149 / 186
リンネ、初めてのお寿司
しおりを挟む
私の名はリンネ、この斗真と言うこの世界での私の保護者に名前をつけられた。
こちらの世界では女の保護者をママ、男の保護者をパパと呼ぶらしいのだがママに該当する保護者はいなかった。
どうやら斗真と呼ばれる男性体がパパなのだろう。
この男にくっついていれば美味い飯が食えると思ってくっついていたら、何やら私に世話の限りを尽くしてくれる。
私の上位個体の姉なる存在に預けられることもあるが、世話をする為に食事の準備やきっと色々な事があるのだろう。
時々私を柵のあるベットにおいていなくなるのだ。
その間は私と似たような背格好の個体達が、私の世話をするらしい。
どの食事も毎回美味いのだが、特別に美味い食事の時がある。
特別な日の食事らしい。
「今日はお寿司だよ~」
すし?すしとはなんだ?と考えていると、姉なる個体達が物凄い速さで食事をする場に集まってくる。
「やった!お寿司だ!お寿司なら、ねね毎日でもいいよ!」
「毎日はちょっとあれだけど、私もお寿司大好きです!」
「やったああああ!私も寿司は大好きだ!なんでだろうな?米に魚が乗ってるだけに感じるのに、めちゃくちゃ美味いんだよなぁ!!!」
「すし!すし!」
「りんねは初めてのお寿司だねぇ、食べやすい様にてまり寿司にしてあげたからねぇ」
優しい顔で微笑むと私を抱き上げる。
うむ!サイズは小さいが、きっとこれは私の体にあわせて小さく作ったのだろう。
一つ一つが宝珠の様で宝箱の様ではないか。
「「「「いただきま~す」」」」
「えへへ!あたしマグロからいっちゃお~っと!ううむ!お肉みたいな弾力ある食感に濃い味!んおいし~!!!」
「私はちょっと苦手な青魚から・・・・・んんん!不思議!生なのにぜ~んぜん臭くない!扱いの悪い店なら焼いても匂いが気になるのに!お兄ちゃんの作ってくれたお寿司なら全然たべられちゃう!」
「そうなんだよなぁ、扱いの悪い店だと魚って生臭いからなぁ、最初は生なんてとんでもねぇと思ったもん。うむ!イカも甘くて美味いや!!」
「はい、りんね、マグロだよ。あ~ん」
「あんむ、んむんむんむんんん~~~!!!」
なんだこれは!美味いぞ!魚って奴か!!焼いた時と全然違うぞ!ぷりぷりで味が濃いってのも頷ける!体が!勝手に喜んでしまう!
「うんうん、おいしいねぇ、よかったね~、一通り用意してみたから食べてみようねぇ。はい、サーモン、あ~ん」
綺麗な色だ!サーモン!んほほ~~!ねっとりとして濃厚な味!うんまぁ~い!マグロもサーモンも私は好きだ!!!」
「お兄ちゃんこれもマグロ?」
「ああ、漬けマグロ、特製の出汁に漬けたんだ」
「うわぁあああ、ねっとりとして美味しい!・・・・・・・てかさ、なんか変じゃない?リリお姉ちゃん、ニーアお姉ちゃん」
「ねねもわかったんだ。私は今えんがわ食べて気が付いたんだけど」
「私はブリ!でも前とちがうんだもんよ」
前とは違うとは???
「「「お兄ちゃん(斗真)前作ったお寿司より、美味しくなった???」」」
「だよな!だよな!前のも美味かったけど、今回のは明らかに前よりうまいよな!なんでかわかんないけどさぁ」
「前はさぁ、お兄ちゃんあたし達にも作れる様にってプラスチックの型用意してくれた事あるじゃん、あれとは段違いで美味しいよ!人族より私達獣人族の方が敏感な部分もあるし、違いがすっごいわかる!ふんわりしてるのに魚の歯ごたえもあって、妙に癖になる食感とかがあるよ!」
「お寿司一つずつに味の違いなんかもしっかり感じて!おにぎりでも思ったけど、私達が握ったおにぎりとは全然違う、ふっくら感だったり。・・・・そう!熟練の職人さんみたいな?」
「そうそう!それだ!鍛治してるドワーフみてえな、拘りを感じるっつうか?とにかく全然ちがう!!!」
「そうかな?じゃあもしかして最近握った奴はもっと上手くなってるかも??いつか店で出そうと握った端からアイテムボックスにいれていったからね」
「うぞ!これ以上に美味しくなるの!?」
「それはわかんないけど、沢山握ったからなぁ」
「すし!もっと!あ~ん!!あ~ん!!!」
「はいはい、次はブリちゃん食べてみようねぇ、あ~ん」
「むぅ!もう!りんねばっかりお世話してずるい!ねねにも食べさせて!!!」
「いいなぁ・・・・・・」
「んお!!!ウニめちゃめちゃ美味いぞ!!なんじゃこりゃ!ねっとりとろけてまろやか~・・・・・・これあれだろ!?漁港のある街で食われないからって大量にもらってきたとげとげのウニってやつだろ!?あいつら馬鹿じゃん!!めちゃうめぇよこれ!!」
ブリ?これもうんまい!!ねっとりしとるのぅ!濃厚じゃのぅ!赤い身と白い身がまた美しい!
