160 / 186
八百万の朝食
しおりを挟む
八百万
前日酔いつぶれて八百万の座敷に簡易的に泊まったお客さんや、色々あってたまには宿でゆっくりする事をお勧めしたお客さんに朝ご飯の準備をする。
といっても別段何かが優れている訳でもなく。
ただ朝食は一日の一番初めのエネルギー補給なので、量は多めに用意している。
朝は多く、昼はほどほどに、晩は少なくが健康には一番いいと聞いたので実践してる。
酔いつぶれ組はほどほどに酒臭く、それなのに二日酔いとはなんのその妙にすっきりした感じで朝を迎える。
この世界の朝食と言えば、パンにスープ、昨日の番の残りでも出てくれば上出来な方で、八百万で泊まった客は米のがっつりした朝食に大層喜ぶのだが、意外とパンとサラダなどの洋食の朝食も人気でどちらも好まれている。
斗真の気分や、子供達のリクエストで朝食のメニューは変わっていく。
つやつやほくほくの白米はもちろん、出汁の効いた海藻とねぎの味噌汁。
煮物に漬物、焼きのり、大ぶりな魚の焼き物の時もあれば、肉が朝から振舞われるときもある。
酔いつぶれ組とは別に、孤児やまだ職が決まっていない他所から流れてきて金がない奴なんかもいたりして、斗真の旦那はそいつら全員に朝飯を振舞う。
孤児の子供達は、もう斗真の旦那が父親っていってもいいんじゃないか?ってくらい旦那は子供達の世話をする。
子供達も喜んで斗真の旦那の仕事を手伝うし、勉強や職業訓練などが終わり空いた時間を見ては八百万の手伝いや、斗真の旦那の役に立たないか目図らしいものを見つけてはもってくるのが通常になってて微笑ましい。
酔いつぶれるまでがぶがぶ酒を飲んだのに、次の日には体は酒臭いのに意識は妙にしゃきっとして、体の中の調子も妙にいい。
朝から飯をがっつり食う準備も完全に満タンで、腹が栄養を求めてる。
飯が自分の所に完全に揃っても、誰もまだ飯には手を付けない、全員分の支度が終わって、全員仕事が終わって座ってから、全員で食べ始めるのだ。
朝からむっちむちの白米を口いっぱいに咀嚼して、飲み込むとゆっくりと胃に落ちていく。
味噌汁の塩味がすっきりとして、ネギと海藻の味もいい!んでもって漬物!八百万の飯にしたら質素な方なのかもしれない、それでも満足感ど贅沢な味が全身を包む。
孤児たちの笑い後をを聞きながら飯を食うのも悪くない。
思えば、子供達が良く笑う様になり、街を元気に駆け回る様になった。
昔と違って、腹をすかして路地でうずくまってる子供なんてもう見る事はない。
痩せ細って骨の浮いた子なんかもいなくて、みんなどの子もそれなりに体格も良く、年寄りだけの家に手伝いにいってる子もいるというし、いろんな店で経験を積んでいる子もいる。
思えば恐ろしい程幸せな街だ。
なんて考えながら米を食い、煮物をつまむ、この煮物がまた美味い!八百万と言えば昼は定食、夜は酒と内臓!なのだが、この煮物が昼でも夜でも大人気。
昼の定食の小鉢にはもちろん、夜の何気ない摘みにもないと文句が出るほど人気がある。
野菜なんてサラダ以外に生で食う以外、こんなに好まれる食い方なんてあるか?昔は食うもんがなくて仕方なく食ってるか、健康を気にして食ってるか。とにかく好んで食うってよりも腹いっぱいにしたくて食うって感じの義務感ある食い方だった気がする。
もちろん店によってはスープだったり、色々調理されて美味い野菜の料理だって沢山あったさ、でもなんか自分から進んで野菜を食うってこの店ができてからな気がする。
