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ハイエルフの国のコース料理 第一王女
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ハイエルフの国アルフヘイム
自分たちこそが神の後継者として世界に君臨していると疑わない種族、あらゆる魔術に精通しており、魔術においては他の追随を許さず、だからこそ最先端の治療魔術や呪いの解呪には自信があり、また唯一無二という自負、自信もある国。
そんな神に匹敵するハイエルフにも不幸は訪れた。
次期女王、第一王女が凶悪な呪いにより、王宮から出られなくなった事だ。
同時期に龍王国から王女が呪いにかかったと聞き、回復、解呪に特化した聖女、聖人といわれるレベルのハイエルフを派遣するも改善することはなく、同じ呪いをかけられたと思われる第一王女も日に日に醜悪に、凶悪に呪いにより体は侵されていった。
まさか神に近いと喧伝している自分たちの姫も龍族の姫と同じ呪いにかかっているなどと口にする事もできず。
第一王女の呪いは秘匿された。
殺してとさえ懇願する娘、だがこの呪いは首を跳ね飛ばしたくらいでは死ねない邪悪な呪い、人間がこんなにも獣じみた悲鳴を上げる事ができるのかと思わせる程、体の芯から震わせる激痛への懇願と助けてほしいと叫ぶ娘の声に、王宮に住む人間の精神は狂いそうになりそうな程だった。
そんな中龍族の王女を人族の神の、食の使徒なる者が姫を解呪し救ったと各国に大々的に表明された。
いかなる魔術も効かなかった、あの呪いを解呪した?本当に?その情報にハイエルフの女王はもう自分たちのメンツなどどうでもよく、食の使徒に助けを求める事を決定した。
あの自分たちからは絶対に動かないはずのハイエルフ女王が、今日娘を連れリンネ堂にくる。
車いすに乗せられ、店に入る第一王女の体は皮膚は焼けただれ、体の一部一部が腐り果てていた。
だがハイエルフの治療もあり、ニアよりは全然良い状態と言っていいだろうといったところだが、苦しみは絶大だろうと思った。
誰よりも自分たちが上と言って疑わなかった、そのハイエルフのトップである女王が。
「今日は、よろしく頼む」
と店内を見渡し頭を下げた。これは異例も異例、天変地異でもおこるかもしれないとセバスもリリアも逆に震えたと言う。
車いすの娘は涙を流し、今にも痛みに耐え、たすけてと言うのが精いっぱいだった。
そんな二人に最初に出す料理は、スープ、丹念に卵白で灰汁を取り除いたダブルコンソメのスープである。
黄金鳥が栄養を黄金に作り替える前の栄養たっぷりの鳥のエキスを野菜と一緒に丹念に煮た、魔道具を使いベストもベスト、うま味の最長天を目指した極上のスープである。
「黄金鳥のダブルコンソメスープになります」
匂いが、体が痛みできしむ中、匂いが飲めと本能を刺激した。
給仕されながらゆっくりと、そのスープを飲む。
すると痛みが嘘の様に消えていく。
そして口の中に広がる圧倒的濃厚な鳥のうま味、そして野菜たちの味、未知なる濃厚な味わいに痛みが消え体が歓喜で震え上がった。
「お・・美味しい!なんて!なんて美味しいスープなの!?」
「これは!?こんなことが!?人間がこれほどのスープを!?」
娘は痛みから解放され喜び、女王はあまりの美味しさに涙が自然と流れた。
「痛みが消える、あたたかい・・・・美味しい、もっと!もっと頂戴!」
「ああ、娘の皮膚や顔色が良くなっていく!話は本当だった!それにこの味!まさに神がかっている!」
スープが終ると、次は黄銅芋を極細に切り、油で揚げ、真ん中に極楽鳥の卵で作ったタルタルソースを万遍にかけた逸品。