「はいはい、ねねにも食べさせてあげるから、機嫌を直しておくれ。リリも」
「はいは~い!私もウニたべた~い。あ~~ん!ううん!ほんとだ!ねっとりしてトロトロしてる!まろやかだね確かに!」
「あの!あの!あの!私はえんがわ食べたいです!あ~~ん、んんん!!!前食べたえんがわより味が濃い!みっちり身がつまってて贅沢~~!!」
「ほんとだ!なにこのえんがわ!すっごい肉厚でぶりんぶりん!上品な脂の味がしゅる~~」
「おい!これ大トロかと思ったら!地龍だ!地龍の大トロだ!生でもマグロの大トロみたいにとろける!しかもさっぱりしてる!美味い!」
「あうわぁ!地龍の大トロやばぁ!炙らなくてもとろける!!」
「赤身がつまった手巻き!すっごい!色んな味がする!?これって部位が違うのかな?絶妙に違う味がしてたまんないよ!!大好きになる!」
「みろ!このどでけぇアナゴ!しかも折りたたんである!これを思いっきり!んがぁああああんもんもんも!んもおおおおおおおおおお!!!飲みもんかよ!あっという間に飲み込んじまった!」
「ふっくらしてるのに喉奥に簡単に飲み込めちゃう!天ぷらとは全然違うとろけ具合!!これもさいっこう!!!」
「はぅん!甘いタレとじゅんわりした脂もまたすっごい美味しい!贅沢だよぉ~」
「きゃっきゃ!うままままま!!!」
なんじゃこのアナゴとかいうの!ほんとに飲み込めてしまった!!!美味すぎるぞおい!
「まだまだいっぱいあるからね。好きに食べて大丈夫だよ。芽ネギの握りやキュウリの巻物も中々おつなもんだよ」
今日はリンネ、初めてのお寿司記念の日だったはずなのだが、ねね達もみんな初めて食べた時の様に大はしゃぎ。
こっちの世界の人は魔力消費で胃に余裕が作れるから、食べすぎて気持ち悪くなるって事もないんだが、それでも限界はある。
その限界までお寿司パーティーは続くのであった。
こちらの世界では女の保護者をママ、男の保護者をパパと呼ぶらしいのだがママに該当する保護者はいなかった。
どうやら斗真と呼ばれる男性体がパパなのだろう。
この男にくっついていれば美味い飯が食えると思ってくっついていたら、何やら私に世話の限りを尽くしてくれる。
私の上位個体の姉なる存在に預けられることもあるが、世話をする為に食事の準備やきっと色々な事があるのだろう。
時々私を柵のあるベットにおいていなくなるのだ。
その間は私と似たような背格好の個体達が、私の世話をするらしい。
どの食事も毎回美味いのだが、特別に美味い食事の時がある。
特別な日の食事らしい。
「今日はお寿司だよ~」
すし?すしとはなんだ?と考えていると、姉なる個体達が物凄い速さで食事をする場に集まってくる。
「やった!お寿司だ!お寿司なら、ねね毎日でもいいよ!」
「毎日はちょっとあれだけど、私もお寿司大好きです!」
「やったああああ!私も寿司は大好きだ!なんでだろうな?米に魚が乗ってるだけに感じるのに、めちゃくちゃ美味いんだよなぁ!!!」
「すし!すし!」
「りんねは初めてのお寿司だねぇ、食べやすい様にてまり寿司にしてあげたからねぇ」
優しい顔で微笑むと私を抱き上げる。
うむ!サイズは小さいが、きっとこれは私の体にあわせて小さく作ったのだろう。
一つ一つが宝珠の様で宝箱の様ではないか。
「「「「いただきま~す」」」」
「えへへ!あたしマグロからいっちゃお~っと!ううむ!お肉みたいな弾力ある食感に濃い味!んおいし~!!!」
「私はちょっと苦手な青魚から・・・・・んんん!不思議!生なのにぜ~んぜん臭くない!扱いの悪い店なら焼いても匂いが気になるのに!お兄ちゃんの作ってくれたお寿司なら全然たべられちゃう!」
「そうなんだよなぁ、扱いの悪い店だと魚って生臭いからなぁ、最初は生なんてとんでもねぇと思ったもん。うむ!イカも甘くて美味いや!!」
「はい、りんね、マグロだよ。あ~ん」
「あんむ、んむんむんむんんん~~~!!!」
なんだこれは!美味いぞ!魚って奴か!!焼いた時と全然違うぞ!ぷりぷりで味が濃いってのも頷ける!体が!勝手に喜んでしまう!
「うんうん、おいしいねぇ、よかったね~、一通り用意してみたから食べてみようねぇ。はい、サーモン、あ~ん」
綺麗な色だ!サーモン!んほほ~~!ねっとりとして濃厚な味!うんまぁ~い!マグロもサーモンも私は好きだ!!!」
「お兄ちゃんこれもマグロ?」
「ああ、漬けマグロ、特製の出汁に漬けたんだ」
「うわぁあああ、ねっとりとして美味しい!・・・・・・・てかさ、なんか変じゃない?リリお姉ちゃん、ニーアお姉ちゃん」
「ねねもわかったんだ。私は今えんがわ食べて気が付いたんだけど」
「私はブリ!でも前とちがうんだもんよ」
前とは違うとは???
「「「お兄ちゃん(斗真)前作ったお寿司より、美味しくなった???」」」
「だよな!だよな!前のも美味かったけど、今回のは明らかに前よりうまいよな!なんでかわかんないけどさぁ」
「前はさぁ、お兄ちゃんあたし達にも作れる様にってプラスチックの型用意してくれた事あるじゃん、あれとは段違いで美味しいよ!人族より私達獣人族の方が敏感な部分もあるし、違いがすっごいわかる!ふんわりしてるのに魚の歯ごたえもあって、妙に癖になる食感とかがあるよ!」
「お寿司一つずつに味の違いなんかもしっかり感じて!おにぎりでも思ったけど、私達が握ったおにぎりとは全然違う、ふっくら感だったり。・・・・そう!熟練の職人さんみたいな?」
「そうそう!それだ!鍛治してるドワーフみてえな、拘りを感じるっつうか?とにかく全然ちがう!!!」
「そうかな?じゃあもしかして最近握った奴はもっと上手くなってるかも??いつか店で出そうと握った端からアイテムボックスにいれていったからね」
「うぞ!これ以上に美味しくなるの!?」
「それはわかんないけど、沢山握ったからなぁ」
「すし!もっと!あ~ん!!あ~ん!!!」
「はいはい、次はブリちゃん食べてみようねぇ、あ~ん」
「むぅ!もう!りんねばっかりお世話してずるい!ねねにも食べさせて!!!」
「いいなぁ・・・・・・」
「んお!!!ウニめちゃめちゃ美味いぞ!!なんじゃこりゃ!ねっとりとろけてまろやか~・・・・・・これあれだろ!?漁港のある街で食われないからって大量にもらってきたとげとげのウニってやつだろ!?あいつら馬鹿じゃん!!めちゃうめぇよこれ!!」
ブリ?これもうんまい!!ねっとりしとるのぅ!濃厚じゃのぅ!赤い身と白い身がまた美しい!
「はいはい、ねねにも食べさせてあげるから、機嫌を直しておくれ。リリも」
「はいは~い!私もウニたべた~い。あ~~ん!ううん!ほんとだ!ねっとりしてトロトロしてる!まろやかだね確かに!」
「あの!あの!あの!私はえんがわ食べたいです!あ~~ん、んんん!!!前食べたえんがわより味が濃い!みっちり身がつまってて贅沢~~!!」
「ほんとだ!なにこのえんがわ!すっごい肉厚でぶりんぶりん!上品な脂の味がしゅる~~」
「おい!これ大トロかと思ったら!地龍だ!地龍の大トロだ!生でもマグロの大トロみたいにとろける!しかもさっぱりしてる!美味い!」
「あうわぁ!地龍の大トロやばぁ!炙らなくてもとろける!!」
「赤身がつまった手巻き!すっごい!色んな味がする!?これって部位が違うのかな?絶妙に違う味がしてたまんないよ!!大好きになる!」
「みろ!このどでけぇアナゴ!しかも折りたたんである!これを思いっきり!んがぁああああんもんもんも!んもおおおおおおおおおお!!!飲みもんかよ!あっという間に飲み込んじまった!」
「ふっくらしてるのに喉奥に簡単に飲み込めちゃう!天ぷらとは全然違うとろけ具合!!これもさいっこう!!!」
「はぅん!甘いタレとじゅんわりした脂もまたすっごい美味しい!贅沢だよぉ~」
「きゃっきゃ!うままままま!!!」
なんじゃこのアナゴとかいうの!ほんとに飲み込めてしまった!!!美味すぎるぞおい!
「まだまだいっぱいあるからね。好きに食べて大丈夫だよ。芽ネギの握りやキュウリの巻物も中々おつなもんだよ」
今日はリンネ、初めてのお寿司記念の日だったはずなのだが、ねね達もみんな初めて食べた時の様に大はしゃぎ。
こっちの世界の人は魔力消費で胃に余裕が作れるから、食べすぎて気持ち悪くなるって事もないんだが、それでも限界はある。
その限界までお寿司パーティーは続くのであった。
79
お気に入りに追加
2,652
あなたにおすすめの小説
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
聖女召喚に巻き添え異世界転移~だれもかれもが納得すると思うなよっ!
山田みかん
ファンタジー
「貴方には剣と魔法の異世界へ行ってもらいますぅ~」
────何言ってんのコイツ?
あれ? 私に言ってるんじゃないの?
ていうか、ここはどこ?
ちょっと待てッ!私はこんなところにいる場合じゃないんだよっ!
推しに会いに行かねばならんのだよ!!

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる