9 / 39
二代目上杉謙信 二代目武田信玄
しおりを挟む
かかってこいの挑発に余裕の表情を見せる者もいれば、面白がって喜ぶもの、苦い顔する者それぞれの反応がみれた。
「一輝、源氏も条家も全部的に回す気か?俺達に上納金を払う事で生き残っていた六条家が」
「父さんの商売も、母さんの商売も独立しているし、俺の治癒だけでも事情は変わってくる。ダンジョン発生から300年、世界的に日本は未だにダンジョン後進国なのはなぜだ。世界でも数人のSSSランカーを一人は確保しているのに、ダンジョンから恩恵を受けているよりも未だにダメージを負っている、嫌負っていたかな?それがやっと事情が変わったのが、ここ50年での話だ。天照家、月詠家、素戔嗚家の神々の二代目、神代御三家が日本と日本海域に結界を張り、発見されず放置されてスタンピードが暴発したり、ゲート型ダンジョンからの魔物を押さえつける事が可能になってから、国内は安定し始めた。異能者や階位の上がった超人的冒険者同士の争い、犯罪、テロ、これらを押さえつけ、日本の法律に従わせることが可能になったのも、御三家のおかげだ。これにより日本は250年の高度混乱期を乗り越えた。だがそれまでの間に何人の善意ある冒険者ランカーを失ったと思う?彼らは秩序ある日本を取り戻すために、死物狂いで犯罪者やテロリストから日本を守った。その結果安定を手に入れたがその代償は彼らの戦線離脱を意味した。ダンジョンに潜る前から人間同士で争って、もうボロボロだ。今じゃ協会の理事や武館の学長、政府の顧問に納まった人も多い、そういった意味では報われたのかもしれない。今日このPTにも何人かいるんじゃないか?引退を余儀なくされた人間が?」
「それがお前にな・・・・ん・・・・・まさか!?ふぇへへ、いくらなんでも、いくらてめぇが治癒に目覚めたからってそんな事出来るわけがねぇ!!審判教の聖女や聖人ですら前線に復帰させるのは不可能だったんだ!ヴァチカンの聖女や聖堂教会の聖女ですら無理だったんだぜぇ!それを昨日今日治癒に目覚めたお前が治せるっていうのかよぉ!!!一輝!!!」
「さあ?出来ないとはいわないが、治療もただじゃないしな、客が入れは治療しないでもないって話さ」
「ちっニアお嬢様を治療したからってふかしやがって!口だけじゃね~か!!」
そんなやりとりをしていると、何人かが俺と藤虎に近づいてくる。
「今の話が本当なら是非、治療してほしいと私は思います」
白と黒の髪が入り混じったホワイトタイガーを連想させる女性。
「私はギルド毘沙門天の二代目上杉謙信、上杉シオンといいます。私は5年前の大災害で両手を失いました。今は魔動義手です。傷は閉じ如何なる治癒も再生の様に生やす事は不可能といわれています。貴方にこれが治せますか?」
「おっと上杉の嬢ちゃん抜け駆けはずるいぜ、俺は風林火山の二代目武田信玄、30代に見えるかもしれねぇがこれでも80になる。動乱期の傷や呪病を山ほど背負っててな、それでもまともに動けるのは、山の如しって金剛スキルのおかげだ。義手義足は当たり前、魔力や気力の通りなんかも全盛期の10分の1だ。俺の様に前線を離れなきゃいけなくなったが、レベルのおかげで寿命だけは300だ500だとたっぷり長生きできる奴らは多い、もしお前が治せるなら俺達はまた最前線のダンジョン最深部に潜れる上に、完璧な状態で国防にも参加できるわけだが、どうだ?できるか?」
俺はにやっといやらしい顔をして答えた。
「お代はいかほどいただけるんで?」
「報酬はもちろん、お前ら六条家、これから戦争すんなら兵隊が必要だろ?いっとくが俺達が全開すれば国内にかなう人間なんてそうそういねぇぞ」
「毘沙門天も同じく、信玄叔父様程じゃないにしろ。ダンジョンにもそれ以外の戦闘でもお手伝いできます!」
「お代としては十分ですね。もちろん基本の金銭もいただきますから」
「金でいいならいくらでもはらうわい」
「同じく」
「じゃあまずシオンさんの両手から治しますか」
シオンを水の球体にいれると、義手を外し、塞がった先の部分を綺麗な状態にして再生を促進させると、緑色に光り手がみるみる再生されていく。
「おいおいおいおい!!!まじかよ!」
「なんだこれ、ほんとうなのか!?」
「冗談だろ!?」
「これはやばいことになるぞ!」
「すげぇ!」
「なんつうはやさだ!」
「おい、六条の坊主」
「一輝ってよんでください」
「一輝よ、副作用なんかあるわけじゃないだろうな?もしくは新たな技術の実験台にでもしてるわけじゃないだろうな?」