「自分で、自分で食べるわ!ふわぁサクサクのパリパリに合う、このソース!とろけるように混ざり合っていく!!」
「もう自分で動けるのか!?」
「ええ!体がどんどん元気になっていく!」
「私もいただこう、これは食感が快感へと変わっていく、濃厚なソースもいい!知らない味だ!」
あっという間に食べきると、メインが出される。
七色牛のフィレステーキにドードーのフォアグラを乗せ、白トリュフをこれでもかとかけた料理、いつきが考案するメインデッシュである。
「体の悪い所がどんどん再生、いや、生まれ変わったかのように神生されていく!お肉も柔らかい!フォアグラ?の濃厚さと白いキノコの濃厚な香りと味、どれもが際立っていてそして一つになっていく!!これが使徒様の料理!嬉しい!そして楽しい!美味しいとはこんなにも幸せな事だったのね!」
「脅威的なおいしさだ。まさに味の暴力と言っていい、脳が震え喜んでいる、私の体も神生され生まれ変わっていく!!!なんだこれは!?人が食べていいものなんのか!?まさに神が食べるべき食事!神食!ああ、素材に隠れがちだが、このブラウンソース!これが一つにまとめる役目をはたしているのか!?ソースだけでも美味い!」
王女の呪いは完全に打ち砕け、蛹から蝶に変わるように神秘的なハイエルフの美しさを神々的に放ち始めた。
女王の美しさも神がかり始め、体の不調が一切取り払われていく。
「なんて気持ちいいの!暖かさに生命にあふれていく」
「そうだ。私も忘れていた。俗世にまみれ我が種族こそ一番だと、そう世界に宣言した時から私は汚れ穢れていったのかもしれない。今私たちは新たな門出に立たされている」
そしてデザートへ、カダイフという衣をシロップに漬け込み、中にはフルーツのソースをいれ包み油で揚げたトルコのケーキ、カダイフタトゥルス、天使の髪とも言われるカダイフはそれは食感が儚く、一口食べれば誰もが虜になるという。
「なぁに!?このデザート!儚い中にしっとりのスポンジ、フルーツとナッツ!ああ・・・・生まれてきてよかった・・・・痛みに耐え続けたのはこの料理に出会う為だったのかもしれない・・・」
「驚愕の連続だったが、最後にまだ驚かせるか!神の料理人とはいったい何者なんだ!?ああ!ああ!儚い!儚い中にしっとりと果物とナッツの味が際立つ!頼むセバスよ!神の料理人と話しをさせてくれ!!!この通りだ!お願い申し上げる!」
あの気高いハイエルフが懇願するように何度も頭を下げる。
そうして俺は呼ばれた。
「いかがでしたか、今日の料理は」
「ああ!使徒様!使徒様のおかげで呪いが解け、健康な体が蘇りました!そしてなんといっても素晴らしかった料理達!使徒様の料理を食べ!私はまた神に触れたかのような、ご加護をいただいたような気がします!感謝を・・・・」
「私も娘と同じ気持ちです。いつしか私たちは傲慢になりすぎた。穢れが取り払われたような気分です。そして娘を治癒してくださいまして、ありがとうございます。使徒様」
「いえ、自分は今できる中で最高のおもてしをしただけです。お口に合ったのならよかった」
「なんと謙虚な、あれこそはまさに神の晩餐、最高の料理達でした!」
「なにもかもがビックリ箱のようで、とても素晴らしかったです。遅ればせながらもハイエルフの国も世界会議に参加させてください」
「これは嬉しいですね。ハイエルフの国が世界会議に参加していたたければ、またいろんな国を救える事でしょう。ありがとうございます」
「いつき様、ハイエルフの国が世界会議に参加する事をシルフィ様にお伝えして、いつき様の幻想酒で乾杯してはいかかですか?」
「それはいい」
裏にいたシルフィやスタッフ達もよんで、幻想酒をみんなに振る舞い、乾杯をする。