八百万の味は、ウェールズの街の人間にとって慣れ親しんだ味ではない、それなのに醬油や出汁、みりんなんかの味がする煮物が懐かしく感じると共に、体の欠けた一部のようにぴったりと適合するのだ。
人参、甘味がありながらも独特の味、芋、ジャガイモの時もあればサトイモの粘りあるねっとり感を楽しめる。
ごぼう、妙に土臭く、木の根かと思ったが、しゃきしゃきとして悪くない、こんにゃく、芋からこのプルプルがどうつくられているかなんて想像できない。
だが間違いなくこんにゃくは美味い!煮物以外にもスープ類なんかにもはいってて、こいつがまたいい仕事をするのだから、偉大だ。
肉の変わりに入ってる油揚げ、これがこってりとして美味いのだ。
そして漬物、きゅうりやキャベツのザクザク感がたまらず、こればかり食べそうになる。
今日の漬物はしその酸味のある味わいと香りが鼻を抜けて、心地が良い、サラダと違ってオイルは使われてないが文句なく大好きだ。
そんでもって魚、港町の未利用魚、この世界では小さい魚はあまり好まれたり、食べられたりしない。
名前もつけられたりしないような魚、斗真の旦那の世界では名前がついてるのかもしれないが、こっちでは食べられないんだ。
食べても港町で漁師達が自分達で消費するぐらいで、そんな魚達なのだが、脂が乗っていてこってりとして、塩で食っても美味い、でもここは八百万、醬油と大根おろしでいただくともう朝から酒がほしくなるほど美味い!
でもここで米!うん!うんまい!パリパリの皮も美味く、身もしっろりとろとろ!米と反発する訳がなく、口の中が幸せな味わいになる。
もう一発!卵!八百万特製出汁まき卵!しっかりと巻かれたぷりんぷりんの卵ちゃん!白身と混ぜたのに黄色い色が濃い!出汁の効いてる日、甘めの日、何かしらの具が巻かれている日と日によって変わる。
今日はじゅわじゅわの出汁が贅沢に効いてる日!こいつを贅沢にパクリ!ふわっふわのぷりりんちょでもう美味い、グレートですよこいつは!!!
輝き鳥や鳳凰、ヒクイドリ、ドードーなどグレードはあっても、やはり卵は高い!もちろん朝食うなんて常識なんてない!貴族が食うか、裕福な家の人が病人の為とか、あとは自分達で取りに行くとかだな。
それが全員に当たり前の様に朝食で出される。
一切れだけじゃないんだぞ!四切れから5切れもあるんだぞ!魚はまぁまぁ港町に近いからそれなりに手に入るが、卵やミルク、チーズなどはこの世界では贅沢品だ。
魔物を狩って肉を得る世界では、酪農を営んでいる農家はそうそうない、田舎の方ではやってる所も結構あるみたいだが、王都近くの都市なんかでは珍しい。
最近ではエルフの人らとか魔物の一族が、酪農をこの街で始めたって話は聞いたが、本当につい最近の話だ。
どうやって作ってるのか?味のついている海藻の板、味付け海苔、これで米をまいてもいい。
八百万で朝飯を食っている、当たり前の様にワイワイと子供達から大人まで朝からにぎやかに朝食をしている。
ここは昼から始まる定食屋なのに、俺達だけの特別感、これ目当てで宿に泊まる人間もいれば、わざと潰れるまで飲む人間もいる。
そんでもって、朝飯の代金を置いてこうとすると、朝は店じゃないから料金は受け取れねぇとか屁理屈をいって、今日も一日しっかり無事に帰ってこいって言われて店を出る。
それが妙にあったかい。
ダンジョンで珍しいもんみつけて、斗真の旦那に店でつかってもらうか!