「副作用って要は不具合でしょ?治療して別の問題あったら意味ないじゃないですか。問題ないです」
水球から出て来ると、自分の手である事、つなぎ目の見た目や違和感がないかと確認する。
「なんの違和感もない私の手、腕、素晴らしい!素晴らしすぎる!ありがとう一輝殿」
「おっとつぎは儂じゃ」
信玄の方は両足に肩から手先にかけて、そしてもう一つの腕は指が数本、筋肉の調整から骨格、魔力、気力の調整、下丹田内での魔力と気力の融合を確認。
30分程で出て来ると、巨漢だった男が180くらいの引き締まった美丈夫になって出て来た。
「見た目が違うぞ!どういうことだ?」
「魔力が正常にながれ、気力も気道を確保した結果、余分に流れて歪んでいた部分が正常になったので、以前の一部筋肉の膨張や顔の変形なんかも治療しました。多分20代前半の頃の信玄さんの見た目と変わってないはずです。」
「本当だ。わけぇころの儂じゃな、しかも全盛期よりも力が溢れ出る!一輝!もしかして儂は魔法もつかえるんじゃないか?」
「使えますよ、その為に魔脈の再建もしたんですから、ああでも無理に気と融合させないで訓練してからにした方がいいですよ。下手にやったら暴発しますからね」
「気功も全盛期以上で以前は憧れた魔力まで仕える!その上に、更に上に気魔力、魔気か?どっちでもいいか!?更に上の段階の力まで覚醒したのか!?こりゃすげぇ!今ならSSやSSSともやりあえるな!こいつは本物だ!」
藤虎が愕然として俺を見る。
「嘘だ、こんなの、治癒に目覚めて・・・・源氏も・・・・・浄家も裏切るだと・・・・・・そんな事が許されるはずはねぇ!?ころも!あまね!お前ら黙ってていいのかよ!?」
「う~ん・・・・ぶちゃっけ本家は黙ってないと思う。それはごめんね?でもあまね個人としては一輝くんと敵対したくないかな?なんて?」
「ころもも同意なのです。でも綾香おばさまの件もあるので老人たちは黙ってないでしょう。愚かな事です。一輝気を付けるのですよ」
「てめぇら!それでいいのかよ!久我の娘に一条の娘だろうが!!」
「藤虎あんたとことん馬鹿ね!上納金だ本家がどうだよりも、一輝君の力目の前でみて偉大さ感じないなんていかれてるわ」
「どう考えても敵対なんてしたくないです。本家は説得しますがとまらないでしょう。それでもあまね個人とは友好的であってほしいです」
「だよねぇ、それしかないよねぇ」
こうしてエルドラドのパーティーでのデモンストレーションは終わった。
依頼がいっぱいくればいいなぁ、なんて軽く考えていたが予想以上に忙しくなってくるとは思わなかった。
「一輝、源氏も条家も全部的に回す気か?俺達に上納金を払う事で生き残っていた六条家が」
「父さんの商売も、母さんの商売も独立しているし、俺の治癒だけでも事情は変わってくる。ダンジョン発生から300年、世界的に日本は未だにダンジョン後進国なのはなぜだ。世界でも数人のSSSランカーを一人は確保しているのに、ダンジョンから恩恵を受けているよりも未だにダメージを負っている、嫌負っていたかな?それがやっと事情が変わったのが、ここ50年での話だ。天照家、月詠家、素戔嗚家の神々の二代目、神代御三家が日本と日本海域に結界を張り、発見されず放置されてスタンピードが暴発したり、ゲート型ダンジョンからの魔物を押さえつける事が可能になってから、国内は安定し始めた。異能者や階位の上がった超人的冒険者同士の争い、犯罪、テロ、これらを押さえつけ、日本の法律に従わせることが可能になったのも、御三家のおかげだ。これにより日本は250年の高度混乱期を乗り越えた。だがそれまでの間に何人の善意ある冒険者ランカーを失ったと思う?彼らは秩序ある日本を取り戻すために、死物狂いで犯罪者やテロリストから日本を守った。その結果安定を手に入れたがその代償は彼らの戦線離脱を意味した。ダンジョンに潜る前から人間同士で争って、もうボロボロだ。今じゃ協会の理事や武館の学長、政府の顧問に納まった人も多い、そういった意味では報われたのかもしれない。今日このPTにも何人かいるんじゃないか?引退を余儀なくされた人間が?」
「それがお前にな・・・・ん・・・・・まさか!?ふぇへへ、いくらなんでも、いくらてめぇが治癒に目覚めたからってそんな事出来るわけがねぇ!!審判教の聖女や聖人ですら前線に復帰させるのは不可能だったんだ!ヴァチカンの聖女や聖堂教会の聖女ですら無理だったんだぜぇ!それを昨日今日治癒に目覚めたお前が治せるっていうのかよぉ!!!一輝!!!」