またいつきが生み出した、年代物の幻想酒に舌鼓を打ち、とろける様な感覚の中ハイエルフの国が世界会議に参加するのを全員で祝ったのだった。
自分たちこそが神の後継者として世界に君臨していると疑わない種族、あらゆる魔術に精通しており、魔術においては他の追随を許さず、だからこそ最先端の治療魔術や呪いの解呪には自信があり、また唯一無二という自負、自信もある国。
そんな神に匹敵するハイエルフにも不幸は訪れた。
次期女王、第一王女が凶悪な呪いにより、王宮から出られなくなった事だ。
同時期に龍王国から王女が呪いにかかったと聞き、回復、解呪に特化した聖女、聖人といわれるレベルのハイエルフを派遣するも改善することはなく、同じ呪いをかけられたと思われる第一王女も日に日に醜悪に、凶悪に呪いにより体は侵されていった。
まさか神に近いと喧伝している自分たちの姫も龍族の姫と同じ呪いにかかっているなどと口にする事もできず。
第一王女の呪いは秘匿された。
殺してとさえ懇願する娘、だがこの呪いは首を跳ね飛ばしたくらいでは死ねない邪悪な呪い、人間がこんなにも獣じみた悲鳴を上げる事ができるのかと思わせる程、体の芯から震わせる激痛への懇願と助けてほしいと叫ぶ娘の声に、王宮に住む人間の精神は狂いそうになりそうな程だった。
そんな中龍族の王女を人族の神の、食の使徒なる者が姫を解呪し救ったと各国に大々的に表明された。
いかなる魔術も効かなかった、あの呪いを解呪した?本当に?その情報にハイエルフの女王はもう自分たちのメンツなどどうでもよく、食の使徒に助けを求める事を決定した。
あの自分たちからは絶対に動かないはずのハイエルフ女王が、今日娘を連れリンネ堂にくる。
車いすに乗せられ、店に入る第一王女の体は皮膚は焼けただれ、体の一部一部が腐り果てていた。
だがハイエルフの治療もあり、ニアよりは全然良い状態と言っていいだろうといったところだが、苦しみは絶大だろうと思った。
誰よりも自分たちが上と言って疑わなかった、そのハイエルフのトップである女王が。
「今日は、よろしく頼む」
と店内を見渡し頭を下げた。これは異例も異例、天変地異でもおこるかもしれないとセバスもリリアも逆に震えたと言う。
車いすの娘は涙を流し、今にも痛みに耐え、たすけてと言うのが精いっぱいだった。
そんな二人に最初に出す料理は、スープ、丹念に卵白で灰汁を取り除いたダブルコンソメのスープである。
黄金鳥が栄養を黄金に作り替える前の栄養たっぷりの鳥のエキスを野菜と一緒に丹念に煮た、魔道具を使いベストもベスト、うま味の最長天を目指した極上のスープである。
「黄金鳥のダブルコンソメスープになります」
匂いが、体が痛みできしむ中、匂いが飲めと本能を刺激した。
給仕されながらゆっくりと、そのスープを飲む。
すると痛みが嘘の様に消えていく。
そして口の中に広がる圧倒的濃厚な鳥のうま味、そして野菜たちの味、未知なる濃厚な味わいに痛みが消え体が歓喜で震え上がった。
「お・・美味しい!なんて!なんて美味しいスープなの!?」
「これは!?こんなことが!?人間がこれほどのスープを!?」
娘は痛みから解放され喜び、女王はあまりの美味しさに涙が自然と流れた。
「痛みが消える、あたたかい・・・・美味しい、もっと!もっと頂戴!」
「ああ、娘の皮膚や顔色が良くなっていく!話は本当だった!それにこの味!まさに神がかっている!」
スープが終ると、次は黄銅芋を極細に切り、油で揚げ、真ん中に極楽鳥の卵で作ったタルタルソースを万遍にかけた逸品。
「自分で、自分で食べるわ!ふわぁサクサクのパリパリに合う、このソース!とろけるように混ざり合っていく!!」
「もう自分で動けるのか!?」
「ええ!体がどんどん元気になっていく!」