そういって八百万は、大勢のお客からダンジョンの獲物をお土産にもらうのである。
前日酔いつぶれて八百万の座敷に簡易的に泊まったお客さんや、色々あってたまには宿でゆっくりする事をお勧めしたお客さんに朝ご飯の準備をする。
といっても別段何かが優れている訳でもなく。
ただ朝食は一日の一番初めのエネルギー補給なので、量は多めに用意している。
朝は多く、昼はほどほどに、晩は少なくが健康には一番いいと聞いたので実践してる。
酔いつぶれ組はほどほどに酒臭く、それなのに二日酔いとはなんのその妙にすっきりした感じで朝を迎える。
この世界の朝食と言えば、パンにスープ、昨日の番の残りでも出てくれば上出来な方で、八百万で泊まった客は米のがっつりした朝食に大層喜ぶのだが、意外とパンとサラダなどの洋食の朝食も人気でどちらも好まれている。
斗真の気分や、子供達のリクエストで朝食のメニューは変わっていく。
つやつやほくほくの白米はもちろん、出汁の効いた海藻とねぎの味噌汁。
煮物に漬物、焼きのり、大ぶりな魚の焼き物の時もあれば、肉が朝から振舞われるときもある。
酔いつぶれ組とは別に、孤児やまだ職が決まっていない他所から流れてきて金がない奴なんかもいたりして、斗真の旦那はそいつら全員に朝飯を振舞う。
孤児の子供達は、もう斗真の旦那が父親っていってもいいんじゃないか?ってくらい旦那は子供達の世話をする。
子供達も喜んで斗真の旦那の仕事を手伝うし、勉強や職業訓練などが終わり空いた時間を見ては八百万の手伝いや、斗真の旦那の役に立たないか目図らしいものを見つけてはもってくるのが通常になってて微笑ましい。
酔いつぶれるまでがぶがぶ酒を飲んだのに、次の日には体は酒臭いのに意識は妙にしゃきっとして、体の中の調子も妙にいい。
朝から飯をがっつり食う準備も完全に満タンで、腹が栄養を求めてる。
飯が自分の所に完全に揃っても、誰もまだ飯には手を付けない、全員分の支度が終わって、全員仕事が終わって座ってから、全員で食べ始めるのだ。
朝からむっちむちの白米を口いっぱいに咀嚼して、飲み込むとゆっくりと胃に落ちていく。
味噌汁の塩味がすっきりとして、ネギと海藻の味もいい!んでもって漬物!八百万の飯にしたら質素な方なのかもしれない、それでも満足感ど贅沢な味が全身を包む。
孤児たちの笑い後をを聞きながら飯を食うのも悪くない。
思えば、子供達が良く笑う様になり、街を元気に駆け回る様になった。
昔と違って、腹をすかして路地でうずくまってる子供なんてもう見る事はない。
痩せ細って骨の浮いた子なんかもいなくて、みんなどの子もそれなりに体格も良く、年寄りだけの家に手伝いにいってる子もいるというし、いろんな店で経験を積んでいる子もいる。
思えば恐ろしい程幸せな街だ。
なんて考えながら米を食い、煮物をつまむ、この煮物がまた美味い!八百万と言えば昼は定食、夜は酒と内臓!なのだが、この煮物が昼でも夜でも大人気。
昼の定食の小鉢にはもちろん、夜の何気ない摘みにもないと文句が出るほど人気がある。
野菜なんてサラダ以外に生で食う以外、こんなに好まれる食い方なんてあるか?昔は食うもんがなくて仕方なく食ってるか、健康を気にして食ってるか。とにかく好んで食うってよりも腹いっぱいにしたくて食うって感じの義務感ある食い方だった気がする。
もちろん店によってはスープだったり、色々調理されて美味い野菜の料理だって沢山あったさ、でもなんか自分から進んで野菜を食うってこの店ができてからな気がする。
八百万の味は、ウェールズの街の人間にとって慣れ親しんだ味ではない、それなのに醬油や出汁、みりんなんかの味がする煮物が懐かしく感じると共に、体の欠けた一部のようにぴったりと適合するのだ。
人参、甘味がありながらも独特の味、芋、ジャガイモの時もあればサトイモの粘りあるねっとり感を楽しめる。
ごぼう、妙に土臭く、木の根かと思ったが、しゃきしゃきとして悪くない、こんにゃく、芋からこのプルプルがどうつくられているかなんて想像できない。
だが間違いなくこんにゃくは美味い!煮物以外にもスープ類なんかにもはいってて、こいつがまたいい仕事をするのだから、偉大だ。
肉の変わりに入ってる油揚げ、これがこってりとして美味いのだ。
そして漬物、きゅうりやキャベツのザクザク感がたまらず、こればかり食べそうになる。
今日の漬物はしその酸味のある味わいと香りが鼻を抜けて、心地が良い、サラダと違ってオイルは使われてないが文句なく大好きだ。
そんでもって魚、港町の未利用魚、この世界では小さい魚はあまり好まれたり、食べられたりしない。
名前もつけられたりしないような魚、斗真の旦那の世界では名前がついてるのかもしれないが、こっちでは食べられないんだ。
食べても港町で漁師達が自分達で消費するぐらいで、そんな魚達なのだが、脂が乗っていてこってりとして、塩で食っても美味い、でもここは八百万、醬油と大根おろしでいただくともう朝から酒がほしくなるほど美味い!
でもここで米!うん!うんまい!パリパリの皮も美味く、身もしっろりとろとろ!米と反発する訳がなく、口の中が幸せな味わいになる。
もう一発!卵!八百万特製出汁まき卵!しっかりと巻かれたぷりんぷりんの卵ちゃん!白身と混ぜたのに黄色い色が濃い!出汁の効いてる日、甘めの日、何かしらの具が巻かれている日と日によって変わる。
今日はじゅわじゅわの出汁が贅沢に効いてる日!こいつを贅沢にパクリ!ふわっふわのぷりりんちょでもう美味い、グレートですよこいつは!!!
輝き鳥や鳳凰、ヒクイドリ、ドードーなどグレードはあっても、やはり卵は高い!もちろん朝食うなんて常識なんてない!貴族が食うか、裕福な家の人が病人の為とか、あとは自分達で取りに行くとかだな。
それが全員に当たり前の様に朝食で出される。
一切れだけじゃないんだぞ!四切れから5切れもあるんだぞ!魚はまぁまぁ港町に近いからそれなりに手に入るが、卵やミルク、チーズなどはこの世界では贅沢品だ。
魔物を狩って肉を得る世界では、酪農を営んでいる農家はそうそうない、田舎の方ではやってる所も結構あるみたいだが、王都近くの都市なんかでは珍しい。
最近ではエルフの人らとか魔物の一族が、酪農をこの街で始めたって話は聞いたが、本当につい最近の話だ。
どうやって作ってるのか?味のついている海藻の板、味付け海苔、これで米をまいてもいい。
八百万で朝飯を食っている、当たり前の様にワイワイと子供達から大人まで朝からにぎやかに朝食をしている。
ここは昼から始まる定食屋なのに、俺達だけの特別感、これ目当てで宿に泊まる人間もいれば、わざと潰れるまで飲む人間もいる。
そんでもって、朝飯の代金を置いてこうとすると、朝は店じゃないから料金は受け取れねぇとか屁理屈をいって、今日も一日しっかり無事に帰ってこいって言われて店を出る。
それが妙にあったかい。
ダンジョンで珍しいもんみつけて、斗真の旦那に店でつかってもらうか!
そういって八百万は、大勢のお客からダンジョンの獲物をお土産にもらうのである。
61
お気に入りに追加
2,651
あなたにおすすめの小説
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
若返ったオバさんは異世界でもうどん職人になりました
mabu
ファンタジー
聖女召喚に巻き込まれた普通のオバさんが無能なスキルと判断され追放されるが国から貰ったお金と隠されたスキルでお店を開き気ままにのんびりお気楽生活をしていくお話。
なるべく1日1話進めていたのですが仕事で不規則な時間になったり投稿も不規則になり週1や月1になるかもしれません。
不定期投稿になりますが宜しくお願いします🙇
感想、ご指摘もありがとうございます。
なるべく修正など対応していきたいと思っていますが皆様の広い心でスルーして頂きたくお願い致します。
読み進めて不快になる場合は履歴削除をして頂けると有り難いです。
お返事は何方様に対しても控えさせて頂きますのでご了承下さいます様、お願い致します。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる