収められている。
また斗真印のマジックボックス系は番号で割り振られ、繋がっており、それにより一部の人間だけ出前を受け取れることになっている。
八百万は儲かっていて、最初は異世界のこっちだけ金が増えていると思っていたら、現代の斗真の通帳にも大金が納められておりゾッとしたことがあるが、納税済みという事で納得、見ないふりをした。
斗真の料理には治癒能力があり、古傷、呪い、現在進行形の病など効き、お忍びで食べにくる病人、古傷を治そうとする者も多い。
区画整理や街全体を修繕、工事する能力も規格外で各都市の領主から、ぜひ来てほしいと言われる事も多いが、国王が無理強いする事を禁止している為、斗真は王都にすらいったことがない。
ウェールズの活気をみれば、稀人がどれだけ力をもった存在か、まさに奇跡的存在である為、斗真の不況を買いたくない王は斗真のしたいまま、行きたいままを望んでいる。
孤児たちの屋台は比較的、斗真の味を模倣しておりストリートの花形を担っている。
どうしても食べたいあの料理!なんてものがあれば、もっぱら孤児屋台にいけ!なんて話が出るくらいには賑わっているらしい。
八百万で食事した冒険者達も調子がよくなり、昇進したり、死亡例が減ったが、これは八百万だけのおかげではない。
夜の部は内臓を出す店として客が限られていたのも昔の話で、最近では夜の部もそれなりに込み始め、馴染みの客は座敷で朝まで寝て朝食を食べて出る事もある
星付きレストランが存在するように、八百万にも星をという声もすごく、今度調査員が派遣されるとかされないとか。
稀人斗真を他国の人間も喉から手が出る程ほしがっていて、我が国招待するなどの勧誘も後をたたない。
斗真的にはねねやリリを異世界の現代日本に連れてくるより、ランドなどに負けない程のテーマパークを自分で作り上げてしまった方が早いと考えている。
アーサーに都市型超巨大テーマパーク案をだして、断られている、もし作るならコロシアムと同様に異空間に作ってくれって事で話はまとまっている。
ウェールズは強者や癖の強い人間が多く、暗部でさえ簡単に活動はできない超危険地帯でもある。
都市の料理人のレベルがあがり、八百万が休みでもハイレベルな料理にありつけるようになったのは斗真の味覚レベル=日本人の味覚レベルに合わせてである。
美食の街ウェールズ、眠らない街ウェールズ、黄金都市ウェールズなど様々な異名でよばれるようになり、国内外からの観光客は最初のころは入場を制限するほど観光客であふれかえった。
そんな八百万、第一部まとめ
二部はどうなる!?
はじめこそ30人くらいがギュッとは入れるくらいの店だったのだが、八意斗真の能力によって拡張、広々とした店と座敷まで構えた店に変化した。
宿、八百万は本館と別館、離れにわかれていて、本館は洋式、別館は和風、離れは一人部屋の多い個室となっていて大浴場、遊戯館、賭博場、異空間コロシアム、魔獣レース場、アスレチック広場に庭園などが存在する、超高級宿やリーズナブルな値段の宿などと繋がっている。
多くの施設を商業ギルドが育てた孤児達がスタッフとして働いている。
最初こそ下処理だけでも筋肉痛になるほど忙しかった調理も、伝説の名を持つ錬金術師や魔法使いのおかげで、便利な道具の数々のおかげで数をこなせる様になった他、熟成や長時間煮るという過程すら吹っ飛ばす魔道具も存在し、斗真にだけ使う事が許されている。
孤児院が目の前に存在し、給仕の手伝いをしてくれる孤児たちも存在している。
狐人族の姉妹が看板娘であり、宿の実質のオーナーである、名前はねねとリリ、二人とリンネという成長の遅い赤子と猫のキャス子、小竜のアリス、ニーアと生活している。
八百万が繁盛しているのはもちろん、都市自体に活気がありどのストリートも基本的には大賑わいである。
最近では獣人特区と魔物特区ができ、それぞれの特区の中はそれなりにいい傾向らしい。
斗真の料理はレシピが結構公開されていて、それなりに売れてもいるのだが、何故か料理人たちは斗真の料理をそのまま出す事もなく、さらにアレンジされたものが店に並ぶ傾向がある。
これは別の街や都市ならば別なのだが、八百万があるこの都市で八百万の料理の真似をして客から総すかんを食らって都市を出て行った料理人も多く、斗真の料理を完全にコピーするにはやはりそれだけ数をこなさないとできないことがわかってしまった為、アレンジして自分流にする事がこの都市料理人の流儀になったからでもある。
最初こそ材料も、この世界ではあまり使われていない物を格安で手に入れやっていく予定だったが、冒険者からの差し入れ、ウェールズ領主からの援助や王国からの援助により、毎月使いきれない食材が届く、膨大に膨れ上がった食材達はマジックボックスやマジックバックの中に無限に収められている。
また斗真印のマジックボックス系は番号で割り振られ、繋がっており、それにより一部の人間だけ出前を受け取れることになっている。
八百万は儲かっていて、最初は異世界のこっちだけ金が増えていると思っていたら、現代の斗真の通帳にも大金が納められておりゾッとしたことがあるが、納税済みという事で納得、見ないふりをした。
斗真の料理には治癒能力があり、古傷、呪い、現在進行形の病など効き、お忍びで食べにくる病人、古傷を治そうとする者も多い。
区画整理や街全体を修繕、工事する能力も規格外で各都市の領主から、ぜひ来てほしいと言われる事も多いが、国王が無理強いする事を禁止している為、斗真は王都にすらいったことがない。
ウェールズの活気をみれば、稀人がどれだけ力をもった存在か、まさに奇跡的存在である為、斗真の不況を買いたくない王は斗真のしたいまま、行きたいままを望んでいる。
孤児たちの屋台は比較的、斗真の味を模倣しておりストリートの花形を担っている。
どうしても食べたいあの料理!なんてものがあれば、もっぱら孤児屋台にいけ!なんて話が出るくらいには賑わっているらしい。
八百万で食事した冒険者達も調子がよくなり、昇進したり、死亡例が減ったが、これは八百万だけのおかげではない。
夜の部は内臓を出す店として客が限られていたのも昔の話で、最近では夜の部もそれなりに込み始め、馴染みの客は座敷で朝まで寝て朝食を食べて出る事もある
星付きレストランが存在するように、八百万にも星をという声もすごく、今度調査員が派遣されるとかされないとか。
稀人斗真を他国の人間も喉から手が出る程ほしがっていて、我が国招待するなどの勧誘も後をたたない。
斗真的にはねねやリリを異世界の現代日本に連れてくるより、ランドなどに負けない程のテーマパークを自分で作り上げてしまった方が早いと考えている。
アーサーに都市型超巨大テーマパーク案をだして、断られている、もし作るならコロシアムと同様に異空間に作ってくれって事で話はまとまっている。
ウェールズは強者や癖の強い人間が多く、暗部でさえ簡単に活動はできない超危険地帯でもある。
都市の料理人のレベルがあがり、八百万が休みでもハイレベルな料理にありつけるようになったのは斗真の味覚レベル=日本人の味覚レベルに合わせてである。
美食の街ウェールズ、眠らない街ウェールズ、黄金都市ウェールズなど様々な異名でよばれるようになり、国内外からの観光客は最初のころは入場を制限するほど観光客であふれかえった。
そんな八百万、第一部まとめ
二部はどうなる!?
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