「私もいただこう、これは食感が快感へと変わっていく、濃厚なソースもいい!知らない味だ!」
あっという間に食べきると、メインが出される。
七色牛のフィレステーキにドードーのフォアグラを乗せ、白トリュフをこれでもかとかけた料理、いつきが考案するメインデッシュである。
「体の悪い所がどんどん再生、いや、生まれ変わったかのように神生されていく!お肉も柔らかい!フォアグラ?の濃厚さと白いキノコの濃厚な香りと味、どれもが際立っていてそして一つになっていく!!これが使徒様の料理!嬉しい!そして楽しい!美味しいとはこんなにも幸せな事だったのね!」
「脅威的なおいしさだ。まさに味の暴力と言っていい、脳が震え喜んでいる、私の体も神生され生まれ変わっていく!!!なんだこれは!?人が食べていいものなんのか!?まさに神が食べるべき食事!神食!ああ、素材に隠れがちだが、このブラウンソース!これが一つにまとめる役目をはたしているのか!?ソースだけでも美味い!」
王女の呪いは完全に打ち砕け、蛹から蝶に変わるように神秘的なハイエルフの美しさを神々的に放ち始めた。
女王の美しさも神がかり始め、体の不調が一切取り払われていく。
「なんて気持ちいいの!暖かさに生命にあふれていく」
「そうだ。私も忘れていた。俗世にまみれ我が種族こそ一番だと、そう世界に宣言した時から私は汚れ穢れていったのかもしれない。今私たちは新たな門出に立たされている」
そしてデザートへ、カダイフという衣をシロップに漬け込み、中にはフルーツのソースをいれ包み油で揚げたトルコのケーキ、カダイフタトゥルス、天使の髪とも言われるカダイフはそれは食感が儚く、一口食べれば誰もが虜になるという。
「なぁに!?このデザート!儚い中にしっとりのスポンジ、フルーツとナッツ!ああ・・・・生まれてきてよかった・・・・痛みに耐え続けたのはこの料理に出会う為だったのかもしれない・・・」
「驚愕の連続だったが、最後にまだ驚かせるか!神の料理人とはいったい何者なんだ!?ああ!ああ!儚い!儚い中にしっとりと果物とナッツの味が際立つ!頼むセバスよ!神の料理人と話しをさせてくれ!!!この通りだ!お願い申し上げる!」
あの気高いハイエルフが懇願するように何度も頭を下げる。
そうして俺は呼ばれた。
「いかがでしたか、今日の料理は」
「ああ!使徒様!使徒様のおかげで呪いが解け、健康な体が蘇りました!そしてなんといっても素晴らしかった料理達!使徒様の料理を食べ!私はまた神に触れたかのような、ご加護をいただいたような気がします!感謝を・・・・」
「私も娘と同じ気持ちです。いつしか私たちは傲慢になりすぎた。穢れが取り払われたような気分です。そして娘を治癒してくださいまして、ありがとうございます。使徒様」
「いえ、自分は今できる中で最高のおもてしをしただけです。お口に合ったのならよかった」
「なんと謙虚な、あれこそはまさに神の晩餐、最高の料理達でした!」
「なにもかもがビックリ箱のようで、とても素晴らしかったです。遅ればせながらもハイエルフの国も世界会議に参加させてください」
「これは嬉しいですね。ハイエルフの国が世界会議に参加していたたければ、またいろんな国を救える事でしょう。ありがとうございます」
「いつき様、ハイエルフの国が世界会議に参加する事をシルフィ様にお伝えして、いつき様の幻想酒で乾杯してはいかかですか?」
「それはいい」
裏にいたシルフィやスタッフ達もよんで、幻想酒をみんなに振る舞い、乾杯をする。
またいつきが生み出した、年代物の幻想酒に舌鼓を打ち、とろける様な感覚の中ハイエルフの国が世界会議に参加するのを全員で祝ったのだった。
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