「さあ?出来ないとはいわないが、治療もただじゃないしな、客が入れは治療しないでもないって話さ」
「ちっニアお嬢様を治療したからってふかしやがって!口だけじゃね~か!!」
そんなやりとりをしていると、何人かが俺と藤虎に近づいてくる。
「今の話が本当なら是非、治療してほしいと私は思います」
白と黒の髪が入り混じったホワイトタイガーを連想させる女性。
「私はギルド毘沙門天の二代目上杉謙信、上杉シオンといいます。私は5年前の大災害で両手を失いました。今は魔動義手です。傷は閉じ如何なる治癒も再生の様に生やす事は不可能といわれています。貴方にこれが治せますか?」
「おっと上杉の嬢ちゃん抜け駆けはずるいぜ、俺は風林火山の二代目武田信玄、30代に見えるかもしれねぇがこれでも80になる。動乱期の傷や呪病を山ほど背負っててな、それでもまともに動けるのは、山の如しって金剛スキルのおかげだ。義手義足は当たり前、魔力や気力の通りなんかも全盛期の10分の1だ。俺の様に前線を離れなきゃいけなくなったが、レベルのおかげで寿命だけは300だ500だとたっぷり長生きできる奴らは多い、もしお前が治せるなら俺達はまた最前線のダンジョン最深部に潜れる上に、完璧な状態で国防にも参加できるわけだが、どうだ?できるか?」
俺はにやっといやらしい顔をして答えた。
「お代はいかほどいただけるんで?」
「報酬はもちろん、お前ら六条家、これから戦争すんなら兵隊が必要だろ?いっとくが俺達が全開すれば国内にかなう人間なんてそうそういねぇぞ」
「毘沙門天も同じく、信玄叔父様程じゃないにしろ。ダンジョンにもそれ以外の戦闘でもお手伝いできます!」
「お代としては十分ですね。もちろん基本の金銭もいただきますから」
「金でいいならいくらでもはらうわい」
「同じく」
「じゃあまずシオンさんの両手から治しますか」
シオンを水の球体にいれると、義手を外し、塞がった先の部分を綺麗な状態にして再生を促進させると、緑色に光り手がみるみる再生されていく。
「おいおいおいおい!!!まじかよ!」
「なんだこれ、ほんとうなのか!?」
「冗談だろ!?」
「これはやばいことになるぞ!」
「すげぇ!」
「なんつうはやさだ!」
「おい、六条の坊主」
「一輝ってよんでください」
「一輝よ、副作用なんかあるわけじゃないだろうな?もしくは新たな技術の実験台にでもしてるわけじゃないだろうな?」
「副作用って要は不具合でしょ?治療して別の問題あったら意味ないじゃないですか。問題ないです」
水球から出て来ると、自分の手である事、つなぎ目の見た目や違和感がないかと確認する。
「なんの違和感もない私の手、腕、素晴らしい!素晴らしすぎる!ありがとう一輝殿」
「おっとつぎは儂じゃ」
信玄の方は両足に肩から手先にかけて、そしてもう一つの腕は指が数本、筋肉の調整から骨格、魔力、気力の調整、下丹田内での魔力と気力の融合を確認。
30分程で出て来ると、巨漢だった男が180くらいの引き締まった美丈夫になって出て来た。
「見た目が違うぞ!どういうことだ?」
「魔力が正常にながれ、気力も気道を確保した結果、余分に流れて歪んでいた部分が正常になったので、以前の一部筋肉の膨張や顔の変形なんかも治療しました。多分20代前半の頃の信玄さんの見た目と変わってないはずです。」
「本当だ。わけぇころの儂じゃな、しかも全盛期よりも力が溢れ出る!一輝!もしかして儂は魔法もつかえるんじゃないか?」
「使えますよ、その為に魔脈の再建もしたんですから、ああでも無理に気と融合させないで訓練してからにした方がいいですよ。下手にやったら暴発しますからね」
「気功も全盛期以上で以前は憧れた魔力まで仕える!その上に、更に上に気魔力、魔気か?どっちでもいいか!?更に上の段階の力まで覚醒したのか!?こりゃすげぇ!今ならSSやSSSともやりあえるな!こいつは本物だ!」
藤虎が愕然として俺を見る。
「嘘だ、こんなの、治癒に目覚めて・・・・源氏も・・・・・浄家も裏切るだと・・・・・・そんな事が許されるはずはねぇ!?ころも!あまね!お前ら黙ってていいのかよ!?」
「う~ん・・・・ぶちゃっけ本家は黙ってないと思う。それはごめんね?でもあまね個人としては一輝くんと敵対したくないかな?なんて?」
「ころもも同意なのです。でも綾香おばさまの件もあるので老人たちは黙ってないでしょう。愚かな事です。一輝気を付けるのですよ」
「てめぇら!それでいいのかよ!久我の娘に一条の娘だろうが!!」
「藤虎あんたとことん馬鹿ね!上納金だ本家がどうだよりも、一輝君の力目の前でみて偉大さ感じないなんていかれてるわ」
「どう考えても敵対なんてしたくないです。本家は説得しますがとまらないでしょう。それでもあまね個人とは友好的であってほしいです」
「だよねぇ、それしかないよねぇ」
こうしてエルドラドのパーティーでのデモンストレーションは終わった。
依頼がいっぱいくればいいなぁ、なんて軽く考えていたが予想以上に忙しくなってくるとは思わなかった。
0
お気に入りに追加
70
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
幼馴染みの2人は魔王と勇者〜2人に挟まれて寝た俺は2人の守護者となる〜
海月 結城
ファンタジー
ストーカーが幼馴染みをナイフで殺そうとした所を庇って死んだ俺は、気が付くと異世界に転生していた。だが、目の前に見えるのは生い茂った木々、そして、赤ん坊の鳴き声が3つ。
そんな俺たちが捨てられていたのが孤児院だった。子供は俺たち3人だけ。そんな俺たちが5歳になった時、2人の片目の中に変な紋章が浮かび上がった。1人は悪の化身魔王。もう1人はそれを打ち倒す勇者だった。だけど、2人はそんなことに興味ない。
しかし、世界は2人のことを放って置かない。勇者と魔王が復活した。まだ生まれたばかりと言う事でそれぞれの組織の思惑で2人を手駒にしようと2人に襲いかかる。
けれども俺は知っている。2人の力は強力だ。一度2人が喧嘩した事があったのだが、約半径3kmのクレーターが幾つも出来た事を。俺は、2人が戦わない様に2人を守護するのだ。
最古のスキル使い―500年後の世界に降り立った元勇者―
瀬口恭介
ファンタジー
魔王を倒すも石にされてしまった勇者キール。スキルが衰退し、魔法が発達した500年後の世界に復活したキールは、今まで出来ることのなかった『仲間』という存在を知る。
一見平和に思えた500年後の世界だったが、裏では『魔王候補』という魔族たちが人間界を我がものにしようと企んでいた。
それを知ったキールたちは魔族を倒すため動き始める。強くなり、己を知るために。
こうして、長いようで短い戦いが始まる。
これは、一度勇者としての役目を終えたキールとその仲間たちが自らの心象を探し求める物語。
※この作品は小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。
※元勇者のスキル無双からタイトル変更しました。
※24日に最終話更新予定です。
家の庭にレアドロップダンジョンが生えた~神話級のアイテムを使って普通のダンジョンで無双します~
芦屋貴緒
ファンタジー
売れないイラストレーターである里見司(さとみつかさ)の家にダンジョンが生えた。
駆除業者も呼ぶことができない金欠ぶりに「ダンジョンで手に入れたものを売ればいいのでは?」と考え潜り始める。
だがそのダンジョンで手に入るアイテムは全て他人に譲渡できないものだったのだ。
彼が財宝を鑑定すると驚愕の事実が判明する。
経験値も金にもならないこのダンジョン。
しかし手に入るものは全て高ランクのダンジョンでも入手困難なレアアイテムばかり。
――じゃあ、アイテムの力で強くなって普通のダンジョンで稼げばよくない?
とある辺境伯家の長男 ~剣と魔法の異世界に転生した努力したことがない男の奮闘記 「ちょっ、うちの家族が優秀すぎるんだが」~
海堂金太郎
ファンタジー
現代社会日本にとある男がいた。
その男は優秀ではあったものの向上心がなく、刺激を求めていた。
そんな時、人生最初にして最大の刺激が訪れる。
居眠り暴走トラックという名の刺激が……。
意識を取り戻した男は自分がとある辺境伯の長男アルテュールとして生を受けていることに気が付く。
俗に言う異世界転生である。
何不自由ない生活の中、アルテュールは思った。
「あれ?俺の家族優秀すぎじゃね……?」と……。
―――地球とは異なる世界の超大陸テラに存在する国の一つ、アルトアイゼン王国。
その最前線、ヴァンティエール辺境伯家に生まれたアルテュールは前世にしなかった努力をして異世界を逞しく生きてゆく――
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月 夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる